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大型トラックやバスに搭載されている補助ブレーキのリターダを乗用車に取り付けることはできないのですか? リターダ社のホームページを見たら、メリットが多そうですが、そんなにいいものなら、オプションなどで取り付け可能な車って販売されているのですか?
もし、リターダがだめなら、排気ブレーキならどうなんでしょうか? これなら、2tトラックにもついているので、ディーゼルのミニバンなどでも付けられそうな気がするのですが?

A 回答 (4件)

大型バスの乗務員です。

うちのバスにもリターダ付きがありますが、急坂の下りくらいしか使わないですよ。そもそもリターダ自体ないバスも多いので、使わない運転ができることが基本です。また排気も、凍結時、降雪時には、後輪のみがロックしてしまいスリップの原因となるので使いません。
あくまで、フットブレーキ容量の温存と、ブレーキの長持ちというのが存在意義です。
リターダですが、作動時と解除時に結構なショックがあるので、重量物を運ぶトレーラーには有意義であると思いますが、ショックを嫌う、バスには、使い勝手が悪いです。そんな理由で、実際の乗務でもリターダまで使うことは、通常はあまりないです。まあ、会社、乗務員によっては違いますので一概には言えませんが。 国産バスでは一部のAT車を除き、普通は、リターダはオプションで、値段も上がるので、リターダ付きのバスは、実はそんなに多くないと思います。リターダの恩恵があるのは、作動時のショックを気にせずブレーキ能力が必要な重量物搬送車だけだと個人的には思います。    

あと、構造上ディーゼルのバンに排気ブレーキは付きます。ただ、排気の効きは、排気量に比例しますので、3LエンジンATでは、ほとんど効かないと思われます。さらに排気弁が増えたことにより、故障や点検する部位ばかり増え、ある程度の大きさからでないと排気ブレーキに関してもメリットはないです。 
結論として、乗用車は、フットブレーキだけで充分です。 ついでに言うとリターダユニット自体結構大きいので、乗用車に乗せる場所はないですよ。 
最後に、総重量で、大型バスで20t近く、重量トレーラーでは50t それに比べ乗用車は1tくらい大型車でもせいぜい2t近く 総重量だけ見ても乗用車に取り立てて補助ブレーキが必要ないことがお分かりいただけるかと思います。   
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この回答へのお礼

詳しい回答、ありがとうございました。たいへんよくわかりました。

お礼日時:2010/09/26 11:34

そういった補助ブレーキが必要な車というのは、


要求される制動力を主ブレーキだけで補うには少々荷の重い車であり、
乗用車レベルではそういう面の問題がないので、必要がないんですね。

あとは、大型車のエンジンはエンジンブレーキの効きが弱く、
どうしても補助ブレーキが必要という側面もあります。

まあハイブリッド車なんかは回生ブレーキが
実質的にそういうリターダー的な役割も持っていたりしますが。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。

お礼日時:2010/09/26 11:35

リターダや排気ブレーキ等の補助ブレーキは、貨物車だから必要になります


乗用車には通常のブレーキで十分ですから、わざわざ重くて大きくてコストアップになる補助ブレーキを取り付ける必要は無いでしょう
オプション設定しても、誰も買わないでしょうね
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。リターダは、重いのですね。

お礼日時:2010/09/26 11:36

 メリット無いです



リターダがデカい、搭載する場所が無い、搭載したら室内が狭くなる、車両重量が重くなる、重くなるからブレーキの強化をしなくてはいけない、燃費が悪くなる、etc.

小型車には全てデメリットになります。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。重くてデカくて搭載する場所がないなら、誰も付けませんよね。

お礼日時:2010/09/26 11:38

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