
天安事故は不注意から 浅瀬接触右スクリュー変形 後続艦との小衝突 航行再開 潜水艦との衝突沈没
天安事故についての検討結果を阿修羅サイトに投稿していますので参照して下さい。
http://www.asyura2.com/10/warb5/msg/296.html
操舵手の不注意運転から始った偶発事故だと考えられます。
皆様にもご検討頂き、問題点等があればご指摘お願いします。
A 回答 (38件中21~30件)
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No.18
- 回答日時:
ご丁寧なお返事をいただきありがとうございます。
時間がかなり空いたので、もしかしてもう飽きられたのかと心配しましたが安心しました。
さっそくにもこちらも反応を示したいのですが、すぐには諸事情で出来ませんので、数日お待ちください。
またこの件では相当長くお付き合いいただけそうですので、一つお願いをしたいと思います。
できれば返事の中に他のサイトの引用はなるべきお避けください。長いだけの文章は読むにも辛く、出来ればあなたご自身が簡潔かつ分かりやすくまとめていただければ、時間の節約にもなるかと思います。
勝手なお願いですがなにとぞよろしくお願いいたします。では暫くお待たせいたしますが、お許しください。
No.17
- 回答日時:
<すみません。
挿入ミスです。これは#16と#15の間に入るべきものですのです。>>ネット上の資料を検討評価していけばかなりの事がわかるようです。今回の事件は北朝鮮の魚雷攻撃では無いと考えています。
私はネットや雑誌、それに他の諸々のメディア記事を総合すると、どうしても北朝鮮による魚雷攻撃しか頭に浮かびません。お互い入手できるニュースや資料に限りがあり、なおかつ横並びなのは前に書いた通りですので、これはもう互いの信念の違いでしかないのですから、しかたのないことでしょうね。
>但し憶測や嘘の記事や解説等も多いようです(中略)詳しく或いは専門家により検討すれば問題が多い意見もあるようです。(その中の一つとして自分の潜水艦との衝突沈没説も入りそうに思えてきました)
「その中のひとつとして自分の潜水艦沈没説も入りそうに思える」とはどういうことでしょうか?それまではそれほどの確信があってのことではなかったということなのでしょうか。
論調があまりにも安易に変わり過ぎではないでしょうか。操舵手の不注意と僚艦との衝突や潜水艦との衝突と、たしかに一貫した論調のような印象は受けますが、その都度その都度に都合によって論旨の重点を移し変えるのはちょっとばかり虫がよすぎはしないでしょうか。
>トンキン湾事件、イラク大量破壊兵器事件、911事件等の経過を考えれば(中略)日本は日本なりに検討した上で賛成反対の意見を持ち対応する事が必要だと考えています。
たしかに米国はこれまでにいくつかの政治的な謀略を仕掛けたことは事実でしょう。しかし911は別にしても(謀略説はあまりにも漫画過ぎます。マイケル・ムーアのような金儲けのためのご都合ドキュメンタリーに、多くの人は毒され過ぎています)、ベトナムやイラクに関しての総括的な研究資料はすでにこの世に多数出ています。
たしかに日本においては真珠湾奇襲に端を発するアメリカ謀略国家説は非常に大衆の興味をそそりますが、一つだけ心しておくべきことは、日本へ入ってくる関連書物や資料のほとんどは日本の出版社やメディア側が都合よく取捨選択しているということです。つまりまともな研究資料は売れず面白おかしい謀略説のような本が売れるとなれば、日本に入ってくる関連書物がどのようなベクトルを持って持ち込まれるかが自明ではないでしょうか。
日本は日本なりに検討すべきといわれますが、一体何を検討するのでしょうか。今の日本に他国で起きた危機管理上の問題にコミットできるだけの能力と分析力、果ては政治力が備わっていると思われますか?今回の事件で日本が出てくる幕は一幕もありません。
>天安スクリュー変形と舵の変形無しの理由
(鋭いKITAIKKIさんですから、結論はご存知の上での質問とは思われるのですが)
お褒め頂いて恐縮ですが、プロペラスクリューと舵の変形のあるなしの問題についてあなたを論破できるだけの持論を展開したいところですが、潜水艦衝突説が可変ピッチのプロペラスクリューのところと、バブルパルスの爆縮時の状況(威力といってもいいのですが)を説明できる資料が入手できず煮詰まっています。したがって残念ながら結論はまだ私は持ち合わせてはいません。
ですから断定的ともいえるあなたに、もう少し持論を合理的に納得できる説明を期待するわけです。ただこの件が今回の沈没原因に大きなファクターを占めているとは考えていないことだけは、今の時点でもはっきりといえます。
>資料A:2:00あたりを見れば(中略)舵は水中に残り変形しないと考えられます。
あまりにも都合の良すぎる解釈でまったく同意できません。あなたの主張を読むと座礁地点はまるで、「チョナン」のスクリュウープロペラだけを狙い撃ちするためにだけにしつらえられた浅瀬だったように思えます。荒唐無稽な解釈としかいいようがありません。ボス部の下限位置と舵の下限位置が同位置にあるという説明は、この荒唐無稽な説の補完にすらなっていません。
念を押すようで恐縮ですが、問題の核心は「チョナン」が一瞬で船体を切断され、後部船体に取り残された47人の乗組員たちがそのまま艦とともに運命を共にせざるを得なかった、その原因となった「衝撃」が何であったかに尽きます。生存した乗組員たちの証言は一貫していて、「衝撃」の後「一瞬」にして船体が切断されたといっているのです。この証言の重みを無視してはならないと思います。
この回答への補足
>しかし911は別にしても(謀略説はあまりにも漫画過ぎます...)
今回の事件には直接関係無いのですが、やはり問題なので以下に911事件に関して記します。
本当に一般にパンケーキ破壊理論と呼ばれている公式報告書の破壊現象の説明(或いはその解説記事)やそれに対する反論を読まれて少しは検討された上でも漫画だと考えられているのでしょうか?
考えをお聞かせ下さい。
もう一度阿修羅の文章を参照下さい。
>>>>
WTCの倒壊原因報告書のように、厚みはあるが物理的には有り得ない報告書が作成されたのでしょうか?
"911 WTC パンケーキ破壊理論" ジェット旅客機突入階のフロアの鋼材が熱で保持力を無くし、下の階に落ち、その衝撃で二つの階のフロアが一緒になって次の階に落ち、次々と殆どボールの自由落下速度で全階の破壊に至った。
途中何故かビルの鋼材は周り150m程に飛散り、コンクリートは粉々に粉砕されて飛散り、...
>>>>
次のようなサイトを参照下さい。
公式報告は不都合な事実は無いものとして無視した、適当な捏造報告にしか過ぎない事が分ると思います。
パイロットも高速で旋回しながらターゲットに正確にぶっつける事はベテランでも難しいと言っています。シミュレータで訓練しただけであのような運転をすることは全く不可能ではないかとのことです。
9/11: Total Proof That Bombs Were Planted In The Buildings!
消防士等多数の人が複数回にわたる爆発音、衝撃を証言しています。
http://www.youtube.com/watch?v=_6KRJ4x82L0
molten metal 3:30 WTC1,2,7の崩壊跡には長期に渡り放水したにも関わらず溶けた鉄鋼が見られた。衛星からも高温の部分が判明しています。
これはジェット機の燃料燃焼では絶対に説明出来ないものです。
http://911blogger.com/news/2010-05-15/george-w-b …
ハイジャック発生を知らされても授業参観のため小学校に行き、教室でWTC突入を囁かれても一言も発さずに小学生の朗読を聞き続けるブッシュ大統領
http://wtc.nist.gov/NCSTAR1/ 911公式サイト
Reports of the Federal Building and Fire
Investigation of the World Trade Center Disaster
http://okwave.jp/qa/q3147813.html
911同時多発テロでワールド・トレード・センターは何故自由落下に近い速度で崩壊したのですか?
http://www.asyura2.com/09/warb2/msg/530.html
週刊朝日の記事「WTCビルは爆破解体された」が週刊誌スクープ大賞に選ばれる!
