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痴漢の取り締まりはどうするのが正解?


ネット上では痴漢冤罪の警察検察への批判がよく見られます。
しかし具体的で現実的な改善案はほとんど見られません。

痴漢に限ったことではないのですが、
どのようにすれば犯罪を取り締まりつつ冤罪を防げると思いますか?


いろいろ調べてみましたが、
痴漢について勘違いしてる方が多いみたいなので先に補足しておきます。

「捕まったら有罪率ほぼ100%」
→起訴された場合は有罪率ほぼ100%ですが、
そもそも痴漢で捕まった場合は起訴される確率が非常に低いです。
亜細亜大学の集団痴漢事件では、私服警官による現行犯逮捕だったにもかかわらず不起訴処分という判断が下されたほどです。
起訴されている人は非常に悪質な事例か、過去に痴漢で捕まったことのある人が多いようです。

「証拠も無く被害者の証言だけで有罪になる」
→証言も証拠の一つですし、繊維付着など物証が出ることも多いです。
また、どの位置をどのように触られたかという証言から被告の身長・手の長さを測って触り方に矛盾が無いかなどの検証も行われていました。
いくつか判決要旨を見てみましたが、証言だけで有罪になった例は見つかりませんでした。


個人的には、冤罪を完全に防ぐ方法は「犯罪を取り締まらないこと」しかないと思います。
しかしそんな世の中は誰も望んでいませんよね。

現実的な改善案を教えてください。

A 回答 (6件)

犯罪をゼロにする事が出来ないから法があるとすれば、痴漢も万引もゼロには出来ないでしょう。


女性専用車と男性専用車に分離し、男女ともに乗れる車両に乗車する時には痴漢被害やえん罪被害にあうかも知れない事に対する認識をして貰うという感じでしょうかね。

それとも、男性は手に、女性はおしりにRF IDでも埋め込んで近接ログでも取るとか。

それよりは教育ではないでしょうか。
何が正しく何が間違っているのかを教える事。
現状では教員によるセクハラや痴漢が多いですから、反面教師にしかなり得ませんが。
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この回答へのお礼

こちらも警察検察ではなく鉄道会社への改善案ですね。

性欲は人間の本能なので教育だけではなかなか難しそうな気もしますね。
生活習慣病について教えてもつい食べ過ぎちゃったり、
遅刻はダメだと言ってもつい二度寝してしまったり。

分離して被害を認識して貰うというのは理想的な案だと思います。
特にその「認識」というのは現状でも結構大事な要素ですね。

お礼日時:2010/06/27 16:30

>いろいろ調べてみましたが、


痴漢について勘違いしてる方が多いみたいなので先に補足しておきます。

に少し補足しておきます。

>→起訴された場合は有罪率ほぼ100%ですが、(中略)起訴されている人は非常に悪質な事例か、過去に痴漢で捕まったことのある人が多いようです。

痴漢冤罪から見ると問題なのは「俺は絶対やっていない!!」と否定すればするほど、悪質な事例、として起訴される可能性が高くなることです。また拘留期間も長くなります。もし罪を認めて謝罪すると、被害者が告訴を取り下げたりして、不起訴の可能性が高くなりますし、示談が済んでいればなおのことでしょう。
冤罪という観点から見れば、否定すればするほど悪循環にはまるのです。

→証言も証拠の一つですし、繊維付着など物証が出ることも多いです。(中略)いくつか判決要旨を見てみましたが、証言だけで有罪になった例は見つかりませんでした。
「僕はやっていない」という映画をごらんになったでしょうか、あの映画のひとつのモデルとなった事例に、被告弁護側が行った身長差や立ち位置から、犯行は不可能という証明をしたものがありますが、これは受け入れられませんでした。
またこのときは、乗っていた電車に特徴があったのですが、その電車を特定したのも被告弁護側であり、警察・検察は「そのような特徴をもった車両はない」ということでした。(この特徴により被告の立ち居地、とくにつり革の位置が変わるため、とても重要な証拠でした)
このようなことを考えれば、まず証言(それも被害者のみですね)があり、有罪が推定されている、こと自体が冤罪の温床といえます。
刑事裁判は推定無罪の原則のはずですが、まったくいっていいほど機能していないことに注意が必要です。

