アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

MHAM豪ドル債券ファンド(毎月決算型)について教えて下さい。

地方銀行でこの商品を数年前からすすめられていましたが
ネットで銀行の勧める投信は経費がかかるし、銀行が
儲かるだけという意見が多く、興味は全くありませんでした。

先日、魔がさしたといいましょうか、ちょっとぐらい損しても
いいから勉強代と思って・・・という気持ちになり、この商品を
申し込みました。

申し込み約定日は6月14日
申込金額100万
手数料 2.1% 信託報酬 1.3125%
信託財産留保額 なし

教えていただきたいことは・・

・先日投資状況のお知らせが届きました。
 数量1258910口
 時価7445円
 個別元本7780円
 時価評価額937258円
 取得価格1000079円

この場合、6月14日の私が購入した価格は、7780円という事でしょうか?

・申し込んだ100万円は当分使用しないので、極端に10年そのままに
 しておいても、経費はかからないのでしょうか?

・もし、数年後基準価格が購入価格以上になった場合
 解約しようと思うのですが、解約約定日に新聞に掲載されている
 金額で決済できるのですか?

A 回答 (2件)

■この場合、6月14日の私が購入した価格は、7780円という事でしょうか?



そうでしょう。考え方は、
(投資金額)\1,000,000 から、まず手数料を控除した正味投資金額を出します。
手数料が2.1%ということですから、1.021 で割ります。
そして、約定できた時の基準価額で割りますと、保有口数が出ます。

\1,000,000 ÷ 1.021 ÷ 7,780 × 10,000 =  1,258,909.93・・・

小数点以下第一位を切り上げ、1,258,910口、保有できました。

ちなみに他の項目も説明しておきますと、
●時価評価額: 1,258,910 × 7,445 ÷ 10,000 = 937,258.49・・・
保守的に表示しておきますから小数点以下一位切り捨て。937,258 円。

●取得価格: 個別元本(税制上の取得元本)が7,780円。これには取得手数料が含まれていないので、2.1%を掛けると、7,780×1.021=7,943.38
投資家に有利なように処理されますから、小数点以下1位切り上げ。7,944円

保有口数を掛け算すれば、1,25,8910 × 7,944 ÷ 10,000=1,000,078.104
小数点以下一位切り上げて、 1,000,079 円。
売却時にこれを超えていれば税金が発生します。

すべてあなたの明細と一致しますね。


■極端に10年そのままに しておいても、経費はかからないのでしょうか?

直接的な経費はかかりません。
間接的な経費はファンドで、信託報酬1.3125%がかかります。これが引かれた後の数字が毎日の基準価額です。


■基準価格が購入価格以上になった場合 解約しようと思うのですが、解約約定日に新聞に掲載されている金額で決済できるのですか?

いいえ、違います。
投資信託は売買申込時には、あらかじめ売買できる価格が分からないようになっています。公平な売買の執行の為です。これはこの銘柄に限らず全ての投信に定められているブラインドルールです。

この銘柄は翌日単価採用銘柄のようですから、売却注文した翌日の基準価額で売買できます。

売却申込日(X)、 単価採用日(X+1)日の単価で売買される、新聞掲載(X+2の朝刊)の順です。

●なお、余談ですが「基準価額が購入価格以上になった場合」とされていますが、分配金の再投資や受け取りの関係、あるいは個別元本の推移などにより、損益状況も変わりますからご注意ください。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

とても解りやすいご回答ありがとうございました。

ただ、下記のご回答がまだ理解できません。
教えていただけますか?
直接的な経費はかかりません。
間接的な経費はファンドで、信託報酬1.3125%がかかります。これが引かれた後の数字が毎日の基準価額です。

あと、更に教えていただきたいことが・・・

毎月分配金が7,932円変わらず振り込まれたとします。
7,932円×24ヶ月=190,368円
1,000,000円ー190,368円=809,632円
809,632円÷1,25,8910 =6,312円

基準価格が約6,500円以上で解約すれば、トータル損得なしという結果ですよね?

ぜひ教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。

お礼日時:2010/07/10 16:53

#1の者です。



■間接的な経費はファンドで、信託報酬1.3125%がかかります。これが引かれた後の数字が毎日の基準価額です。   について

まず、信託報酬についてご理解されていますか。
投資信託を運用する側にはさまざまなコストがかかります。

運用を行っている運用会社(ファンドマネージャーの報酬だけでなく、運用中の情報提供、レポートや運用報告書の作成とか、いろんな作業が発生します。)
だけでなく、
投資家からの資産を預かって管理している受託銀行の保管コスト、
投資信託の販売会社などの代行業務に関するコストなど、さまざまです。

このファンドは信託報酬として、年間で1.3125%取るといっています。
では、このコストはどのように投資家が運用会社に払うのでしょうか。1年ごとに年払いでしょうか。
そうではなく、日割りで引かれていきます。投資家が支払うのではなく、ファンドの総資産から引いていきます。
これを引いた総資産を、その時の全投資家の保有口数で割り算したものがその日の基準価額となります。

■基準価格が約6,500円以上で解約すれば、トータル損得なしという結果ですよね?

税金考慮せずのザックリ計算で行けば、仰るとおりです。
(最後の計算はおそらくお間違えだと思いますが)
 × 809,632円÷1,25,8910 =6,312円
 ○ 809,632円÷1,25,8910 =6,432円



いまの分配水準70円/月 がずっと続くとして、

70 × 125.8910 × 0.9 = 7,931.1  切り上げて 7,932円 の2年。ってことですね。

個別元本の推移によって普通分配金と特別分配金と別れますので、厳密には変わってきますが大まかにはご認識のとおりでしょう。

細かいですが、平成24年からは税率が20%になりますから、上記の税率のところは 0.8とする必要があります。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

何度も丁寧なご回答ありがとうございました。
よく理解できました!!

お礼日時:2010/07/13 15:08

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!