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「人権」とは何か。

質問が重なっていたら申し訳ありません。
私は、法学部を目指している高校生です。

近頃、裁判に関して様々な議論が行われていますが…。

裁判に関する色々な質問を閲覧して、
時折「死刑になるほどじゃない」という言葉を目にするのですが
本当に被告人が犯罪を犯したかどうかは別として、
人を1人でも殺した者が
「死刑になるほどの犯罪ではない」と思われる、
その思考はどういう理念に基づいたものなのでしょうか?

簡単に言いますと、全ての者に人権があるからといって、
どうして法を犯した者を法で守らなければいけないのか、ということですね。

私にはその考えがどうしても理解できないので、
皆さんの考えをお聞かせ下さい。

A 回答 (5件)

あらかじめお断りしておきますが、私は法律には詳しくないので、間違ったことを書いているかも知れませんが、大筋では合っていると思います。



物事には優先順位と言うものがあります。
その中でも「人権」は、(たぶん)何よりも優先順位の高いものとなります。

例えば、国民の三大義務に「勤労、納税、教育」があります。
義務ですから、これは日本国民である以上は絶対です。(例外はありますが)
このあたりは、私よりもむしろ質問者さんの方が詳しいのではないでしょうか。

だからと言って「ニートは殺せ」とか「脱税は死刑だ」とか「年金を払わない人は死んでも構わないから全額没収しろ」とはなりません。

人間として生まれた以上は、人権は何よりも大切なものです。
戦争でも捕虜となったものを殺していいとはなりません。
相手を倒すのが戦争であるにも拘らずです。

質問者さんがどうかは、わかりかねますが、このような質問をなさる方は「利己主義」の方がほとんどです。

つまり、自分の損得勘定だけで考えて「自分は当面殺人犯になる予定はないから、もし殺人犯をすべて死刑としても自分は困ることはない」という理論です。

最後に、法学部を目指しているというのが、嘘であることを願っております。
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この回答へのお礼

私の書き方が悪かったのか・・・犯罪者は死刑にすべきだとは言ってないのですが・・・、申し訳ありません。
私はまだ「法学部を目指している」身なので、あまり人権や法に詳しくなくて、論理的な考え方が出来ないのでお尋ねしたんですが、不愉快な気持ちにさせてしまったのであれば謝罪します・・・すみません。

ちなみに余談ですが、私は戦争だから仕方ないといって人を殺すことが罪だといわれないことに疑問を持っている方です。あまり言うと議論になってしまうので控えておきます・・・。

ご回答ありがとうございました^^

お礼日時:2010/11/08 17:51

刑罰の第一目的は「更正」を目的としています。



質問者さんの考え方であれば1人殺すどころか窃盗犯でも死刑にして良いということになりますよね。
刑法は治安の維持のために存在しているのですから、再犯の恐れが薄い人間まで殺す必要はありません。

例えば「親から暴言を吐かれて長年憎しみを持っていて、殺した」というような事件だとしたら、
その人が社会に出ても一般人にまで被害が及ぶ可能性はそう高くありません。

それどころか、衝動的に1人殺すような犯行にまで最高刑を与えるのなら、1人殺した後に自暴自棄になって大量殺人を行う可能性も出てきます。
窃盗で死刑になるのなら窃盗をした後に犯罪をし放題になりますよね。

だからそう簡単に最高刑を適用するべきではないのです。


「人を殺したから死刑にすべき」というような安易な考えではなく、
社会全体の治安を守るという焦点で考えればわかると思います。

人権団体は人権侵害として死刑制度を反対していますが、刑法はそんな部分的な要因だけで作られてはいません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
先に、「殺人者」に対してであって、「犯罪者は死刑にしていい」などとは全く考えてません。とだけ言わせて頂いて・・・

