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卵の中のひよこが自力で卵の殻を割ることができない

そんなことがあるんでしょうか。

どうか回答お願いします!

A 回答 (2件)

ニワトリの卵は


長い年月、ヒトによって育てられてきた結果
殻がひじょうに薄くなりました。
それでも、自力で割れないヒヨコはいます。

野生の鳥類の卵の殻は
ニワトリよりもずっと厚くて頑丈です。
当然、自力で割れないヒナもいます。

自力で卵の殻さえ割れないようなヒナでは
その後の発育にも問題が出てくる可能性は
高いと考えられます。

つまり、「自力で卵を割る」というのは
鳥の人生で最初に超えなければならない
ハードルのようなものなのです。

ちなみに、卵の殻の内側には血管が張り巡らされており、
ヒナは孵化直前にこの血管から殻の
カルシウム分を取り込みます。
これにより、自分の体の強化と
殻の軟化を同時に行うのです。

カルシウムを吸収し終わると
この血管は急速にしぼみます。
ヒトが殻を割るのを手伝うと、
この血管のしぼみ具合が
外からはわからないため、
殻を割ることにより、多量の出血を
おこして、ヒナが死亡することもあります。

残酷なようですが
「自力で卵を割ることができるヒナ」こそ
「生き残れるヒナ」なのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
ハードルですか、勉強になりました。

お礼日時:2011/07/15 23:20

 普通にありますよ。


 鶏(白色レグホンやポリスブラウンなどの採卵種)なら20-30個に1個くらいの率かなぁ。烏骨鶏ではもっと多くて1/3くらいが自力で殻を割ることができませんでした。

 つい人の手で割ってやりたくなるのですが、そうやって孵化させても弱くて育たないことが多いので、自力で殻を割れないヒヨコは放置するのが正しい、と言われてはいます。
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