WTC爆破解体レビュー
1 吹き飛ばされた巨大な「壁」【倒壊2日後の写真より】
2 爆破によって転倒し始めた第2ビル上層階
3 爆破で中空に消え去ったWTC第2ビル上層階
4 爆風の噴出(squibs)とNISTの虚説「空気ポンプ」
5 断末魔の告発:崩壊後も立ち続けたコア鉄柱群
6 『微粒子の雲』を作った巨大エネルギー
7 解体の鍵を握るWTC地下基礎部分の全面破壊
http://asyura2.com/0610/bd46/msg/632.html
8:最終回 垂直崩壊させられた《人間の思考能力》
http://nvc.halsnet.com/jhattori/green-net/911ter …
http://nvc.halsnet.com/jhattori/green-net/911ter …
WTCを破壊した高性能爆発物 (米軍関係者しか扱っていない最新高性能爆発物)
http://doujibar.ganriki.net/00menu.html
見ればわかる9・11研究
http://www.ae911truth.org/
建築関係専門家
http://pilotsfor911truth.org/
航空パイロット
http://911blogger.com/
http://www.911Truth.org/
http://www.Physics911.net/
http://www.911review.com/
http://zero.9-11.jp/
No.16
- 回答日時:
今回の事件(事故)の初動ではたしかに韓国政府と軍の参謀本部のドタバタぶりは目に余るものがありましたし、隠蔽工作を行っていると勘ぐられても仕方のないような言動もあったと思います。
ある意味このような不始末から韓国国内に巣食う親北朝鮮市民グループなどにつけいれられ、ネット上の跳梁跋扈を許してしまったのではないかと考えます。しかし時間が経ち新たな情報が入ってくるにつれ徐々に事実が明らかになり、かつ修正さていています。
このような事態における初期の混乱はどこの国においても同じようなもので、その後は他国との合同調査においてほぼ国際的にも承認されるだけの事故調査報告が出されていると理解しています。
あとは肝心の北朝鮮が犯行声明のようなものでも出してくれれば、一件落着とはいきませんがそれなりの事態の終息へ向かうでしょうが、それはないものねだりというものでしょう。
しかし北朝鮮の言動が今回に限ってあまりにも抑制的なのが不思議に感じます。本当に濡れ衣なら間違いなく北朝鮮は国際社会において、相当な規模の反米反韓国キャンペーンを展開してもおかしくないほどです。なんといっても北朝鮮が国際的に同情される事態など滅多には無いですからね。
なんといっても敵対する国が気に食わない言動をしただけで、その国々の「都市を火の海にしてやる」などと、国際政治の舞台のど真ん中で公言するのですから。そんな国です、やってもいないことをやったと非難されたなら、この好機を逃さずどのような言い掛かりでも吹っかけてきて、国家としての精神的被害と国際的信用失墜の賠償金として、穀物300万トン、重油200万トンの支払いを求める、なんてことになってもおかしくはない状況です。しかし現実的には引きこもりといってもよい今の北朝鮮は、思いがけず動かぬ証拠を握られて思考停止に陥っている感さえあります。
とはいえ状況証拠的なものばかりであれこれ言うのもなんですので、今回はまじめにあなたの論点に対しての出来うる限り詳細な反論なり、意見を述べさせてもらいます。かなり長くなりましたがお許しを。
回答は5部に亘っていますので上から順にお読みください。
>信頼出来る一次資料を全く出さない韓国は(中略)大規模な軍事演習を中国や北朝鮮の近くで行おうとしたり危機感を煽るのに熱心です。
北朝鮮に対してあなたがどのようなスタンスでいるかどうかは興味ありませんが、ちょっとばかり北朝鮮濡れ衣説といった方向の固定観念が強すぎるような気がします。信頼できる一次資料と言われますが、この「一次」はたぶん「第一級の資料」という意味合いで理解すればいいのでしょうか。もしそうでなければ、「一次」があるのなら「二次」「三次」と続くにつれ、その資料の価値は高くかつ詳細になっていくのではないかと思われます。
どのような事柄であれ「一次資料」だけで物事を分析・判断・解明するのは危険です。「一次」はあくまでも初動におけるとりあえず的な資料であって、決定的な資料ではないのですから。次に続く「二次」「三次」を手に入れてこそ、正確な分析や判断が行えるものです。
ともあれ今回発見された北朝鮮製魚雷の残骸が韓国側にしてみれば、あなたのいわれる「一次(第一級)資料」でしょう。これだけの部品が爆発の衝撃にも残っていることが不自然だという意見もどこかで見ましたが、これは爆発のメカニズムを知らない方の発言でしょう。
現在イスラム圏の国々で起こっている自爆事件は、不思議なことに自爆した人物の身元はすぐに分かります。それは身体に巻いた爆発物は、自爆者の頭部や四肢はなかなか破損できないからです。これだけでもう今回の発見物が不自然ではないという説明になるかと思います。
もっともこれを信じるか信じないかはあなたの自由ですが、ではあなたがいわれる「一次資料」は何でしょうか?北朝鮮軍部あるいは政治指導部の攻撃命令書のような書類か、または攻撃を実際に行った者の証言なのでしょうか。
米韓軍事演習にしてもそれが北朝鮮を刺激すると危惧されていますが、これまでの北朝鮮の軍事的政治的恫喝や示威行動、あるいは実際的な行動などを見れば、いったいどちらが戦争への危機感を煽っているのかがわかります。「血の盟友」といわれる中国にしても、今回の米韓合同軍事演習に対してかなりの不快感を持っていると伝えられましたが、中国が先日行った建国60周年記念軍事パレードはご覧になりましたか?
多数の長中短距離核弾道ミサイルにはじまり、これでもかといういうほどの地上兵器や空軍兵力などは、現在のアジアにとって国防上の必要性以上の脅威と疑念を抱かせます。たとえ日米韓政府が彼らに戦争への危機感を伝えても、彼らはきっと鼻で笑うだけでしょう。
No.15
- 回答日時:
>またスクリュー下端と舵下端が同一水平位置にあり同時に砂に突っ込んだとしても、舵は変形無し、スクリューのみ変形する場合が多いと考えられます。
「チョナン」は舵支材の無い一体式の吊り下げ式で、内部甲板で舵軸を固定しているだけのように見受けます。もちろん強度は十分にあるはずですが、まさかバターをナイフで切るように砂洲を切り裂いていくような、そのような芸当が出来る根拠がみあたりません。
それに前にも書きましたが、そのような柔らかい砂で出来た砂洲のような浅瀬が、あの海流が早く干満の差が激しい海域に存在する根拠も見当たりません。さらにそのような変形の場合が多いということは、これまでに実例があったことを示すものと理解します。ではその実例を是非ご教授ください。
>舵は先端のエッジ状の部分で砂を押分けていきますが、前方から見た面積は狭く砂から受ける抵抗は小さく、それを広い面積の舵で受けて船体に伝え、単位面積当りの応力は小さく曲り難い方向に加わります。
一方スクリューはスクリュー表面全体で砂を後に押しやると共に(中略)以上は直進状態で考えましたが、旋回操作中であっても舵の方が変形を受けにくいのは変りないと思われます。
スクリュープロペラに関してのあなたの論旨は私にとって一番悩ましいところでして、しかもあまりにも論旨が混沌としていてどこにその主旨があるのかがなかなか理解できません。もちろん書き手であるあなた自身は理路整然とした思考法プラス引用で書かれていることは間違いないのでしょう。
しかしどうしても理解できないのです。私なりに突っ込みどこが満載なのですが、幸にして他の回答者さんたちがその私の気持ちを代弁してくださっていますいので、そちらへのあなたの反論なり持論の展開を期待します。
>座礁した場所。座礁したとは考えていません。浅瀬との接触によりスクリュー変形を起した場所と沈没した場所はかなり離れていると考えています。
あなたの説を読む限りは、私は立派な座礁と考えます。しかしそこはとんでもない浅瀬だらけの海域なんですね。前にも書きましたが一度も行ったことのない海域ならいざ知らず、365日ルーティーンを続けている海域でいまさら浅瀬がどこにあるかわからなかったなどということがあるでしょうか?ということは当該海域の海図が韓国海軍には整備されていないということなのでしょうか。
軍事的常識から見ても当該海域のような、国防上重要な一帯の詳細な海図が無いことが信じられません。それでも今回のような事件(事故が)起こるというのなら、その浅瀬は日々刻々とその位置を変えているとでも考えるしかないのでしょうか。
さらに後続の僚艦が後方から、それもあろうことか後部ではなく右舷側に衝突するなどという、信じられないような事故を起こすのでしょうか?いったい衝突防止装置は?航行レーダーは?
