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心の中にズシンとくる重たい本

夜と霧に代表されるホロコースト、黒い雨のような被爆体験、野火のような戦争体験等々、その他心にズシンとくる本を紹介してください。

A 回答 (13件中1~10件)

出版社は分りませんが(孫に送ってしまったもので)731部隊の蛮行を書いた本が2冊出ています。

検索するか、古本屋で探してみて下さい。
他にも一時朝日新聞に連載された戦争体験者の真実の声を集めた本が2巻出ています。
孫には漫画の「はだしのゲン」を全巻送りました。
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花村萬月の


「二進法の犬」が
よかったです
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お勧めは闇の子供達です…



涙が出てきて、悔しいけれど何も出来ない自分が悔しく、
でも、幸せなんだと思わせてくれます。
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浅田次郎の蒼穹の昴!


山崎豊子の大地の子!
山崎豊子の沈まぬ太陽!
高島哲夫のミッドナイトイーグル!
浅田次郎の天国までの100マイル!
真山仁のマグマ!
真山仁のベイジン!
東野圭吾の夜明けの街で!
佐々木譲のエトロフ緊急発電!
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zac1116様、ご指摘ありがとうございます。



「杉原」ですね!

幾重にも、恥の上塗り無知を知る(季語なし)・・・

この苗字、千畝が勝手に改名したと記憶しています。
あ、また恥の上塗りかも、です。

世界中を見れば、本当に、今この瞬間も紛争やテロが起こっているのですね・・・。
私は、母として、妻として、家族を戦地に送るようなことには断固反対します。
戦争、特に第二次大戦については、父親が酒を飲むとよく話していたので、興味を持つようになりました。
DVの父親の、心をゆがめたものは戦争体験なのか、それとも父親の母である、既に他界した祖母なのか・・・。

本は、軽く読めるものから、深く深く考えさせられるものまでありますが、基本は「こころを豊かにする」ことの、手段の一つだと思います。

本を通じて、皆さまの心が豊かになりますように・・・。
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他の回答者さんに横槍を挿むようで心苦しいのですが、


日本のシンドラーと言えば、中原ではなく杉原千畝氏ですね。
日本でより、主にヨーロッパで有名な日本人です。
僕は海外で育ちましたが、歴史授業で、杉原を扱った文を読んだ事があります。僕が日本人なので、教師がオリジナル教材として作ってくれた資料だったと記憶しているのですが、東洋顔だと差別されることも少なくなかった中、幼心にも同じ日本人として誇らしい気持ちになったものでした。数ページだけだったので、具体的な書名や参照先など不明ですが、アマゾンで検索すると関連書籍が何冊か出ているようです。興味があればご一読を。

横槍だけでは申し訳ないので、回答もしていきます。
ズシンと来るもの、と言う事で、僕も大地の子を書こうと思ったのですが、文体ですか(笑)
僕はストーリーさえ成立していれば、文体がブレても割り切って読めるタイプなので気にしませんでしたが、読み方によっては一度気になりだすと物語に集中できませんよね。無駄に長いものは特に。
ここはいっそノンフィクションや自伝物を探されてはいかがでしょう。
自伝物の悪い所は、フィクションのように作者の神様的な俯瞰視点が無く、語られる事実が著者の立ち位置一方向からのみで客観性に欠けるゆえに、文中の事実をそのまま鵜呑みに出来ない事と、著者が自分を飾ろうと、意識的あるいは無意識的に表現がゆがむ事ですが、それを了解した上で読めば良いだけの事です。

大地の子と同時代・同地域の物だと、ユン・チアン作‘ワイルドスワン’
 文中の‘私’に、読んでいる自分(私)を同調させない方が読みやすくなると思います。

現在により近い物だと、ルワンダ紛争の関連書籍は既読でしょうか。
 特に1994年のルワンダ大虐殺として知られる事件の、当事者による自伝、ジャーナリストの手記などがたくさん出ています。
 英語に拒否感が無ければ、Romeo Dallaire Shake Hands with the Devil: The Failure of Humanity in Rwandaがお勧めです。何でか邦訳が見つかりません。内容はバルトロメ・デ・ラス・カサスのA Short Account of the Destruction of the Indies (邦題:インディアスの破壊についての簡潔な報告)を彷彿とさせます。
 
