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SN比とダイナミックレンジの違い

イメージセンサの性能としてSN比とダイナミックレンジがあるそうですが、
この二つの違いがいまいち掴めません。

飽和出力信号と出力部で観測されるノイズ量との比がSN比、
最大入力物理量(出力信号が飽和する入力物理量)と
最小入力物理量(ノイズと区別ができ始める入力物理量)との比が
ダイナミックレンジなのでしょうか?

要するに、イメージセンサにおいては、
出力(信号電圧)の最大・最小比がSN比、
入力(光量)の最大・最小比がダイナミックレンジという考えでよろしいのでしょうか?

A 回答 (1件)

>最大入力物理量(出力信号が飽和する入力物理量)と


最小入力物理量(ノイズと区別ができ始める入力物理量)との比が
ダイナミックレンジなのでしょうか?

大筋では、そのようにお考え頂いて結構です。

一方、SN比は、信号量 (signal) と雑音量 (noise)の比です。
半導体は、熱を帯びたり不純物があったり格子欠損で、正常な信号とは別に、電子が勝手に動き回るのでノイズとなって表れます。
これらノイズは、正常な出力信号が強いと問題になりませんが、長時間露光や、ISO感度を上げる、即ち弱い正常信号を増幅すると、不要なノイズも増幅されてSN比が悪化するのです。
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