第一その海域は自由な操艦さえままならない複雑で危険な海域(という主旨のことをあなたが他稿で書かれていたように思います。間違っていたらお許しください)で、そんなある意味芸術的な操艦でもしない限り不可能な衝突ができるのでしょうか。
>隠蔽。小さな会社ですと隠蔽は困難でしょう。しかし国が絡んだ隠蔽の場合、家族や職を、一生を刑務所で暮らし或いは命を賭けて迄真実を明らかにする事を関係者に期待するのは無理ではないでしょうか。
北朝鮮や中国ではあるまいし、今回の事件で真実を話せば一生を刑務所で暮らすことになるという発想自体が特異すぎます。ある意味この部分があなたの人となりを、多少でも理解させる部分なのかなとは思えばなかなか興味深いものがあります。
>ケネディ大統領の事件の例もありますし、イラク大量破壊兵器事件のように最近になって当事者からもやっと真実が語られるようになった事件もあります。
国が絡んだ隠蔽事件でも時間が経てば好きなだけ発言が出来るのでしょうか?矛盾しています。ケネディ暗殺事件の真相云々はまだ解明されてはいませんが、実際にいろいろな証言で世界を騒がせてはいますし、イラク戦争にしてもその開戦理由の大きな一つになった大量破壊兵器疑惑に関しての顛末は前述したとおり、真実が明るみに出てきています。というよりイラク戦争に関しての大量破壊兵器疑惑は開戦前より米国内はもとより、国際的にもその疑惑はないとする意見が出ていたことは既成の事実です。
と
もあれあなたは少なくともアメリカでは政府の謀略などに関することで、真実を話す人間がいるということを認知されているということだと理解します。ではその人間たちは今刑務所に収監され、今後その一生を刑務所で過ごすことになっているのでしょうか?
>舵支材の無い一体式の吊り下げ式
専門家が舵とされているので、そうかもしれないなとお礼の中で舵と書きました。
阿修羅の#1コメント投稿で次の通り専門家に疑問な点を問合せていたのですが、やはりフィンなのですね。
01. ninoue 2010年7月08日 09:19:16
3 船尾についているのは単なる固定フィンのように見えますが、
フィンなのか、舵なのかどうか
>バターをナイフで切るように砂洲を切り裂いて
#10のお礼の中で次の通り書いていました。
<舵の下端と回転軸ボス部の下端が略同一水平位置になっています。従ってスクリューの略下半分が砂や砂礫に突っ込んでも、舵は水中に残り変形しないと考えられます。>
スクリューの下半分しか浅瀬には接触していないと考えています。
それ以降は仮定の話です。フィンとスクリューが同じ程度浅瀬に接触していたとしても、フィンの方が変形度合はずっと少なく、殆ど変形しないのではと書いたつもりでしたが、少し判り難かったでしょうか。
>浅瀬が、あの海流が早く干満の差が激しい海域に存在する根拠も見当たりません。
KITAIKKIさんは独特の考えをお持ちなのですね。
それでは海軍当局者は犠牲者の家族を前に真っ赤な嘘をついていたのでしょうか。
http://www.anatakara.com/petition/no-explosion-n …
爆発はなかった 魚雷もなかった
<最初の座礁―☆ 6.4メートル(平均水深) 4メートル(その時刻の水深)>
http://blogs.yahoo.co.jp/ureeruhiroshi/60917380. …
天安艦艦長「爆発後船が半破…後尾見えなかった」
<しかし事故直後の遺族達への説明会では座礁事故と説明されていました。
この乗組員達の証言が正しければ、韓国海軍は意図的に嘘をついたことになりますね。
おそらく何か隠したかったのでしょう。>
>スクリュー下端の変形
スクリュー下端は左右共押しつぶされたようになっていますが、これは船尾引上げ時点では下端の変形はなかった(RA-03)のが、引上げ後バージ上でスクリューで船尾重量の半分近くを支える形になった為の変形である事(RA-01)が、上記"爆発はなかった 魚雷もなかった"の写真から判明します。
>座礁の言葉の意味、使われ方
Wikipedia: 船舶が暗礁や浅瀬に乗り上げ、動けなくなることを指す
他の辞典でも"動けなくなる"との条件が入っています。
従って停止せずに連続して航行していった状態をさすのは"浅瀬に接触"が適していると考えられます。現場近くの海図が無い等と書いた覚えはありません。
>隠蔽議論
国家が絡んだ隠蔽工作があった場合の一般論を言っただけです。
今回の事件では真実を話しても弁護制度等が機能して(一生を)刑務所で暮らすことにはさすがにならないでしょう。乗組員は真実を話す事のメリットデメリットを考え、適切に対処される(当局の意向に沿った話をする)のではないでしょうか。(そこまで言ったら乗組員に失礼かもしれませんが)
イラク戦争に関して、民間の意見、国連査察団のイラク全土を自由に査察してよい、大量破壊兵器は見つかっていないし、あと少しで問題点の査察は終了するなどなどの意向を無視して最初からの計画通り戦争に突入していきました。
"最近になって当事者からも" と記しましたが、MI5元長官が裏幕を英国議会で公表したのが報道されています。次のように当局が戦争に突入する理由として取上げられていた疑惑報告の作成当事者の証言が得られたのが重要な点です。
Re:サダム・フセインは脅威ではなかった イギリス議会で証言(イギリス・ガーディアン紙)
http://www.asyura2.com/10/warb5/msg/380.html
Chilcot委員会とはイギリス議会イラク問題追及委員会の委員長の名前に因んだものです。
イラク戦争開戦前に議会で証言する勇気があれば、イラク戦争に或いは突入しなかったかも知れませんが、さすがにその勇気は無かったようです。
それに反して日本ではイラク戦争に賛成し資金援助したり、"Boots on the Ground"の呼びかけに応じて自衛隊を派遣したりしましたが、イギリス議会のようにその問題点の追及の動きはありません。Wikipedia 自衛隊イラク派遣等を参照下さい。
今回の天安事件についても、はっきりとした事実に基づく確信があれば良いのですが、疑惑だらけの中間報告をより所に、米国韓国と共に安保理制裁決議を積極的に進めている事に不安を抱いています。せめて議長声明に賛成票を投じる程度に留めておく程度で良かったのではないでしょうか。
No.14
- 回答日時:
>航行記録、TOD記録、ソナーでの魚雷検出信号の有無、北朝鮮艦艇の位置情報等の否定しようの無い一次情報を出されているのでしたら隠蔽等と言われる事は無いでしょう。
これがあなたのいわれる「一次情報」なのですね。しかし何でもかんでも出せというのは暴論です。どこの世界の軍隊でも一般から見れば大した価値の無いものでも、その組織にすれば守り通したい物があるものです。今回の事件で犠牲になった艦船は、日本でも多少の専門知識があるものでしたらその大概の性能は入手できるものです。しかしだからといって軍自体がその情報を流出することは軍事常識的にはありえない話しです。
我々が現在入手できるその手の軍事情報は韓国側にしてみれば今までに私たちが知りえた情報のみで、十分北朝鮮の犯行に結び付けられると踏んだからと理解するべきです。自国の海軍の航行記録は意外とプライオリティの高い軍事機密なのです。航行記録など自国の軍艦の性能や日ごろの行動が明らかになる資料など、たとえそれが実際には取るに足りないものであったとしても、一般に公示することなどまずありえない話しです。
これに類する話といえば先の「あたご」事故が思い浮かびます。結局は軍事上の重要な機密ということではないからと、最終的には「あたご」に関するいくつかの記録等が海保の要求に沿って提出されましたが、それまでは海自は頑なに記録等の提出を拒んでいました。
一次一次とこだわられますが、どの情報がプライオリティの高い情報かは主観的なものであって、第三者が声高にいうのはたんなる思い込みの発露でしかないのではないでしょうか。
>スクリュー変形時の天安関係者の対応(中略)しかしdebukuroさんや皆様のご指摘により、大きな船では発生する振動も大きく気付かれるはずだとのご意見が本当と考えられ変更致します。
