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オーディオ・アンプの切り替えセレクター(ダミーロード付)の自作について。

私はエレキギターの配線をいじったりしているので半田ごての扱いは慣れているのですが、電気知識が全くありません。今回、3台のオーディオ・アンプ(ステレオ)を、ロータリースイッチを使って1台のスピーカーにつなぐセレクターを自作したいと考えています。真空管アンプ2台とトランジスタアンプ1台があります。真空管のアンプはスピーカー端子を外した状態だとオーバーロードするということを聞きましたので、たとえば、Aというアンプを選択しスピーカーで鳴らしたときに、BとCのアンプはそれぞれ16オームのダミーロードに接続される、という回路にしたいと思っています。自作にあたって、下記のことがわかりません。希望としてはリレーを使用するのではなく、あくまでも機械式のセレクターにしたいと思っています。

●この場合に回路はどのようになるのでしょうか?また、ロータリースイッチは何回路何接点ということになうでしょうか
●トランジスタ・アンプが1台あることから、ダミーロードの容量やスイッチの耐電圧耐電流も心配です。
●いちおう、ホットもコールドもそれぞれ切り替わるようにするつもりなのですが、この場合に内部の配線は端子直前までシールドケーブルにしておく必要がありますか?それとも、どこか1か所のコールドをシャシーにアースしておけばいいのでしょうか

わからないことが多くてすいません。質問が多岐にわたるため、個別のご回答でもかまいません。よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

まず真空管アンプの場合、負荷がないと危険というのはそれほどの心配は要りません。

ダミー抵抗はなしでも実用上は問題ないと思います。

それよりも3台のアンプに並列に信号を入れるほうが良くないでしょう。
アンプの手前に機器の負荷が3台並列では不安です。

スピーカーセレクターと同時にアンプの入力側にも切り替え器を使ったほうが良いと思います。

スピーカーセレクターですが、ご質問の条件では6回路3接点というタイプのスイッチになります。
ステレオで3回路なので、スピーカーは6本の切り替えになります。

スイッチは販売店で適当なものを選べますが、注意は対電流特性でスピーカーの場合は10アンペア程度は流せるものが必要です。
この条件で上記の6回路3接点というタイプは意外に限られるかもしれません。

また特にロータリータイプのスイッチの場合、回転で切り替える際に前後の接点が一旦両方とも接触するタイプと、一度切れてから次の接点につながるタイプがあります。
前者では2台のアンプが一瞬直結されることになりますので不適当です。ご注意ください。

内部配線は全部個別に端子からスイッチまで配線すべきです。アースでも共通にはしません。
これは万が一ケーブルの接続が+-逆になっても安全を保つためです。
又スピーカーでは低インピーダンスなのでシールドは不要です。

この回答への補足

早速のご返答ありがとうございます。

まず、インプットに関してはラインセレクターを別途用意する予定です。

アンプセレクターは、やはりダミーロードを噛ませる回路は複雑になってしまうのでしょうか? 音質評価で比べ聞きをしたいため、電源を投入してボリュームを上げたまま切り替えても、負荷のかかっていないアンプが大丈夫であればいいのですが・・・

あと、ご回答の中でちょっと理解できない部分がありました。

>スピーカーセレクターですが、ご質問の条件では6回路3接点というタイプのスイッチになります。
>ステレオで3回路なので、スピーカーは6本の切り替えになります。

前述のダミーロードは無しという前提だと、
3台のアンプのLRを1組のスピーカーにアウトするということは、
4回路3接点を逆転して使うという解釈ではだめでしょうか?

もしお時間がございましたら再度お返事をいただけると助かります。

補足日時:2010/11/01 13:26
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yosifuji2002です。



そうですね。4回路3接点で間に合いますね。私の勘違いです。

ところで秋葉原の駅の下の東京ラジオセンター(だったかな)の2階の小さな店で、安いセレクターを見つけました。4台のスピーカーを切り替えられるものでノーブランドですが製品はしっかりしたものでした。
もし近くにいかれるようでしたら参考までに。


又ダミー抵抗の件ですが、アンプの過大電流が流れるかどうかは別として、どちらにしてもオフのときはスピーカーから切り離されるので、その有無は音質には関係ないと思います。
まあ、上記のスイッチを使えば抵抗の値段だけの差ですが。

ちなみにトランジスタアンプの場合は負荷は大きい方が安全なので、あえてダミーはつけることはありません。
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>真空管のアンプはスピーカー端子を外した状態だとオーバーロードするということを聞きましたので、