衝動的か計画的かはおいておき、個人に対しての感情であれば確かに一般人にまで被害が及ぶことはないので、最高刑を与える必要はありませんね。

逆に、「誰でも良かった」などという犯罪には、更生の余地があるか、議論が必要なわけですね。
とても勉強になりました。ありがとうございます(^^)

お礼日時:2010/11/08 17:41

と言うか、「心生じて法生まれる」「罪を憎んで人を憎まず」とかの言葉知りませんか



心がない人に、法を語る資格はないと思います
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法は罪を明らかにし、改めさせる為に有るんです



刑法は道理に服さず、暴力によってしか制御できない人間に用いられるものです

と言うか何のために法律作りますか
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この回答へのお礼

私はまだ普通科の高校生なので、法学生ではないので・・・
何のために法律があるのか。それを知るために法学部を目指してます^^

法は罪を改めさせるためにあるものなんですね。
私は少し、被害者側に偏った考え方をしていたのかもしれません。

ご回答ありがとうございました^^

お礼日時:2010/11/08 17:55

古代農民は土地の付着物でした。


農民は農地を耕すモノだったのですね。完全に人権思想の無い時代です。

明治になり人権思想が輸入されましたが、戦前の特高警察には人権思想がないのは歴史が証明してます。

60年安保闘争のころ北海道では三井三池炭鉱で人がゴミのように扱われ、相当な人が人災でなくなってます。

現在も、ボーナスことを賞与という言葉で使われており、これは契約意識からくる雇用関係でなく、昔ながらの家族的経営からくる経営者(親父)の善意という感覚でしょう。

人権意識が表面化したのはここ数十年のことで、学者評論家が言っているだけで、国民全員に人権意識があるかは疑問です。

法律は、理想をとなえ成文化することが多々あります。

明治の立法は、日本が列強諸国の仲間入りするために作られたもので、現状とはかなり乖離してます。
家族法においても、一夫多妻制では西洋に馬鹿にされるということで、一夫一婦制を明治31年に立法しましたが、妾は以前として残り、現在でも行われてます。
最近は妾とは言わず不倫と呼ばれています。

戦後憲法改正され基本的人権という理想が成文化されました。
それが少しづつ国民のもになっている状況です。
会社に入れば終身雇用というのが日本り経営システムでしたが、日米摩擦でこのシステムが解体し、また正規社員に対して派遣というシステムも入ってきました。労働者の人権について考えるいとまもなく、環境がどんどん変わっていくのが現在の状況です。

しかしながら教育を受ける権利、これは江戸時代ま寺小屋から始まり、明治の学校成立、そして義務教育と一環して行われてます。

人権を刑法だけで考えるのでなく、はば広く、また歴史的にも見るのが必要です。

沢山の書物を読み、現在の新聞をみて比較して思索することが重要と考えます。

歴史は戦後左翼系が中心となり偏っていましたが、最近その反動勢力が台頭し、現在論争のまっただ中です。あなたが学校で教わった歴史もかなり偏ったものと思われます。
受験勉強自体の参考書が誤っている場合もあるでしょう、
しかし、それを正解としませんと試験に受かりません。
不条理と知りつつ試練むに受かるために正解を覚えるが、どこか基本に常識を懐疑してください。

思考を停止した大人でしたら、教えてくださいという質問は分かりますが、学びの途中の人ですから、自分の意見を開示して、このような考え方はいかがという質問をしてください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>人権を刑法だけで考えるのでなく、はば広く、また歴史的にも見るのが必要です。
そうですよね!それは全く考えてませんでした。すみません。勉強になります。
指定校なので歴史に関しては全く勉強していなくて・・・これからちゃんと勉強していこうと思います。

「人権」や「法」は私の中で曖昧なものでしかなくて、それを確固たるものにするために法学部に行こうと思ったんですが、その、自分はまだまだ無知なもので、自分の意見さえも上手く書けなくて、申し訳ありません。以後気をつけます><

お礼日時:2010/11/08 18:07

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