これに関してはあなたの見識を尊重します。
>前進中に浅瀬との接触が判明した時、運転担当者の判断は困難だったと考えられます。
そんなことはありません。わたしはこれまでに二度海上で鯨との接触を経験しています。幸いいずれも船体にほとんど損傷も無く、暫く海上で船を停止し損害を調べた後(これはどのような艦船であっても平時では常識です)そのまま航行を続けました。その程度の接触だったということです。それでもその衝撃というかショックは相当なもので、だれもがすぐに何かに衝突したと分かりました。
これがたとえあなたがいわれる軟弱極まりないとはいわれても、砂地のような堆積物への「接触」ならその時点で艦内に緊急あるいは非常事態のブザーが鳴り響いてもおかしくない事態のはずです。しかも当時のように午後10時近い時間は多くの乗組員が床についていた時間です。二本の足で立っているよりは横になって身体を休めているときの状態が、たとえ僅かな異常であっても感じるはずです。
当該地域は準戦闘海域です。近海ではこれまでに数次の海戦を行い双方に多大な損害を出しています。そのような区域を航行する艦船は、ちょっとした艦の変化であってもその反応は鋭いものであったはずですし、そうであるように訓練されています。
>左右スクリューがどの程度損傷しているか、川からの土砂や海流、潮の干満等で浅瀬の相対的な状態は変り海図をみても直ぐ近くの細かい事迄は分からない、
だからこそ世界の海軍や海事関係者たちは、日々刻々と変化する海の変化を測量し、更新し続けているのです。細かいことはわからないといわれますが、細かいところは分からないで済ます測量をする海軍が世界に存在することはありえません。潮の干潮や海流の変化があるから細かいことは分からない、なんてことをいっていたのでは船は一歩も港の外へは出て行けません。
まだ記憶に新しい中国水上艦隊や潜水艦の日本領海内の航行にしても、海図作りという戦略的にも極めて重要な任務のためだったということを思い出だしてください。古い海図を持って出港したために海底火山の山頂に衝突して甚大な被害を受けた米原潜の例をみれば、海図の更新がいかに重要かがわかります。
>船の速度は殆ど変らず前進中、全速逆転で停止指令等を掛けても直ぐには止まらず、全長の10-20倍程度は行き過ぎるとしたらどうでしょう(中略)スクリューの変形状態からも前進回転で前進航行中だった事は確かです。
小学校教師の飲酒運転の当て逃げでもあるまいし、このような行動をする海軍は三流国の海軍でもまずお目にかかることは出来ません。あまりにも論理に無理があります。
>一次資料を出せというのは暴論
ブリッジでの会話、本部との連絡会話、レーダー表示内容等迄公表せよと言うのでしたら暴論でしょう。
しかし速度、舵使用状況ともトップスピードや旋回能力の半分以下の状態であり、航行区域も韓国海軍が自由に使用可能な領域なのに何が軍事秘密でその後の作戦行動に重大な影響を与えるのでしょうか。
唯単に新聞記事に書きたいので程度の要求でしたら勝手な理由をつけて断っても良いでしょう。
しかし他国を国連制裁に掛け、経済制裁、銀行預金送金停止、場合によっては戦争にまで発展しかねないのに、時間位置速度方位情報等の最低限の航行情報さえ出そうとしないのは理由にならないと考えますがどうでしょうか。
逆に考えて仮定の話で申し訳ありませんが、北朝鮮の海域内で北朝鮮艦艇が魚雷攻撃を受け沈没した、韓国軍の艦艇はレーダーで確認出来なかったし、魚雷もソナーで確認できなかった、航行情報は軍事機密なので公開出来ないが、韓国軍の潜水艇の魚雷攻撃に違いない...と言ってきたとして、韓国としてはどのような態度を取られるのでしょうか。
自分は別に北朝鮮のシンパではなく、独裁体制や戦争の嫌いな普通の日本人のつもりです。
>運転担当者の判断は困難
現に浅瀬とスクリューが接触してガリガリ音や振動が伝わってきている状態での対応を考えています。ブザーは鳴り響いたでしょうね。
50cmでもいや20cmでも深い安全な方に進みたいが、海図は2m(5m,10m?)単位の等高線とぽつぽつと離れた点の水深が記してある程度で、現在の時刻と潮の干満を考えると実際の近くの水深はどの程度になるのか、2m以下の細かい浅瀬の変化状況はどうなっているのか、舵を切った時の船の傾き変化、エンジン停止->逆転:停止指令を掛けても1km程度は前進するし、それだったら前進のままで切り抜けた方が良いのではないか等と判断が困難だったと考えたのですが。
広い深い海の上で鯨と衝突した場合と状況は違うのではないでしょうか。
自分なりに考えたつもりですが、それでも "小学校教師の飲酒運転の当て逃げでもあるまいし" と言われるのでしょうか。
No.13
- 回答日時:
>右スクリューの変形が大きい理由
浅瀬が右上がりに傾いていた場合と、進路変更中の船の傾き(左舵で遠心力により右に傾いた)の両方が考えられます。多分左舵旋回中だったと思われます。
あまりにも都合の良すぎる考えですが、それにしてもどっちが本論なのでしょうか?結局どの場面の論調にしても、読み手に判断を任せるような書き方はあまり感心しません。
それに遠心力により船体が傾いたといわれますが新造艦の全力公試ならいざしらず、平時において艦体が傾くほどの速度や急な操舵をおこなうことはまずありえません。そのような操艦をすれば、一昔前なら艦長の拳骨が見舞われるところです。
>次が参考になりそうです。河信基の深読み 34 2010/7/9。ロシアが魚雷攻撃説正式否定
せっかくのあなたのバイブルのご紹介ですが、深読みはつまりはありもしないことを捏造しているということと同意語です。ロシアはアメリカの対極にある国として、なんでも反対の姿勢をいまだにとり続けている国です。アメリカがA国を支援すれば、その理由如何に関わらずA国と対立しているB国を無条件に支援する、そんなポリシーをもった国です。ロシアが今回の事件の原因に北朝鮮説をとることに正式に反対しても、その「正式」そのものが不誠実な理由から出ているのですから、参考にする価値は鴻毛ほどもありません。
「チョナン」は「衝撃」から数分で後部が沈没しています。つまり「衝撃」に船体が見舞われた時点で船体は分裂したと考えて差し支えはありません。それは「チョナン」の乗組員の証言から、「衝撃」後一切のダメコン(ダメージコントロール)を行えなかったという証言からも裏づけされています。
さらに当時の海上の様子もあなたにとって不利なものがあります。
魚雷攻撃のような圧倒的な破壊力による船体切断以外に、船体の切断が起こる事例としていくつかの方程式がありますが、それには必ず必須な条件があります。それは海上の荒れ、つまり時化です。
そこで一つ目の事例ですが、まず船体が衝突・座礁・火災などの要因で船体強度部材が損傷します。その後波浪による応力が船体を揺さぶり、船体の許容応力の許容限度を超過し、ついには船体の切断に繋がります。二つ目は浸水による前後部どちらかの浸水によって浸水部分の重量が増します。その後中央部応力が増加しさらにそこに波浪による応力が加わります。そして同じように許容応力限度の超過、船体切断と繋がります。
つまり外部内部どちらにせよ何らかの力で船体が損傷しても、そのままでは船体が切断されるような過程には繋がりにくいのです。柔らかい金属の板を何度も何度も折り曲げれば、金属疲労によってその板が千切れてしまうことと同じことなのです。
百歩譲って潜水艦がその「衝撃」の張本人だとして、静かだった海面に浮かぶ「チョナン」がその衝突くらいであっという間に切断沈没することなど想像だにできません。一体どのような衝突の仕方をすればこのような状況になるのでしょうか。考えるに、数万トンクラスの巨大な潜水艦が数百メートルの深度からの急速浮上の果てに衝突したとでも考えればよいのでしょうか。
以上のような観点からの疑問がどうしても解けませんので、できれば潜水艦が衝突した時点から、船体を破損、船体へのダメージの広がり、そして船体の切断にたどり着くまでの過程について、再度あなたのお考えを示していただければ幸いです。
