重要なお知らせ

「教えて! goo」は2025年9月17日(水)をもちまして、サービスを終了いたします。詳細はこちら>

【GOLF me!】初月無料お試し

なぜ不況なのでしょうか?

あまり理由を知らない素人質問ですみません。
不況を嘆く声を頻繁に聞くようになり、
政治や何やら会社に対する不満を聞くようになり、
最近は「安い海外の労働力(中国など)」
「やすい商品=低下する給料」
「機械化した方が安く品質が安定するから雇用が減る」

という理由付けでみなが
「企業も苦しい。世界競争だから仕方ない。」
と諦めてきはじめているように思えます。



そこで質問です。 なぜ不況なのでしょうか?
海外の安い労働力~安い商品~給料の低下~消費の低下
というスパイラルなのでしょうか?
機械化が進み人間が不要になった事も大きいのでしょうか?

この不況は経済が効率を求めて発展する上で必ず通る
通過点で避けられないものだったのでしょうか?
それとも何か別に原因が絡んでこうなっているのでしょうか?


また、海外の後進国は先進国の安くて良い品やその中古品に押され
産業がことごとく壊滅し抜け出せない等と聞きます。
日本の不況はまだ生ぬるく幸せな方なのでしょうか?



個人的なお考えで構いませんし、
少し理屈が通っていなくても構いません。
日本の「不況」とは一体どんなものなのでしょうか?
海外の「不況」と違いがあるのでしょうか?
色々なお考えをお聞かせ頂けますと幸いです。

A 回答 (11件中11~11件)

基本的に不況とは金回りが悪くなる、金が市中で減ることで起こります。


日本の不況はまず90年代の土地バブルの崩壊から始まり、
1)土地が安くなる→売れなくなる→金回りが悪くなる
中国など新興国の安い賃金を武器にした商品の氾濫で国内のメーカーが打撃を受け、
2)商品が安くなる→代金の動きが悪くなる、また国外に金が出て行く→国内の金が減る
そのメーカー自体が国外に工場を求めて出てゆき、
3)国内でのものの動きが少なくなる、また働き口が減る→当然金が動かなくなる
アメリカを中心とした金融バブルが崩壊すると
4)日本でも銀行が金を減らし→国内の金が減る、また
トヨタをはじめアメリカでの売り上げが激減し国内のものの動きが悪くなる
5)→賃金も取引きも減って、金回りが悪くなる

経済の大きさは動く金の大きさですから、日本の経済はどんどん縮んでいるということになります。
つまり慢性の不況です。

ちなみに
>機械化が進み人間が不要になった事も大きいのでしょうか?
パソコンの普及でオフィスなど全体として雇用者は減っていることは確かです。
この状況は不況の始まるづっと前からの現象ですからあまり関係はないかもしれません。
製造業がどんどん日本から出て行ったり倒産したりしてまともな働き口がなくなっているということはあります。
小売業を中心とした巨大資本化、集約化が進んで、低賃金のサービス要員だけが増えているわけです。
これは世界的に見てもごく少数の巨大企業が独占体制に入った(日本はほぼ蚊帳の外)ことと連動しています。
>また、海外の後進国は先進国の安くて良い品やその中古品に押され
産業がことごとく壊滅し抜け出せない等と聞きます。
日本の不況はまだ生ぬるく幸せな方なのでしょうか?
そのとおりです。

ご参考になれば。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
解りやすい流れの説明をありがとうございます。

これらは産業が発達して行く上で逃れられない宿命なのでしょうか。

お礼日時:2010/10/02 20:09

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!