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理学部化学科、生物科についての質問です。

今、将来について悩んでいます。
私は旧帝の理学部の化学科か生物科を志望しています。
しかし、理学部は他学部に比べても就職があまり良くないうえに生物科は特にないと耳にします。

私が理学部に進みたいのは、化学と生物が特に好きでそれを深く学びたいと思ったことと、元々勉強することが好きだからという単純なものです。
就職をするなら工学部とも言われますが、物理を履修していないために受験資格がありません。

質問は以下になります。
1、理学部にて就職活動を経験した方に実際の就職はどれほど厳しいのかをお尋ねしたいです。
2、大学でもしっかり勉強する気はありますが、その他にしておいたほうが良い勉強や事などを
アドバイスいただけると幸いです。
3、教職過程を履修する方の割合と、実際に教職になる方の割合を大体どの程度かを
周囲の状況から教えていただきたいです。

ご回答宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

 他の方も言っておられるように生物系統は、就職する際のアドバンテージが殆どないと言っていいでしょう。

なぜならば、分野が被る学科が農学部と工学部にあるからです。特に工学部では基礎よりは産業応用に主眼があるため、企業からするとこっちの人の方が使いやすいことは否定できません。実際に生物系の多くが製薬企業を目指しますが、受ける人が多すぎて激戦です。だから、やむなくSEに行く人、あるいは営業職に行く人が大半を占めるのです。但し、SEとして重宝されるのは数学や情報を出た人ですし、商社でのセールスエンジニアの主流は機械、電気と、せっかくの才能を活かすチャンスが中々ありません。

 最近のニュースで京都大学の山中先生が国際的な賞をもらったとありましたが、実際の万能細胞を作っているのは生物系の研究者です。彼らは苦労の割りに報われているとは言えません。産婦人科の体外受精でも受精卵を培養、管理するテクニシャンが必要です。こういう方面であれば、就職があるでしょうが、これも縁の下の力持ちです。無事赤ちゃんが生まれた時に、感謝されるのは担当医師と助産師です。
おまけにテクニシャンは国家資格ではありませんから、身分としては不安定です。

 労多くして、実益少なしといういうのが生物系の現状です。
もう少し勉強をなさって薬学か、獣医の方に行かれることをお勧めします。
特に獣医は、毎年の卒業生が少ない割りに、需要が公務員、民間企業とも幅広くあります。
製薬系では動物実験が必須ですし、いざとなれば公務員への転職も可能です。
獣医は生物系ではなくて、獣医職ないし獣医資格者として別枠で募集されます。

 尚、産業界との縁の薄い所では、就職のことはさほど話題になりませせん。
教官にとってはやりやすいでしょうが、学生は不幸です。後から後悔しても取り返しがつきません。
学位をとっても飯が食えないとよく言われますが、その大半は理系では生物系です。
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質問は理解いたしましたが少し回答がずれます。



理学部生物学科卒ですが、純粋科学を志向するにしても、理学部という選択は必ずしもベターではありません。近年が学際化が進んでいることもあり、理学部ではできないこと、というのは実際には少ないでしょう。生物学科の授業の話ですが(私帝大系ですけど)、分類学のようなきわめて基礎的な分野であっても、農学部の先生が授業してました。

うちの大学では少なくとも無脊椎動物やるなら農学系、生化学系であるなら化学科、遺伝子いじるなら医学部系の研究室といった感じでした。また、先端分野なら他学科と連携しているのはごく普通で、うちの研究室は、医者と高分子化学の専門家と生物屋と情報科学屋(SE含む)が出入りしてました。入学したときの興味と全く違うことをする羽目になることもありますし、漠然と科学がやりたいというのであれば、より幅の狭い理学部生物学科というのは何かと不利です。

理学部という名前がすごく好きというなら止めませんけど、就職してからはそれほど学部に意味を感じていません。私の仕事は自然科学系ですが、大学の専門とは全く異なります。周りは農学部ばっかりです。しかし別に周りの人が実学をやって、私が純粋理学をやっているわけではありません。

生物学なら、分類学、生態学、生物物理、遺伝学etc.といった感じで具体的に何かをやりたいというのであれば、理学部を目指すのもありですが、化学科でも生物科でも、という状態であるならば、もっと視野を広く持つほうが幸せになれます。分野にもよりますが、農学部や医学部の方が「より深く学べる」場合が少なくないのは体験済みです。

私は理学部という名前は好きですよ。でも勧めません。
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国立の理学部化学科卒です。



今では全く化学と関係ないSEになっています。
卒業して11年ですが、当時バブル後の不況で化学や
研究職の新卒採用が厳しく、卒業者の
半数近くがコンピューター関係に就職し、
2割くらいは就職浪人で院に進みました。

私も純粋科学への興味から理学部に進んだのですが
就職が厳しく、研究職への道は険しいです。
勉強したいとか、興味がある程度の志望動機なら、
将来を考えると6年になり、国家試験もありますが
薬学部に進むのがいいと思います。

実験実験で週4~5つの実験レポートを書き、
教科書も英語で
物理も必修で容赦無く、
第二外国語も勉強、
英語論文を読み、英語論文紹介とかもしました。
化学科は忙しい割りに
就職に有利な資格はほとんど無いようなものです。

教職課程は6~7割の人は受けていたと思いますが
教職に就く人はほとんどいなかったと記憶しています。
授業を取って、最終的に実習に行かない人が
多かったと思います。
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