さらに欲をいえば、それだけの壊滅的な破壊力を見せ付けた潜水艦がダメージを受けていないということはありえませんので、その潜水艦が衝突後どのような行動を取ったのか、修理を当然受けねばならなかったのでしょうから、日本、韓国、東南アジア等の米軍基地の何処寄港していたのかなど、推測でも構いませんのでご教授していただければ幸いです。もしそうであるなら日本、韓国、東南アジア共々米原子力潜水艦が寄港する地元には熱心な米潜ウォッチャーがいますので、いつか我々もその報告に接することが出来るかもしれません。
最後にあまり関係ありませんが、ちょっと気になりましたのでもう一言。
どこかで「チョナン」の強度不足説があり、その証拠として船体に「痩せ馬」が見られたという文章を見かけましたが、「痩せ馬」は艦船の宿命ともいうべきもので強度とはなんの関連性もありません。分厚い装甲で囲まれた対戦中の大艦ならいざ知らず、つるはしを打ち込めば簡単にその切っ先が食い込むほどの厚みしかない世界各国の海軍軍艦で、この「痩せ馬」が見られない艦船はまずありえません。
>多分左舵旋回中...あまりにも都合の良すぎる考え
不注意により浅瀬接触が発生したのが問題であり、その時浅瀬が右上がりか左旋回かどちらだったかは本質的な問題ではなく、どちらか或いはその組合せ(少し右上がり+左旋回)と考えられてもかまいません。
http://blog.livedoor.jp/hangyoreh/archives/12077 …
"合調団、スクリュー変形 原因分析 誤り 容認"
阿修羅12g 急停止変形説をご丁寧にシミュレーション結果誤りが判明したとの事です。
>遠心力...艦長の拳骨
簡単のため遠心力と記しましたが、遠心力+斜め前方からの水流と浮力等の力がバランスするように船体は傾くとされています。6-8度程度の傾きで天安の右側スクリュー側が浅瀬に接触し変形が発生したと考えられます。普通の安全な運転範囲に入っているのではないでしょうか。(専門家に俄か勉強の素人が説明する形になり気が引けますが)
http://www.kaiho.mlit.go.jp/06kanku/imabari/a_in …
船の旋回について - 海の雑学 4(2) 外方傾斜
もっと詳しい解説も日本財団図書館 舵-旋回等にありますが、大体の感じしか掴めませんでした。
>せっかくのあなたのバイブルのご紹介ですが
残念ですが、数多くの参考サイトの一つとしか考えていません。
その中にも新しい情報が入るに従い考えが変ってきたりしています。それは直接現場に居たり調査したりした担当者ではない部外者には、その時々で最善を尽くすしか方法はないし、参考になる部分もあると感じています。
>ロシアは不誠実で参考にする価値は鴻毛ほどもありません。
どうしてそのように考えられるのでしょう。
実際に読んでみて合理的に事故現象等が説明出来ていれば取り入れ、ある程度説明できているがまだ不十分な点があれば他の説と比較検討し、疑問だらけの点は無視するなり反論すれば良いだけだと考えています。
中間報告の方にも疑問が多いのではと考えられます。
>>"シミュレーションの結果、水深約6~9m、ガスタービン室の中央から
>>概ね左舷3mの位置で、爆発量200~300kg規模の爆発があったと判断"
報告作成時に魚雷爆発説を最も良く説明出来るはずの直ぐ近くのガスタービン室は引上げず(5/19引上げ)、シミュレーションは船底に凹みと僅かの亀裂を発生する迄しか確認されていない状態で無理に報告をまとめたのは何故でしょう。(普天間基地問題(5/E)、韓国地方選挙(6/2)等のため?)
上記は韓国国会での追及でシミュレーション担当者が5/24に報告したとの事です。
http://japanfocus.org/-JJ-Suh/3382
Rush to Judgment: Inconsistencies in South Korea’s Cheonan Report
その後1ヶ月近くたってもシミュレーション結果は余り変わりなく、最初予定されていた一般への最終報告書の概要公開(軍事機密部分を省いた)も取り止めになったようです。
韓国側で言われている事故発生時刻でさえ複数あって混乱しています。
魚雷爆発が唯一の沈没の原因でしたら20分近くの差がどうして出てくるのでしょうか。
絶対の自信があるのでしたら乗組員をほぼ全員病院に収容し(内3名は船体引上げに参加)、外部との交信制限等をする必要は無く、自由に話すようにされて良い筈だと考えられます。
http://blog.livedoor.jp/hangyoreh/archives/11077 …
再び前倒しされた事故時刻…何を隠しているのか (2010-04-02)
潜水艦との衝突、その後の潜水艦の動きについては詳細は検討していません。
韓国KBSの報道した潜水艦衝突説(4/7)等はビデオも押収される等で抑圧され、最近は魚雷爆発説が残り有力とされているようです。これらについては皆様以上の情報は持っていません。
No.12
- 回答日時:
#9です。
続きです。下から読んでください。> 天安船体は強度不足等が疑われており、通常では問題無い程度の衝突で沈没迄進んだのではないかと考えられます。
船体強度不足が主要因であれば、破断部が幅7.2m、高さ数mに渡って下から突き上げられたような形で変形することはあり得ません(その前に破断してしまうからです)。
質問者氏にとって不都合な事実をもう一つ挙げれば、ほとんどすべての鋼板が上向きに曲がっています。このことは質問者氏もご存じのはずです。
つまり、――という形だったはずが┘└という形になって破断しています。船は上から固定されているわけではありませんから下から力を加えられれば/\という形になるはずです。針金の両端を固定して下から力を加えればへの字型になることは分かると思いますが、その曲がっている付近を見れば、まさに下向きに曲がるはずだということが分かります。したがって、破断部分は┐┌という形になるはずです。
魚雷などのバブルジェットだとなぜ上向きになるかは、
http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/knews/ …
のBubble Processが詳しいのでそちらを参照ください。
> 隔壁他も大きな損傷は無く薄い外板は衝突(或いは爆発)により簡単に破断したかのようです。
破断部がほとんど変形していなかったかのように書かれていますが、断面図を見ると、この部分は数m以上も変形した後(この部分が艦首側か艦尾側かで違うが最大では4m以上)破断したことが分かります。
また、外板が薄いと書かれていますが、いちばん薄い所でも1cm以上あります。
> 爆破による沈没が明確であっても、内部爆破、朝鮮戦争時の残留機雷、対潜水艦訓練用に設置した爆雷、北朝鮮魚雷等多数の原因
このうち、内部爆破であれば艦内からの爆発なので完全にあり得ませんでした。対潜用機雷であれば、威力及び深度が違いすぎるのであり得ません。それ以外についての可能性があるものについては、かなり当初から「調査中」となっていました。
因みに、潜水艦との接触の方がずっと遅くに出てきています。
> 他の物体との接触、垂直方向に受けた強い力
> 魚雷爆発でこのような力を受けることはまず考えられません。
多分、軍事知識のある人が「先入観なしに」この艦の状況(引き上げ後の写真や破断図など)を見せられたら、魚雷や機雷などによるもの、それも近年のバブルジェットを利用したものと、10人いたら10人判断するでしょう。
> 魚雷破片の材質が艦艇外板より軽いとしてもこの程度ですむのでしょうか。
空気中と間違っているようです。
衝撃波で破壊されるわけですから、破片が高速で船体に衝突することはほとんどありません。実際問題として、船体に魚雷片がかする必要すらありません。
No.11
- 回答日時:
#9です。
まず、この損傷部分が船体のどこにあるのか、という点です。私は私で認識していますが、質問者氏の認識とは違う可能性があるため、この点を補足してもらいます。
艦の右舷・左舷、艦首側・艦尾側、どちら側でしょうか?
