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変化球にチェンジアップというのがありますが、厳密に言うとどういう球種ですか。またなんでチェンジアップ(切り替え)という言い方をするのですか。なるべく詳しく教えてください。さらには、この頃大リーグの中継などでカットファーストボールという言い方を聞くように思うのですが、これは何ですか。

A 回答 (5件)

こんにちは。

チェンジアップは最近は「サークルチェンジ」と呼ばれるものが一般的になりつつありますね。手をOKサインのようにして中指・薬指・小指で投げるような感じです。ストレートは人差し指と中指で投げますよね?一般的に薬指や小指は力が弱く、投球モーションによって得たボールの力(速度)をそのままボールに伝える事ができず、弱い指先が吸収してしまいます。そのため腕の振りは速球と同じ速度で振られているため、それまでの速球と同じタイミングで打者はバットを振ろうとし、思いもかけない遅い球が来るため打者は打てません。チェンジアップというのは、速球に対する『スピードの速さの切り替え』ということだと思います。
私も大学野球では140kmの速球を投げておき、突如110kmチェンジアップを投げるとよく打者は空振りしてくれて助かってます。

カットファーストボールというのは握りはストレートと同じです。
ただし、投げる瞬間にほんの少し右に擦ります。ほんとにほんの少しです。
やりすぎるとスライダーになってしまいます。(速度が落ちてしまうためファーストボールとは呼べません)すこーしだけ右にこする事でスピードも1・2kmしか落ちずにこれまたすこーし左に曲がったり落ちたりします。打者はストレートだと思ってバットを振るのに直前で少しだけ変化するのでバットの芯を外されてしまうのです。

この回答への補足

なるほど。よくわかります。大学野球の方なんですね。140キロを投げるというのはすごいですね。
ところで、チェンジアップについては、想像どおりの答えだったのですが、もう一つ腑に落ちないのは、テレビの解説などで、今のチェンジアップはよく落ちたとか、曲がったとか言っているのを聞くことです(気のせいでしょうか?)。となるとこれは、ただ球速の変化だけでなく、変化球のようにもなるのですか?

補足日時:2001/04/19 14:31
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そうですね。

これは自分の場合ですが、サークルチェンジの握りは分かりますよね。中指、薬指、小指でボールを握りますよね。すると当然薬指の位置にボールの中心が来るように握ります。当然、中指の方が力が強く、次に薬指、小指とだんだん力が弱くなっていきます。だから右投げで言えば、投げる瞬間に中指の位置、つまりボールの左端は強く押し出され、力の弱い小指側はあまり押し出されません。だから軽いシュート回転のようになるのです。そしてストレートのような下回転が無いため重力に負けてボールは落ちていきます。さらにシュート回転が軽くかかっているので曲がる事があるのです。実際自分のチームは投手が9人ですが、その中の一人はサークルチェンジの握りでシュートを投げます。今度プロの選手がサークルチェンジを投げる時、よく見てみてください。右投げ投手なら微妙に「右下」に曲がり落ちています。大リーグの吉井投手なんてよく投げますよね。
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補足です。



チェンジアップは、ストレートと違って回転が極端に少ないのです。巨人の河野(左ピッチャー)が外国で習得したチェンジアップをスローで見るとフォークボールよりも回転が少なかったです。(何かのTVでやってました)
ストレートの場合、バックスピンのような回転なのでその力で周りの空気を押しのけて前にすすむためなかなか落ちません。しかし回転のほとんどないボールを投げると、いろんな方向から空気の抵抗をうけるためどういう方向にボールが変化するのかわからないのです。重力の効果がもっとも大きいので下に落ちる場合が多いみたいですが。
小学校のときによく使っていたカラーボール(中に空気が入ったやつ)を回転をかけずに投げると、そのボールは縦横に変な振動をする時がありますから。。。(一度試してみてはどうでしょうか?)
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チェンジアップは打者のタイミングを外すために速球と同じ投げ方で投げるスローボールのことで、指先にボールをかけない投げ方をすることで失速ボールを作り出します。

私は野球経験はありますが、ピッチャー出身ではないので投げることはできませんが、友人の話によると適当に握ってから肘をより大きく投げ出して、投げるとき手首をくの字にして、指の第2関節あたりから投げ出すようにしてスナップを使わずに投げます。
英語の辞書では、change-up = change of pace(速度の変化)と書いてありました。change-upはボールの速度の変化が大きいというところから来たと思います。

カットファーストボールは、ネットで調べてみました。
縫い目から指をずらしたり、外したりして投げる直球のことらしいです。元ロッテの村田兆治選手いわく、『手首を使って放す時にボールを振り切る。縦に変化し、スピードがあって少し落ちるボール。』

この回答への補足

なるほど。自分で投げようとは思いませんが、参考になります。
ところで、チェンジアップについては、テレビの解説などで、今のチェンジアップはよく落ちたとか、曲がったとか言っているのを聞きますが(気のせいでしょうか?)、となるとこれは、ただ球速の変化だけでなく、変化球のようにも使えるのですか?

補足日時:2001/04/19 14:37
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専門家ではないので、あまり詳しくありませんが、チェンジアップとは、ストレートと同じ腕の振りで急速の遅いボールを投げ、打者のタイミングをはずします。

握り方はピッチャーによって違います。急速が遅いので打者の手元で落ちる事もあります。

カットファーストボールは、詳しくは知りませんが、ストレートの握りを少し左右にずらして投げる、右や左に動いていくファーストボール(直球)の事だと思います。

違っていたらごめんなさい。もっと詳しくご存知の方、いらっしゃったらご指摘下さい。
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この回答へのお礼

おっしゃるとおりのようですね。ありがとうございました。
チェンジアップは落ちるだけでなく、曲がることはないのだろうか、という疑問がまだあります。

お礼日時:2001/04/19 14:37

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