邦訳され手に入り安い物では、レヴェリアン・ルラングァ(アマゾンサイトより読み方を参照しました)著‘ルワンダ大虐殺~世界で一番悲しい光景を見た青年の手記’、イマキュレー・イリバギサ著‘生かされて。’もし読むなら両方読み対比させると、文章で描かれている物以上に見えてくる物があるはずです。
 映像作品だと、ホテル・ルワンダ。
 前述の自伝二本よりは俯瞰的ですが、商業作品の宿命か、書ききれないことがあった様子です。少しモヤモヤします。でも見ておくと、アフリカの様子が映像としてイメージしやすくなるので、他の関連書籍を読む時の助けになると思います。

 ちなみにルワンダは、アフリカ諸国の例に漏れず、19世紀のアフリカ分割以降長く欧州勢力の統治下にありました。ドイツ領を経てWWW1後はベルギーに委任統治され、1962年に独立しますが、公用語がフランス語であったりクリスマスやイースターが休日であったりと、キリスト教の影響が強く残ります。最近は公用語がルワンダ語と英語になり、宗教分布もまた変わってきているそうです。それら背景を全く知らなくても読める本でもありますが、参考までに。

 そういえば質問者さんには以前別カテでお答えしたことがあるような。
今度は齟齬なく、有益な回答になっていれば幸いです。
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この回答へのお礼

ルワンダ紛争は未だよんでおりませんでしたので、早速読みたいと思います。
ワイルドスワンは著者が同世代なものですぐ読みました。私か紅衛兵に連帯して学生運動をしていたその紅衛兵の実態を知ることは悲しくもありました。そして山崎豊子の大地の子を読み、パールパックの大地を読み、私流に中国三部作と位置づけてます。
自叙伝が恣意的という指摘がありますが、殆どの歴史的人物は本音を語らず文書を残さず自害し絞首刑になっていますので、恣意的なものを前提に他の本と読み合わせで読んでいくしかありません。
最近の事例では東大安田講堂やあさま山荘事件は佐々氏の本しか図書館にありません。
佐々氏は機動隊側の人ですから、その視点で本を書き、テレビも佐々氏の意見で構成されています。
しかし当時は機動隊は悪、学生が善という基本で報道かなされていて、今の論調とは180度異なります。
そしてその後のバブルとなりますと、大蔵省や銀行のやったことは全て封印され一切報道も書籍もありません。わずか20年前常識だったことが見事に風化され歴史から消えました。
当事者で真実を知っている人は皆黙秘し、かろうじて知っているマスコミも国家権力と巨大産業が怖くて語らないこれが実情のようです。かように歴史の真実は絶対に分からないことを前提としていろんな角度からの意見を拝聴する態度でよんでおります。アメニカは民主化という名の下にアメリカに敵対しない日本を作りあげその一環として、憲法改正・財閥解体・農地解放をしてきましたが、官僚は内務省のみ解体しその他は戦前のままには、再軍備に必要な参謀を確保し、アメリカが欲しい731部隊の情報のため関連する人たちは何ら責任追及されませんでした。ですから戦争責任ある人たちは戦後堂々し国会議員になり、製薬会社のトップとなってます。ノモハン事件・インパール作戦の失敗も誰も責任をとらず、大東亜戦争の実質的判断作戦を立てた参謀は責任をとるのでなくアメリカに待遇されました。
それはそれで仕方のないこととあきらめてますが、戦争を知らない今のテレビ局の現役がその人たちを祭り上げるのが釈然としません。
杉原千畝氏も関口宏さんの番組で取り上げたことで火がつきました。日本は戦前人種差別撤廃を国際連合で訴えた国ですから、杉原千畝氏の行動は意識ある日本人として当然のことと思われます。
未だに人種差別している国ですと、杉原千畝氏の行動が美化されますが、美化する前提がそもそもおかしいと私は考えます。ルワンダにしろイラクにしろ未だに部族の戦いです。国という概念が希薄なのですから、国家という概念がっかりある先進国としてどうしていいのか分かりません。
行動に移せなくても知ることはたいせつなので、早速よんでみます。
最近は満州からの引き上げの手記を読んでますが、図書館で借りても誰も読んだ形跡がありません。
読むことか彼女や彼へのレクイエムだと思うし、彼女や彼が言い残した思いを身に受け満州引き上げ時と同じ態度で生きることで身を律してます。そうした態度で生きますと全く社会と適応出来ません。
しかしとうに現役を退き、既に耳も聞こえませんので出来ることは本を読むことだけです。
社会とのつながりはとうの昔に切れてしまいましたので、満州引き上げ時の彼女彼らの心をおのが心として現在生きております。いい情報をありがとうございました。