とりあえず私はこの傷はさしてこの事故にとって重要な問題であるとは考えていないので、破断痕からのみ判断しています。それが何によってもたらされたかについては充分な検討を加えているとは思いません。なにしろ、この傷の幅などを調べてもいません。
それから、
> 右奥側の鉄板の緩い曲りは、物体が直接当った場合もっと傷変形が酷いはず、即ち引上げ作業の安全等の為に甲板側に出ていた尖った鉄板を、危険が無い様に曲げたのではないかと考えられます。
と考える根拠は何でしょうか?
船体の破断にたいして、原因や構造的な問題を検討する以前の段階で、単に鋭くとがっているからというだけで曲げるということは絶対にあり得ません。公開のためということであっても、船体の内部に入れるわけではないのですから、そのようなことをするわけがありません。
もしやったとしても、その部分を切断するだけで済み、破断部側にカールさせる必要は全くありません。
また、船体等に用いられる高張力鋼などではこういった形に変形するのはそれほどおかしな話ではありません。更に、損傷部分の周囲が船体側にへこんでいるという事実は動画からは見受けられません。舷側が破断するほどの衝突なのにその付近がへこみもしないというのはどう考えてもあり得ません。
> 対潜水艦訓練時に天安のみ100km以上離れた単独行動で何をやっていたのでしょう。
天安は対潜水艦訓練に参加していません。
> えひめ丸事件では相手潜水艦はその後修理は行われたが、航行には直接問題は無かったようです。
つまり、修理が必要であることは認めるという訳ですね。では、衝突した相手はどこで修理しているのですか? アメリカ・日本その他、そのような修理をしている艦は存在しません。またお得意の「詳細は不明」や「隠ぺい工作が行われている」ですか?
更に、前回の質問でも指摘したように、幅7m強、高さ数mほどにのみ突き上げるような力がかかっていることが分かっています。潜水艦であれば、6000tクラスでは幅が15mほどありますから、絶対に不可能です。
続きます。
>この損傷部分が船体のどこにあるのか
A:5:45-46の船底部分は、A:4:37-40の船尾側船底部に対応していると考えています。
>>右奥側の鉄板の緩い曲り
もう一度、指摘されたことも考慮しながら眺めてみました。
相手側艦首部にめり込んだ鋼板が、相手が離れていく時に引きつられて手前側に曲った可能性も多少あるのでは、外板は船の外側には曲ってはいないので衝突も可能性としては残っているのでは、相手船はかなり低速の状態で衝突した場合その付近が余り凹まない事もあるのではと考えてみましたが少し無理筋のようにも考えられます。
一方外板の一番上のへりの部分等が下に曲ったりしている事等を考えると、at9_amさんの言われるようにアンテナポール等が飛んできたための傷ではないかとの説の方が説得力があるように思われます。
>潜水艦との衝突
6000tクラスでは幅10m前後の様です。船首部はもっと小さいです。完全に浮上しなくとも数m相手艦を押し上げた状態でかなりの力が加わり、船体破断を引起したりする事もあるのではと考えています。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=03 …
韓国海軍の哨戒艦沈没、新たに疲労破壊の可能性が浮上 2010/03/31(水)
< 哨戒艦「天安」は1989年から任務に当たっており、99年南北交戦当時に後尾を爆撃されたこともあるが、人命被害等はなかった。一方、失踪者家族の証言によると、普段から水漏れがあり、3回ほど修理に出されたことが判明している。それに加え「天安」哨戒艦の頻繁な出港などで疲労が重なり、瞬時に破壊・沈没したのではとの見方が強まっている。(編集担当:金志秀)>
沈没原因については色々な説が出されています。この記事での"瞬時に破壊・沈没"は酷い荒天でもないのに無理ですが、強い衝突で無く普通の衝突ても破断沈没に至った可能性もあるのではと考えていました。
なおタービン室部分は魚雷爆発の可能性もあるが潜水艦との衝突でも説明できそうなので、一連の流れとして衝突説で考えていました。
しかしその後の皆様の回答等も合わせて考えると魚雷爆発説の方が正しいと考えられますので、潜水艦との衝突説は削除いたします。
しかし韓国の北朝鮮魚雷攻撃説に賛成する訳ではありません。
理由は別途報告いたします。
<お得意の「詳細は不明」...>と言われても、専門家ではなく実データに基づき詳細検討をしたわけでも有りませんので、検討材料の一つとして可能性のある仮説を出しているとしか言いようがありません。
何れにしろスクリュー変形については他で殆ど触れられていなかったり、合理的な説明がされていなかったりしていましたので、自分なりに十分に合理的な説明になっていると考えています。
従ってスクリュー変形についての検討だけでも問題提起の意味はあったと考えています。
No.10
- 回答日時:
ご丁寧な補足説明をしていただきありがとうございました。
これだけ叩かれているにも関らず、冷静にかつ真摯的な態度を続けておられることに関して、たいへん感心しております。今回の事件(事故)に関してこれだけ論戦が出来るのも、あなたという存在が大きく寄与していると思う次第です。さて我々にはお互い超えられない壁があると同時に、否定の出来ない共通点も存在します。それは日本という国に住む限りにおける共通点です。それは私達の入手できるニュースソースが等しく限られているということです。韓国や国連、ましてや北朝鮮にいてそれぞれ現場の情報に接することの出来ない私たちは、結局は同じ土俵の上でそれぞれの見識や想像力などの相違点のみに頼って、論戦に望むことしか出来ないのです。
そういう意味では誰もが同志といってもいいのかもしれませんが、でもわたしもそれなりの意見がありますので、反論は反論としてしっかりと書かせていただきますね(笑)
さて今回の事件(事故)では魚雷攻撃の対極に座礁、衝突事故、潜水艦当て逃げ説を挙げらますが、座礁に関してはその「チョナム」(他稿で「チョンナムアム」とあるのを見ましたが、正しくは「チョナム・天安」であり、最後のアムは「艦」という意味でです)の損傷したプロペラスクリューを座礁事故の証左としておりますが、それではプロペラスクリューの後部に同軸で位置する舵の損傷の無さが説明できません。
無理に考えるならプロペラスクリューまでは座礁したが、舵に行くまでに停止したと説明するかもしれませんが、プロペラスクリューを大きく損傷するほどの行き足が付いている艦体が都合よく舵の手前で停止する事など現実的にはありえないことです。
さらに座礁した場所も問題です。当該海域は潮流が激しいことで有名なところだそうで、そのおかげで引き揚げに非常な苦労をしていますが、その座礁区域が砂地という説があることが納得できません。岩瀬ならまだしも、砂地ならその浅瀬が出来た時点で(表現がちょっと変ですが)、さほど時間もかからずに潮流に侵食されてしまうと考えられるからです。慣れた海域で座礁も変ですし、さらに航海レーダーの問題もありますが、これは後述します。
他艦との衝突説では、まず艦船には目的別にいくつかのレーダーがあることを理解しておくべきです。捜索、誘導、追尾レーダーなどがその代表的なものですが、平時においてもっともポピュラーで重要なレーダーに「航海レーダー」があります。これは航路の誘導や他艦との衝突防止に特化されたといっても良いレーダーで、事前にインプットされている航路上の警戒海域や、衝突の異常接近や衝突の危険があるときに警告を発するもので、安易には電源をオフに出来ないほどの重要なものです(というより点けっぱなしが常態ですが)。しかもこれには記録装置があり(タコグラフのようなものですが、とうぜんはるかに高性能なものです)、人為的に手を加えればすぐに露見しますし、かえって不信感を招くだけです。
