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分譲マンションの二重床のリフォーム(遮音)について

LDの二重床がヘタって沈み込むようになったため、やむなく今回リフォームで下地から作り直すことになりました。

ダイニング側の床下の一部に給水管が通っています。以前「水道管周りは管経由で、音が響きやすい」と聞いたことがあるのですが、具体的に同じ団地内でもリフォームで二重床を触ったあとに、階下住民から音の件で苦情を言われるケースを時々耳にしております。
(ここ最近では、管理組合の工事の申請書類に、床の遮音性能書や、収まり図面など書類が年々追加される傾向がある為、苦情件数はそれなりに増えてるようです。)
工事の基本情報は以下のとおりです。
ご経験者の方、ご専門の方、情報をお持ちの方、音が響かないようにする為に工事で気を付けるべき点ご指南の程よろしくお願い致します。


<基本情報>

スラブ厚・・・150mm。公団住宅で築29年、8階/11階建
天場までの高さ・・・100mm~120mm

元の床・・・大引き+根太+構造合板(12mm)+遮音シート付きの合板フローリング(9mm)。
※床下はロックウールで遮音。確認で一部解体したところ、隙間なくギュウギュウに詰まっていました。

工事後・・・・万協フロア(遮音用YPE-90)+パーティクル(20mm)+構造合板(12mm)+無垢フローリング(12mm)
※同じく、ロックウール(55mm)で遮音予定。
工事業者の考えでは、万協の脚自体に遮音性があるので、ロックウールは、1枚を引けばよく、ギュウギュウに詰める必要はないとのこと。
スラブに不陸があるため、スラブが下がっている所は、一部、支持脚とパーティクルの間に構造用合板を入れて、調整するような説明がありました。

ロックウールを目いっぱい詰めなくてよいものか(床下に空間ができてよいか)、構造用合板を挟んで床下地の強度が落ちないか、素人でよく解らないので、その点もアドバイスをお願い致します。乱筆で申し訳ありません。

       

A 回答 (1件)

大分日にちが経っておりますが、参考になれば幸いです。



変更案は、支持脚式の置き床遮音用のみが、床スラブに対しての、緩衝材となる構築です。

その場合ですと、従来あった遮音シート付きフローリングと比較すると、下階への振動は、同等に押える事は出来ません。
(結構響くようになる恐れが有ります。)

無垢フローリングの下地に、緩衝材の設置が望ましいかと思います。(遮音シートでも可。)
(無垢フローリングでは、緩衝材付きの物は、ほぼ無いと思いますので。)

ロックウールに関しては、ギュウギュウに詰め込むまでの必要はないかと思います。

ようは、各種配管の振動と共鳴を抑えられれば良いだけの事ですので、配管固定バンド類にも防振ゴムなどを利用し、緩衝音を抑える事の方が重要でしょう。

床スラブの不陸は、支持脚で調整のできる物が主流です。(と言うか、それしか使ったことが無いです。)ので、合板での不陸調整などは必要有りません。

床の振動を床スラブに伝える、支持脚であり、支持脚の支える面積のみでは、振動を抑え切るには無理が有ります。

出来るだけ、振動を抑えるには、合板とフローリングの間に遮音シートなどの吸収材を用いるべきかと思います。それで、以前と同等な環境になるかと存じます。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。
また大変丁寧なご回答を頂きありがとうございます。

質問の直後から業者さんが工程変更や資材手配がうまくとれず、こちらもかなりバタバタすることになってしまい、せっかく頂戴したアトバイスを拝見する間もなく終わってました。
結果として、適合した支持脚を採用して合板挟み込みをやめ、ロックウールを多めに入れる形となっています。遮音シートは全く検討されませんでした。

防音が脚だけとのことなので、階下へご迷惑にならないよう気を付けてトラブル回避に役立てたいと思います。今のフローリングを直す時期がきたら、是非遮音シートを採用したいと思います。

ご親切にありがとうございました。

お礼日時:2011/01/15 13:15

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