と前置きが長くなりましたが、改善策を提案します。
・「逮捕」を明確にすること
冤罪も本当の犯罪でも、逮捕がどの時点で行われいるかが明確ではありません。被害者が腕をつかんだときなのか、駅員が逃げられないように事務室に入れた時点なのか、警察が引き取った時点なのか、です。これを明確にすることで、警察の行う捜査も明確にならざるをえず、現在よりは犯行の成立が明確になると思います。

・否定する場合は、逮捕拘留しないこと
私人逮捕は現行犯でなくてはなりません。ところがそれがあやふやなのが原状ですから、冤罪を防ぐためには、自分の身分を明かしたものは、一度開放することが必要です。
住所などが分かっていれば、後で容疑が固まり次第逮捕できるのですから不都合はありません。

このように、冤罪の側から見た解決策を書きました。これを行ったうえで、不都合があれば監視カメラを入れるなり、すればよいでしょう。

一人の犯罪者をのがすことより、一人の冤罪者をだすほうが社会的な被害は大きいのです。

この回答への補足

>冤罪という観点から見れば、否定すればするほど悪循環にはまるのです。

それは起訴猶予という制度がある以上、仕方のないことだと思います。
証拠が集まらないようなら嫌疑不十分での不起訴も多いですからね。


>「僕はやっていない」という映画をごらんになったでしょうか、

「それでもボクはやってない」ですよね。
観ましたが、あの映画に対してはちょっと私は否定的な意見です。

あれはスーツがドアに挟まってモゾモゾと怪しい動きをしていたなど相当に怪しい証拠がありましたよね。
あのように偶然が重なった事例にまで疑うべきではないというのであれば、犯罪の取り締まりは不可能だと思います。


それと、ネット上では非常に多いのですが「推定無罪」の意味を勘違いしておられるようです。

推定無罪は裁判官の自由心証主義に対するものであって、
「検察は有罪を想定してはいけない」というものではありません。

というか、そんな原則だったら事件なんか何一つ起訴出来ませんよね。
有罪になると思うから起訴するわけで、無罪になると思うのならすべて嫌疑不十分です。

検察には「有罪にする権利」はありませんから
あくまでも逮捕や取り調べを行い、出来る限りの証拠を司法へ提出するだけです。
もちろん「容疑者」という名前の通り、疑いの余地があるという判断のもと司法へ送るのです。

そして「裁判官が」推定無罪の原則に従い、
証拠だけを見て客観的に見て判断を下すのです。


>・「逮捕」を明確にすること
痴漢の場合は多くが私人の現行犯逮捕ですし、
どう考えても最初に捕まえた時点で逮捕ですが・・・?
それと犯行の成立が関係するとは思えませんが、どういうことでしょうか?

>・否定する場合は、逮捕拘留しないこと
たしかに痴漢は長期拘留の必要性は薄いですよね。
それについては同意見です。

ただ、それより「マスコミが実名報道しないこと」が最も優先されるべきことだと思います。
1日だけの拘留でも風評被害があまりにも大きすぎますよね。

本来、法律上は有罪が確定されるまでは犯罪者ではありません。
逮捕されても起訴されてもまだ犯罪者かどうかはわからないのです。
なのに、逮捕された時点で報道され、周りも犯罪者の目で見ることがおかしいのです。


>一人の犯罪者をのがすことより、一人の冤罪者をだすほうが社会的な被害は大きいのです。

それは現実論を無視した話ですよね。
一人も冤罪を出さない方法は「犯罪を取り締まらないこと」しかありません。
しかしそんな世の中は誰も望んでいませんし、
もしそんなことになればどれだけ犯罪だらけの世の中になるか想像出来るでしょう。