これに関してはまだ記憶に新しい自衛艦「あたご」の事象がいい教訓といえますね。
とはいえもちろん人間がすることですから間違いがあります。しかしそのようなときには「ヒューミント」が重要な役目を果たします。これは人間による情報といった意味合いがありますが、いくら軍や政府の思惑で今回の事件(事故)を隠蔽しようとしても、当事者たちの口封じはまず不可能です。生き残った乗組員がいつかは真相を話すことは確実です。しかも他艦との衝突が真実なら、その隠蔽が露見する可能性は数倍の高さになり、とても隠し通せるものではないでしょうか。
潜水艦との衝突では、先の回答にも書いたようにまず当該海域に存在すること自体がまず不可能ですが、存在したとしても衝突という仮定にやはり無理があります。
米潜はあの「えひめ丸」事故以来厳密なマニュアルを徹底しており、特に浮上に関してのマニュアルは厳密を極めています。
まずソナーで浮上海域に艦船が存在しているかどうかを確かめ、さらに潜望鏡深度まで上がり潜望鏡に組み込まれた逆探知レーダーによって、他艦のレーダー波を検知します。他艦の発する航海レーダー波などを検知すれば、急速潜航を発令し不慮の事故を避けます。レーダ波が検知されなければ潜望鏡によって360度全周にわたって目視で安全を確認し、そこではじめて浮上を命じることになります。
このような二重三重のマニュアル(とはいえもともとそうであったものを徹底させただけともいえるのですが)を無視して事故を起こすようなことは現在ではとても考えられません。
残り字数がないので中途半端で終わりますが、これが私の勝手な持論ということでご笑読ください。知的で楽しい時間を与えていただき感謝いたします。
信頼出来る一次資料を全く出さない韓国は、名指しで北朝鮮を非難しない玉虫色の議長声明で一件落着として矛を収めるしかなかったようです。しかしアメリカや韓国は相変わらず制裁をちらつかせたり、大規模な軍事演習を中国や北朝鮮の近くで行おうとしたり危機感を煽るのに熱心です。
ネット上の資料を検討評価していけばかなりの事が分るようです。今回の事件は北朝鮮の魚雷攻撃では無いと考えています。
但し憶測や嘘の記事や解説等も多いようです。また専門家の意見の中にも真実と検討不十分の為の嘘が混在していたり、当局の意向に沿って明らかな自分でも嘘と分っている解説をしたりしているものもあります。
或いは当人はより本当に近いと考えて書いているが、詳しく或いは専門家により検討すれば問題が多い意見もあるようです。
(その中の一つとして自分の潜水艦との衝突沈没説も入りそうに思えてきました)
トンキン湾事件、イラク大量破壊兵器事件、911事件等の経過を考えれば、当然出すべき一次資料を出そうともしないアメリカが絡んだ今回の事件に、無批判に賛成する事が危険であり、日本は日本なりに検討した上で賛成反対の意見を持ち対応する事が必要だと考えています。
>天安スクリュー変形と舵の変形無しの理由
(鋭いKITAIKKIさんですから、結論はご存知の上での質問とは思われるのですが)
資料A:2:00あたりを見れば、舵の下端と回転軸ボス部の下端が略同一水平位置になっています。従ってスクリューの略下半分が砂や砂礫に突っ込んでも、舵は水中に残り変形しないと考えられます。
またスクリュー下端と舵下端が同一水平位置にあり同時に砂に突っ込んだとしても、舵は変形無し、スクリューのみ変形する場合が多いと考えられます。
舵は先端のエッジ状の部分で砂を押分けていきますが、前方から見た面積は狭く砂から受ける抵抗は小さく、それを広い面積の舵で受けて船体に伝え、単位面積当りの応力は小さく曲り難い方向に加わります。
一方スクリューはスクリュー表面全体で砂を後に押しやると共に回転運動も与える形で進んでいきます。スクリュー断面積当りの力は舵の10倍以上と考えられ曲げ易い方向に加わります。
舵は力も少なく曲げにくい方向に加わり、材質も強いので変形は殆ど受けないと考えられます。
以上は直進状態で考えましたが、旋回操作中であっても舵の方が変形を受けにくいのは変りないと思われます。
>座礁した場所
座礁したとは考えていません。浅瀬との接触によりスクリュー変形を起した場所と沈没した場所はかなり離れていると考えています。
>隠蔽
小さな会社ですと隠蔽は困難でしょう。しかし国が絡んだ隠蔽の場合、家族や職を、一生を刑務所で暮らし或いは命を賭けて迄真実を明らかにする事を関係者に期待するのは無理ではないでしょうか。
ケネディ大統領の事件の例もありますし、イラク大量破壊兵器事件のように最近になって当事者からもやっと真実が語られるようになった事件もあります。
航行記録、TOD記録、ソナーでの魚雷検出信号の有無、北朝鮮艦艇の位置情報等の否定しようの無い一次情報を出されているのでしたら隠蔽等と言われる事は無いでしょう。
>スクリュー変形時の天安関係者の対応
これほどのスクリュー変形が発生した場合、異常な音や振動が船全体に伝わり、直ぐに操船関係者は気付き対応したと考えられます。
スクリューとブリッジの位置は離れており、スクリュー変形に直ぐには気付かずに航行を続けた可能性もあったのかなと考えていました。しかしdebukuroさんや皆様のご指摘により、大きな船では発生する振動も大きく気付かれるはずだとのご意見が本当と考えられ変更致します。
前進中に浅瀬との接触が判明した時、運転担当者の判断は困難だったと考えられます。
左右スクリューがどの程度損傷しているか、川からの土砂や海流、潮の干満等で浅瀬の相対的な状態は変り海図をみても直ぐ近くの細かい事迄は分からない、船の速度は殆ど変らず前進中、全速逆転で停止指令等を掛けても直ぐには止まらず、全長の10-20倍程度は行き過ぎるとしたらどうでしょう。 多分前方のより深い安全と考えられる方向に(舵を切って)逆転を掛ける事なく進んでいったものと思われます。
スクリューの変形状態からも前進回転で前進航行中だった事は確かです。
>右スクリューの変形が大きい理由
浅瀬が右上がりに傾いていた場合と、進路変更中の船の傾き(左舵で遠心力により右に傾いた)の両方が考えられます。多分左舵旋回中だったと思われます。
次が参考になりそうです。
河信基の深読み 34 2010/7/9
ロシアが魚雷攻撃説正式否定
No.9
- 回答日時:
#5です。
> at9_amさんは、この参考資料Aのビデオ6分08秒からの甲板近くの傷跡は衝突跡ではないとされるのですね。あなたの解釈をお教え下さい。
少なくとも艦艇との衝突とは考えにくいです。
衝突跡を見ると、傷痕は確かにV字ですが、衝突によるものであれば鋼板は内側に、艦首との衝突であれば艦首の形に曲がり、破断した後も破断した外部に丸く巻くことはあっても、内側(破断側)に巻くことは絶対にあり得ません。しかしながら、動画6分13秒付近のよった画像を見る限り、破断側に巻いていることが分かります。したがって、衝突痕であると考えるのは非常に無理があります。
破断後から推察すると、上部から何らかの細く重量のある物体(例えば搭載していた砲や通信用アンテナの支柱など)が当たったと考えるのが最も自然です。或いは、沈没した後、海底にある何らかの固いものに当たったのかもしれません。
> 天安の船底を変形させながら分断した
どのような形の潜水艦がどのように衝突したと考えているのか分かりませんが、えひめ丸事件でも船体は破断しませんでしたが、沈没に至るまでに船体の約1/3に衝突による亀裂が生じています(この時は緊急浮上中でした)。亀裂は約20mにわたって生じていますが、今回の天安にはそれほどの大きさの亀裂はありません。わずか7.2mです。
もし潜水艦の大きさが6000tクラスだとすれば、その直径の半分程度だけを、艦底からほとんど甲板に近い所まで約5mにわたって破壊したことになります。どう考えてもおかしいですね。
因みに直径7m程度の潜水艦だと1500t程度の排水量になります。
また、天安が衝突した潜水艦は、どこに行ったのでしょうか?