お礼日時:2010/09/15 10:18

詳細なお礼を頂き、お恥ずかしい限りです。



『シンドラーのリスト』をご存じであれば、日本のシンドラーと呼ばれている中原千畝(すみません、漢字が思い出せません:滝汗)の関連本も読まれたでしょうか。

シンドラーも千畝も、元々正義感が強いとか、そういう人間ではなかったようです。
シンドラーは人道的、というよりも「安い労働力」としてユダヤ人を見ていたようですし、千畝も、ビザを発行しているうちに、自分の立場、大使館員とはこうあるべき、という国益を考慮しての行動だったようで、ドイツと協定を結んでいながらユダヤ人を助けたようです。たまたま図書館にあった本を借りての斜め読みですので、題名も忘れてしまいましたが・・・(曖昧なことを知ったかぶりで書いてしまい申し訳ございません)。

mk1946様の幼児体験を公にしてしまうことを書いてしまい、大変申し訳なく思っております。
わたしはガン患者です。
転移、再発にビクビクしながらも、いま生きている自分は、何かの役に立っているかも知れない、と勝手に思い込むようにしております。

話はそれますが、私自身は父親がDVで、酒に酔っては母や子供の私達に暴力を振るい、働かず、高度成長期に生まれながら、わたしは貧乏な生活しか記憶にありません。
貧乏で、学校ではいじめられ続けました。
父親は今も生きていますが、中学時代は一度本気で殺そうと思い、包丁を手にしたところを母に止められました。
「お前がやるならわたしがやる。でも、あの人は手を汚して殺す価値のない人だ」
母はこう言いました。
40代を迎えた今も、父親を許すことはできません。

世間一般の「家庭」がとても平和で幸福そうに見えていたなら、mk1946様と私の感情は、もしかしたら似ている部分もあるでしょうか。
もちろん、mk1946様の方が、筆舌に尽くしがたい体験をなさっていることは重々察せられます。
心に溜まってしまった怒りが、「正しいカタチ」で放出され、鎮まることをお祈り申し上げます。
人は、誰かを恨み続けるために生きるのではありません。

わたしは、父親を反面教師とし、生きています。
一人でも不幸な子供を減らしたいので、子供の心に向き合う仕事をしております。
父親が働かず、大学進学が叶いませんでしたので、自分で働いて、27歳の時に放送大学で心理学とカウンセリングの単位を取りました。
バブル全盛期に大学受験を迎え、貧乏がゆえに進学できないことで父親を恨みましたが、今は見方を変え、自分の力で大学の勉強をできたことに誇りを持っております。

心にズシンとくる重いものもよいと思いますが、もう、充分苦しまれたはずです。
作家のクセを、重箱の隅をつつくように批判するようなお心では、これから先も自虐的に生きなければなりませんし、それはいばらの道・・・辛すぎます。

mk1946様が、深い傷を負いながらもいま、生きていらっしゃるのは、自虐的に生きるためではないはずです。

remember 生まれたこと
remember 出会えたこと

remember けれどもしも 思い出せないなら
わたし いつでも あなたに いう
生まれてくれて welcome

わたしは、こういった場所ですが、mk1946様のような博学な方と出合えたこと、嬉しく思います。
わたしは、元々読書が好きですので、エッセイから漫画まで読みます。
漫画も、ドラマ化や映画化された『ブラックジャックによろしく』や『海猿』は、原作の方が、命に対してより強いメッセージ性を感じます。もしお時間がありましたら、バカにせずお読み頂ければと思います。
お会いできたら、貴方様から色々と学べるのではと思うと、もどかしいです(苦笑)。
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 戦争を語ったものであれば・・・。

全編ではありませんが、

『不毛地帯』・・・山崎豊子
主人公、壹岐正が元大本営作戦参謀で、シベリアに11年間抑留されていたことが克明に描かれています。その後も、商社マンとして、その生きざまがとても丹念に描写されています。
有名ですから、ご存知でしょう^^;

