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過失相殺のメリットを教えてください。

損保について勉強しているものですが、過失相殺に伴う損害賠償金のメリットについて
いまひとつよくわかりません。
過失割合に沿ってお互いにお金を払い合うかたちになり分かりやすいと思うのですが
相殺する事が通例になっているようですし
なにか合理的な理由があるはずだど。

大変基本的な質問で恐縮ですがご教示お願いします。

A 回答 (4件)

相殺払いのメリットは、


 (1)賠償資力・信用力が乏しい個人からの回収リスクを回避する
 (2)誤振込の防止・事務の軽減
です。

(1)については、おおむね他の人が回答されているとおりですが、当事者双方が保険に加入していても、一方に対物免責があると、免責分は保険未加入と同じ事ですから、対物免責のない側からすれば、相殺払いは賠償金の回収リスクを回避することになります。

(2)については、車両保険が付帯されていれば、保険会社は車両保険金を先に修理工場へ支払うケースがほとんどです。示談後に、相手過失分を回収するわけですが、相手への支払い<相手からの支払い のケースでは、相殺払いにすると、相手へ支払わずに、全額、車両回収金口座へ支払うことになります。
つまり、自社内の資金移動なので、振込手数料が不要ですし、振込先がシステムに登録されているため、誤振込の危険性が低くなります。

振込先がシステムに登録されていないと、示談書等で指定された振込先の金融機関コード・支店コード・口座種類・口座番号・口座名義人カナを正確に入力しなければならず、決済者も同じ点をチェックしなければならないので、かなりの手間なのです。
万一、入力ミスのまま決済されても、たいていは口座番号相違で振込できず、入金日が遅延する程度のことで済みますが、稀に別人の口座へ入金されてしまう場合があり、こうなるととても厄介な話になるので、それを避けるために相殺払いを活用しているのです。
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この回答へのお礼

ご教示ありがとうございます!
予想以上に振り込みというのもリスクを含んだ作業なんですね。
大変、勉強になります!!

お礼日時:2010/07/11 08:55

それはお互い任意保険加入してる場合のことです。



相手が無保険の場合 相殺払いしないと契約者は当事者同士で取りたて・回収しなければなりません。無保険の相手から支払い求めるのは難しくなります。

したがって、少しでも回収リスクを回避するため相殺払いという方法を選択して示談書を作成します。

これ、常識です。代理店担当者は顧客、契約者に少しでも有利な形、リスクを少なくするために相手から確実に回収するための方策を考えて対応する必要があります。

損害サービス担当者は示談できれば、その後どうなるかしったこっちゃありませんが、担当者によっては気を利かして相殺払い示談書を作成して顧客の利益を計ります。

相殺払い示談書作成は無保険者 もしくはリスクが高いと思われる相手の場合に限ります。
双方保険屋が介在して、きちんと弁済可能 確実性があれば、そこは臨機応変に対応します。 
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この回答へのお礼

なるほど!!当然改修可能な場合のみを考えていました。
改修リスク低減がポイントなのですね。
腑におちました。
基本的な質問に適切なご回答ありがとうございます!!

お礼日時:2010/07/09 21:44

相殺払いせずに、お互い払い合うことのメリットは


誰にでも分かり安いということだけですが、
相殺払いのメリットは、振り込み手数料が節約される・
手間が省ける=コストが下がるなど、
直接、金銭的なメリットがあります。

私も遠い昔、質問者さんと同じ疑問を持ったことがあり、
懐かしく思いましたが、慣れれば簡単なことですよ。

この回答への補足

返答ありがとうございます。

もう少しだけお付き合いを!

単純1例だけかんがえてみます。
AはBから50万円を損害賠償をもらえる。
BはAから25万円もらえるとします。
A加入の損保をa損保,B加入の損保をb損保とすると

本来、a損保はBに25万円、b損保はAに50万円払う。
過失相殺するとb損保がAに25万円払う。
というところまでは納得ですが
その他にa損保はのこりの25万円をAに払うことになると思います。
a損保とb損保のトータルの手間は減っていないような気がしまして。
a損保の手間は変わらず、b損保はAに25万円、Bに25万円の支払いとなり
逆に手間が増えてる気がするのですがいかがでしょうか?


ただ、絶対的な金額がへることにより振り込み手数料などが減るメリットは大変納得です!

以上、ホントに基本的な話で恐れ入ります。

補足日時:2010/07/09 17:16
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・どちらか一方が支払えばいいことになるので、支払い:領収の確認の手間が減る



相殺しないで、双方が双方に支払う場合、数百万円とか数千万円と多額になると、その額の現金を用立てするのは困難

この回答への補足

回答ありがとうございます。気付かずANo.2の方と前後し失礼します。
お手数ですが
No.2の補足をご覧になると助かりますが
絶対金額をおさえるのは理解できるのですが
トータルの領収の手間が減るというのがよくわかっておりません。

補足日時:2010/07/09 17:19
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