> 少なくとも艦艇等よりも強く作られており航行再開する事が出来たのではと考えています。
> 北朝鮮潜水艦とは考えていません。
と言っていますが、当然修理が必要なはずです(えひめ丸の時もすぐにドック入りだったと記憶しています)。しかしながら、そのような傷を修理した艦は見当たりません。
> 北朝鮮魚雷による攻撃を受けたのだったら、最初から原因調査したりせずに直ちに発表し、乗組員家族に座礁と発表したりして不信感を増大させたりする必要は無く、航跡記録等も公開されたらもっと信頼度は上がるはずです。
ごく初期を除き、当初から何らかの爆薬による被害ということは判明していました。が、北朝鮮の魚雷か、或いは機雷なのかという問題がありました。一つ間違えば重大な国際問題になりますから慎重になって当然と思います。
ところで、「半浮上」という語を使っているのですが、どのような状況を指して言っているのですか?
潜水艦であれば、状況は
1)浮上している
2)浮上中である
3)水中航行中である
の三つに大別されると思われますが、いずれでしょうか?
この回答への補足
この#9の回答についてのお礼で次の通り記していました。
>>一方外板の一番上のへりの部分等が下に曲ったりしている事等を考えると、at9_amさんの言われるようにアンテナポール等が飛んできたための傷ではないかとの説の方が説得力があるように思われます。
しかしやはりat9_amさんの議論には無理があり賛成出来ませんので上記のお礼の部分は撤回致します。
船体に強固に取り付けられていたアンテナポールが1200トン88mの船体中央部から右舷前方まで飛ばされて船体にV字型の損傷を与えるような事が起ったとすると、船体内部にいた船員も船体に叩きつけられ、身体損傷による死亡者や骨折した船員が多数いたはずです。
船体中央部が途中まではアンテナポールの動きと一体的に動いていた筈です。
40m程度アンテナポールが飛ばされるとすると、その初速度は25m/sec程度、それが0.5-1.0秒程度の間に魚雷爆発時に加速した場合、5Gないし2.5G程度の加速度が掛かる事になり、強烈な海水の衝撃も加わり船体中央部付近にいた船員は跳ね飛ばされ船体に叩きつけられ、身体が損傷骨折等を受けた死亡者が多数発生する筈であり、その他の船員の多くも骨折等を受けている筈です。
しかし死亡者の多くは単純な水死状態との事であり、助かった船員の殆ども骨折などは認められていません。
これは魚雷攻撃による船体破断等の衝撃的な状態よりも、比較的低速度の潜水艦との衝突などによる船体破断等を物語るのではないでしょうか。
>甲板近くの傷跡
at9_amさんの考えは理解できました。但し魚雷爆発時に飛んできた船上物体による損傷とするのは以下の通り疑問が残ります。
76mm主砲はそのままでですが、40mm副砲が破損しているようです(曲っているだけとの記述もありましたが)。40mm砲が甲板の端迄飛んできても与える傷もっと小さいと考えられます。
http://www.koreatimes.co.kr/www/news/nation/2010 …
通信用アンテナ支柱は船体破断面近くでこの損傷部とは離れており、排煙塔部と違い下からの水圧を受ける面積は小さく上部の物体は比較的重く、ブリッジ等の上を越して損傷部まで飛ばされてくる事は無いように思われます。
資料B:30ではこの損傷部にチェーンが掛かっており、船体引上げ時の力が加わった為に最初の損傷状態とは異なっている可能性があります。但し塗装剥れや錆の状態から最初から殆ど同じような大きさの傷だったと考えられます。
右奥側の鉄板の緩い曲りは、物体が直接当った場合もっと傷変形が酷いはず、即ち引上げ作業の安全等の為に甲板側に出ていた尖った鉄板を、危険が無い様に曲げたのではないかと考えられます。
海流で流される途中の海底に横たわった船首部が、このような損傷を受ける事はまず無いと考えられます。
以上のように考えてくると、船首右外板甲板近くの損傷はやはり他艦艇との側面衝突による可能性が大きいと考えられます。
対潜水艦訓練時に天安のみ100km以上離れた単独行動で何をやっていたのでしょう。近くに他の艦艇がいたがその情報を隠していた事も十分考えられるのではないでしょうか。
>衝突相手の潜水艦
えひめ丸事件では相手潜水艦はその後修理は行われたが、航行には直接問題は無かったようです。衝突事故後現場に留まりえひめ丸を見守っていたとのことです。
Wikipedia: Ehime Maru and USS Greeneville collision
>天安 痩せ馬説 (装備過剰、1200トン船体に3000トンクラスの装備?)
天安船体は強度不足等が疑われており、通常では問題無い程度の衝突で沈没迄進んだのではないかと考えられます。
http://www6.atwiki.jp/namacha/pages/106.html
トップの写真では船体外板が薄くあばら骨が見えるようで痩せ馬と言われているようです。
A:5:45-46の部分を見ると船底部に沿って船体を保護すべき竜骨:キールはどれでしょうか。隔壁の所に薄いT字形の鋼材が見えますが、強度が不足し衝撃を受け外れてしまったのでしょうか。隔壁他も大きな損傷は無く薄い外板は衝突(或いは爆発)により簡単に破断したかのようです。
>相手潜水艦
このように痩せ馬の天安と衝突しても、相手潜水艦は重大な航行不能状態に陥ることなく暫くして現場を離れ、基地に帰りその後修理を受けたのではないかと考えています。
潜水艦名は色々と挙げられていますが、具体的には考えていません。
>半浮上
したのは、天安船体の下に潜り込み上に突上げる力で船体を破断させたと考えたからです。
特に深い意味は考えていません。
>北朝鮮魚雷による攻撃
爆破による沈没が明確であっても、内部爆破、朝鮮戦争時の残留機雷、対潜水艦訓練用に設置した爆雷、北朝鮮魚雷等多数の原因が考えられ、"爆破により沈没したようだが詳細原因は調査中"としておけば良いだけだと思います。
爆発ではないとの確信があり座礁と発表したとの記事もあるようです。
>他の物体との接触、垂直方向に受けた強い力
A:5:47-50の縦の隔壁補強材が上部に曲り磨かれたようになっている部分や、隔壁上部の横の鋼材が捲れた様に上方に変形している部分は、強く当った他の物体から上方への力を受けた事を示していると考えられます。
魚雷爆発でこのような力を受けることはまず考えられません。
>魚雷ケーシングによる損傷は無いのか?
魚雷爆発であれば魚雷のケーシング破片等が周りに飛散り、船体に傷跡を残していると思いますがそのような傷跡は殆ど無く、塗装が変色したりした跡(B:46)程度です。
魚雷破片の材質が艦艇外板より軽いとしてもこの程度ですむのでしょうか。
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