dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

PromegaのWizard Plus Minipreps DNA Purification Systemで大腸菌XL1-Blueからプラスミドを精製しているのですが、電気泳動で確認すると目的DNA以外に23,000bpや9,000bpあたりに何か分からないバンドが見えます。
これは、大腸菌由来のDNAでしょうか。
もしそうなら、取り除けないのでしょうか。

A 回答 (1件)

miico-h さん こんにちは



通常のプロトコルの中の、アルカリSDS法で大腸菌由来の核DNAを取り除く作業をしているのにも関わらず、確かに、それらの付近にバンドが出るときがありますねぇ。。

おそらく、(A) 大腸菌本来が持っているプラスミドDNAや (B) アルカリSDS試薬が古くて?アルカリSDS法で変性しきれなかった核DNAでしょうね。もしも、(A) であるならば、大腸菌の生態として興味がある点です。

(B)である場合は、(ア)アルカリSDS法を行うにあたって、培地中の大腸菌を沈殿させたとき、うわずみ液を丁寧に取り、(イ)新しく作成したアルカリSDS試薬を使用し、さらに、それでも目的外のバンドが現れたときは、(ウ)精製後、再びアルカリSDS法を行えば、目的外のバンドが消えるかと考えております。

これで、もしもうまく行かないならば、(A)であると推察され、これらを取り除くには、QIAquick Gel Extraction Kit などを用いて、アガロースゲル上の目的のバンドを切り出し,目的DNAを抽出・精製する法が、確実でしょう。この方法は、(A) と(B)のいずれの場合でも対応出来ますが、収量が減るので避けたいものです。

それでは 検討を祈ります!
    • good
    • 0
この回答へのお礼

丁寧な回答感謝致します。
SDS試薬は疑っていなかったので、早速作り変えてみます。
ありがとうございました!!

お礼日時:2010/09/13 18:22

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!