補足日時:2010/06/28 20:38
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ちょっと変則的な回答になりますが、会社や学校の開始時間を極端にずらせばいいのではと思います。

9時、16時、23時 に始まる会社に分かれれば朝のラッシュは1/3ですし。
ここまで密集してしまった東京では、朝起きて夜ねる生活だけでは、交通だけでなく様々な社会インフラが耐えられない気がします。
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この回答へのお礼

なるほど、間接的ですが意外と効果はありそうですね。

会社の場合は会社間の取引など都合があるので難しいと思いますが、
学校はほとんどその必要が無いですからある程度時間をずらすのは容易だと思います。
しかも学生こそ痴漢されてる割合はかなり大きそうですしね。

やはり混雑緩和が根本的な解決としては有効ですよね。

お礼日時:2010/06/28 12:45

主要先進国で電車痴漢という変態がいるのは日本だけです。

あのような電車がすし詰め状態になるのがあたり前と思い込んでいるのが日本人だけだからです。要するに日本の交通事情が異常なのです。
これは都市計画の失敗の一角であり、スタンフォード監獄実験の如くの事柄とも言えるでしょう。

この回答への補足

たしかにあの混雑は異常ですよね。
日本のようにあんなに網の目のように路線があって、
そのすべてが同じように満員電車になっているというのは発展途上国含めても無いと思います。

一極集中のほうが利便性など経済的に有利なのはわかりますが、
インターネットの普及で必ずしもそうじゃない企業も増えていますから、
もっと地方への企業誘致など政策を実施して欲しいですね。

補足日時:2010/06/28 06:29
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この回答へのお礼

間違えて補足に文章書いてしまいました。

お礼日時:2010/06/28 07:35

 痴漢に限らず、捜査技術特に鑑識技術の進歩でしょうね。


 
 最近だと被害女性の衣類からの繊維片、体液のDNA鑑定が用いられたりしていますが、例えば衣類に付着した指紋の検出技術。こんなのが完成されたら有罪なら逃げようがありません。
 警察はこれに捜査官の取調べ時の供述内容の矛盾や変遷から有罪、無罪を見分ける。痴漢が多発する時間帯や車両に捜査員を配置するといった手法を用いようとしています。
 最近だと車両内に防犯ビデオを仕掛けるといったことも行われていますが、加えるなら、画像解析技術を高めて、痴漢だと疑える人間の自動識別なんて技術が開発できるかもしれませんよ。ベテランの捜査官なら痴漢をしようとしている人間を見分けられるようですから、コンピュータにできないはずはありません。
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この回答へのお礼

科学技術の進歩も大事ですね。

防犯カメラなんかは実際に取り付けてなくても
「あるかもしれない」と思わせるだけでもの凄く効果が大きそうな気がします。

犯罪抑止の効果はもちろん、容疑者への取り調べでも
「防犯カメラに写ってるかもしれない」と思うでしょうから、
やった人は認めやすくなるし、やってない人は安心して否定出来ますよね。

なんでもっと早く導入しなかったんだろうって感じです。


それにしてもみなさん、まともな回答ばかりで驚いています。
もっと感情的な冤罪擁護・検察批判の回答がたくさんつくかと思ってました。

お礼日時:2010/06/27 19:59

単純に痴漢だけにかぎれば、混雑を緩和して人の目が行き届くようにすれば起きないでしょう。


密着しなければならないほど混雑すると死角ができることで間がさすこともあるでしょうし、ストレスから無用な不快感を得ることでお互いに疑念も生まれるし、トラブルになります。まぁ、混雑することもまれな田舎者の意見となりますが、死角で犯罪が起きるのはどこでも同じですから、これを改善するのが一番だと思います。
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この回答へのお礼

なるほど、たしかに根本的な改善案はそうですよね。
しかし鉄道会社の問題であり、物理的に可能なのかという問題がありますが・・・
あの混雑はいろんな意味でなんとかして欲しいですね。

お礼日時:2010/06/27 15:38

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