『731部隊』・・・森村誠一
高校時代に読みましたが、胸が悪くなる、吐き気がするような残酷な描写で、日本軍のしたことを知りました。

 絵本ですが。

『ひろしまのピカ』・・・丸木俊
『かわいそうなぞう』・・・つちやゆきお/たけべもといちろう
子供向けですが、涙なしには読めません。


 戦争とは関係ありませんが・・・。
『白い巨塔』、『沈まぬ太陽』、『大地の子』・・・山崎豊子
『氷点』・・・三浦綾子
『人間の証明』・・・森村誠一
『納棺夫日記』・・・青木新門
など、ドラマ化、映画化されていますがやはり秀作だと思います。
年代的に、戦後すぐの時代をあつかっているのは松本清張でしょうか。
松本清張の小説は、「殺人の裏には理由がある」という観点で描かれているそうです。現代社会の「無差別殺人」、「理由なき犯行」からはまだ遠い、筋の通った人間が描かれています。

映画も鑑賞されるなら、
『プライベート・ライアン』、『戦場のピアニスト』、『シンドラーのリスト』などはご覧になっていらっしゃると存じます。
戦争ものではありませんが、『ショーシャンクの空に』、『陽のあたる教室』、『いまを生きる』、『マイ・ライフ』、『12人の怒れる男』などもお薦め致します。

邦画では、『生きる』が心にズシンときました。

私自身が「死」と隣り合わせの病気を患いましたので、心にズシンとくるもの、好きです。
悲しい話ではなく、ハートウォーミングな映画では、『月のひつじ』が泣けましたし、観た後に心があったかく、考えさせられる映画でした。

一つでもご参考になったら幸いです。
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この回答へのお礼

せっかくの情報ですが本は全て読んでおり、映画もほとんど観ております。
返信でこうしたことを書いてもなんですが、不毛地帯の上巻は完全な盗作ということでほぼ決まりのようです。
沈まぬ太陽も全5巻のうち中程1巻が文体が違い、内容の展開も異なってます。
さらに最近の運命の人も4巻で文体が異なり、個人的にはいつものくせが出たなという感想を持ってます。
不毛地帯の主人公は陸軍参謀の瀬島隆三で、一説によれば彼が本にしてくれと頼んだとか頼まないとか言われてますが、この本で瀬島氏の過去悪事が免責された結果となっているようで釈然としません。
その後中曽根臨調で完全復活し、戦前の行為・伊藤忠時代のインドネシアとの取引・韓国との取引等々裏の行為が全て不問に付した感があり、戦争責任を全く追及せず、過去の人を美化し、それをまた今回テレビ化したので、日本人の責任追及の甘さを感ずるものです。
本人は時事通信のインタビューに一切語りませんでしたので、巷でいわれている悪事は全て風評ですが、日本人50万人が抑留になった原因にはからんでいるようです。

「生きる」は良かったですね。2回観ました。ショーシャンクもおすすめですね。
シンドラーのリストは実際との関係でどうなんでしょうか。
戦場のピアニストはホロコーストの本をかなり読んでいますので、やはり実際は映像化出来ませんので、物足りなさが残るのはやむをえませんね。

あなたは死と隣り合わせがきっかけのようですが、私は幼児期に受けた虐待とACが原因で、この種の本を読んで癒しております。内在する怒りを本に感情移入することで昇華しています。
世に言うトラウマというのは、そう簡単に解決できるものでなく、60年もこの種の本を読んで癒し、かつ薬を服用してどうにか生きてます。人が虐待され殺される場面を読むと、内在する怒りと共鳴し、やっと人に理解されたという気持ちになり心がやすらぐのです。
アメリカでは殺人被害者と殺人者が交流するという試みをしているようですが、難しい問題だと思います。
ホロコーストの本を読みますと、実際に人を殺すにはかなりの勇気がいり、何人かは拒否しています。
映画カチンの森では簡単に殺人をしている映像でしたが、実際はどうなんでしょう。
私が学生の時、戦争から帰ってきた教師は自分は人を殺していないと誇ってました。

お礼日時:2010/09/09 11:08

高橋和己の「邪宗門」です。

戦争体験ものではありませんが、ストーリーはある宗教団体とその弾圧、過去の悲惨な運命を背負う少年とそれを取り巻く人間の話です。かなり前に一度読んで忘れられなくなった一冊で、最近もう一度読みましたがやはりとても良かったです。もしかしたら絶版しているかもしれないので図書館にしかないかもしれません。
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「原爆の子」上/下 長田新 編 (岩波文庫)

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この回答へのお礼

ありがとうございます。
私の住んでいる市の図書館は原爆関連に力を入れて100冊以上保有しているのですが、あまりに本が多すぎて何から読んでいいか分からない状態でした。
原爆の子、早速読んでみます。

お礼日時:2010/09/04 18:41

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