
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
>別途積立金とは現金ベースで積立金を持っているということでしょうか
別途積立金はこれまでの利益の累積の一部ですが、その正体は現金だけでなく、商品や売掛金、設備等いろいろな形で保有されています。
別途積立金が多いということはこれらの資産よりも借入金等の負債が小さいということで、企業の安全性の指標にはなります。
別途積立金のメリットとしては、その取り崩しに株主総会の承認が必要になりますので、配当等で流出する恐れが少ないと言うことがあります。
債権者から見てもそれだけ安全性はあると言うことになります。
でも総会で取り崩すことを認めれば後は通常の繰り越し利益と同じです。
会社によっては目的積立金(配当平均積立金、修理積立金)などで積み立てる場合もありますが、これらはその目的に使う限りは総会の決議は不要です。
別途積立金はそのような目的はないけれども、とりあえず制約を設けて留保利益を安全な所においておこうという目的で使われると思ったら良いでしょう。
従ってこれが多いということはその会社はかなり健全であるということになります。
この回答への補足
ありがとうございます。
配当で流出する恐れがないということは、逆に言うと配当には回さないケチな会社という見方もできるのでしょうか?
No.2
- 回答日時:
剰余金は(1)商法上からみた場合と,(2)企業会計上からみた場合では少々違いがありますが,それにしても9割を別途積立金とは凄い。
この分を運営費に流用出来ると云う事は余裕を感じます。(1)と(2)を調べたら解るように現金ベースだけでなく,(1)では任意積立金。(2)では資本金を超える部分と理解して方がよいと思います。参考にしてください。
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