はい、あります。OTLだとこの問題は無いのですが、トランスアウトの場合二次側が開放されるとトランスとして機能せず一次側コイルインダクタンスの負荷となります。二次側に高電圧が発生し絶縁を破る恐れがあります。短時間なら耐えられますが、アンプの比較試聴のような入出力されっ放しの条件ではやはりダミー抵抗が必要でしょう。また通常出力と同じワット数耐圧のダミー抵抗でないと焼け切れてしまいます。
「無誘導巻線抵抗」をお勧めします。
例:http://www.kaijin-musen.jp/44.html
これは、公共施設などのハイインピーダンス配線も同じ条件なのでそれぞれのスピーカOFFで無誘導巻線抵抗が挿入される回路になっています。
トランジスタアンプは上記の設備用ででもなければ、まずOTLですからダミー抵抗は不要です。

ところで、ロータリースイッチですが、1A以上の多回路多接点スイッチは私にはみつけられません。鳴らしたまま切り替えるとなると、充分な電流許容量のパーツを使いたいものです。リレーを使用しないのならロータリースイッチは候補無しとさせていただきます。

半田付けがおできになるようですが、バナナプラグを使って手動で直結という方法では駄目なのでしょうか?
もちろん真空管アンプには不使用時に無誘導抵抗をバナナプラグで接続しておきます。抵抗器は結構熱くなりますので火傷注意です。

シールドケーブルは全く不要です。

この回答への補足

お世話様です。ご返答ありがとうございます。アンプにお詳しいようで参考になります。

現在、抵抗にはメタルクラッド抵抗8.2Ω耐圧5owというものを候補にしています。

また、ロータリースイッチは、岩通のUS26というシリーズを候補にあげています。
スペックシートはこちらです。
http://www.iwatsu.co.jp/product/compo/switch/pdf …
詳しい方からみて、これらの部品はどうなんでしょうか。ピュアの方々はセイデン社のものに人気があるようですが、そもそも安物のケーブルばかりつないでいるような状況では、ごく一般的なスイッチでも問題ないだろうと考えてこれを選択しています。

バナナプラグを使って手動で切り替え、というのは、現在もラインセレクターと併用でまさにそれを行っているのですが、私の場合、機器の比較には連続性が重要で、同じ曲を瞬時に切り替えることでノイズの有無や音質の傾向がつかみやすいと考えています。

補足日時:2010/11/03 15:13
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さすがです。


US26ですか、有るんですね。
切り替えてこれからアンプで増幅する場合は、切り替えノイズの出にくいショーティングを使うのですが、
アンプ出力の切替ですから切換タイミングはノンショーティングが安全ですね。

最大電力500mAですので、8オームスピーカーで最大2Wの出力までの使用ができる計算です。
ま、最近の低能率AVスピーカーとかでなければ90ホーン程度の音量が出せるでしょう。
音を聞きながら何とか会話ができるくらいの音量になります。

配線を考えてみました。段数は4段必要です。
ダミー抵抗は両切りではなくアンプのマイナス側にぶら下げてます。

左チャンネル
(1)球AMP1の左+
(2)球AMP2の左+
(3)TrAMP3の左+
(6)左SPの左+
(7)球AMP1の左-
(8)球AMP2の左-
(9)TrAMP3の左-
(12)左SPの左-

右チャンネル
(1)球AMP1の右+
(2)球AMP2の右+
(3)TrAMP3の右+
(6)右SPの右+
(7)球AMP1の右-
(8)球AMP2の右-
(9)TrAMP3の右-
(12)右SPの右-

左ダミー抵抗
(2)球AMP1の左+
(3)球AMP1の左+
(6)ダミー抵抗を経由して球AMP1の左-
(7)球AMP2の左+
(9)球AMP2の左+
(12)ダミー抵抗を経由して球AMP2の左-

右ダミー抵抗
(2)球AMP1の右+
(3)球AMP1の右+
(6)ダミー抵抗を経由して球AMP1の右-
(7)球AMP2の右+
(9)球AMP2の右+
(12)ダミー抵抗を経由して球AMP2の右-

画像添付しましたが、ここのシステムでは鮮明には表示されないと思います。
考えたつもりだけど配線間違ってたらごめんなさい。
「オーディオ・アンプの切り替えセレクター(」の回答画像4
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この回答へのお礼

ありがとうございます。大変参考になります。これで何とかできそうです。感謝です。

お礼日時:2010/11/03 20:09

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