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電線の地下埋設について


奄美大島の大洪水を見て思ったのですが、地下に埋設されていた場合は電気は寸断されなかったのでしょうか?

地下埋設されるとどの程度の災害まで耐えられるのですか?

ご存知の方よろしくお願いします

A 回答 (1件)

被災現場を実際に自分の目で見たわけではないので、想像で書きます。



電柱よりは埋設の方が強そうではありますが、家庭用の電気というのは電柱の電気をそのまま各家庭に引き込んでいるわけではなく、トランスで電圧を下げています。なのでいくら電線路が助かっても、トランスがやられたら結局停電することには変わりありません。よって、埋設した場合は道路ごと陥没したとかではない限り、電線は助かるでしょう。でも、トランスは電柱がなくなると、地上にコンクリで1m近くかさ上げした上に小さい物置みたいなのを建てて、その中に設置することになるわけですが、それでは今回のような床上どころか、1階が全没するほどの大雨だったらトランスも水没して終了であり、どっちにしても結果は終了だったのではないでしょうか?ただ、送電網が水没しただけで流されたりしていなければ、復旧は簡単だったかも知れませんし、泥水につかったために乾いても掃除しなければ送電できないとか、トランスを交換しないとダメだとなったら、電柱の方がましかも知れません。

埋設物でひとたび問題が起きた時は、復旧や問題箇所の特定は大変な仕事ですが、電柱なら問題のある場所は一目で解るし、復旧はまた立てればいいので、埋設を掘り返して工事するよりは断然楽です。街中でなければ、電柱を立てる場所に困ることもないでしょうし。

なので激甚な災害時は、どっちがどうとは言えなくなりそうに思いますが、多少のことでは障害が起きない代わりに、ひとたび障害が発生したらすごくめんどくさい埋設 vs 障害が出やすいけど復旧も簡単な電柱、という構図にはなりそうですね。また今の日本での電線の埋設化はどっちかと言えば、災害耐性よりも街の景観・美観への効果に主眼が置かれている気もします。
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この回答へのお礼

地下埋設はやはり難しい課題ですね。地震の場合は電柱のほうがいいなんてよく聞きますが水害の話は聞かないので質問しました。

やはりいずれにせよ停電だったんですね

早く復旧できる電柱でよかったと思えます。


回答ありがとうございました!

お礼日時:2010/10/29 18:28

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