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あるサイトによると
(2chステレオに限っての事ですが、)
SACDは、CDを遥かに上回る情報量・超高音が記録されている、
理論的にはCDより優れた記録&読み出し技術が採用されている、
、がしかし、超人的な耳をもっている人間でも、
聴いてその違いを判別することは到底出来ない・・・・
との事です。
SACDが高音質だ、というのは、「プラシーボ効果」、
つまり「上位メディアなんだから良い音質に決まっている」
との事ですが、どうなんでしょうか?
そのサイトでは、「完全なブラインド(目隠し)テストを行ったところ、
SACDの優位性を判別できる者はいなかった」と言い切ってましたが、
どう思いますか???

A 回答 (9件)

SACDは持っておりません。

次の40万円をヘッドホンに使おうかSACDプレイヤーに使おうか今迷っています。まあ聞いたことがないわけで、意見を言うのもなんですが、半分教えを請うという意味があります。

さて、SACDの単位時間当たりの情報量は圧倒的に多いのは、その規格から自明です。問題は、その能力が音質に結びつくようなものかということです。SACDのCDに対する優位性は、20khz以上の再生能力・6KHZ以下ではCDよりDレンジが50db近く広いという2つの点にまとめられるでしょう。そのほかは、CDと同じです。すなわち、この二つの能力を生かせる場面があれば、SACDにしかできない高音質が達成できるし、その能力が生かせなければ単なる過剰能力となります。音の場面でいえば、(ナローレンジで歪たっぷりで音の立ち上がりがつぶれている)、ロックをはじめとする電気音響ではSACDの長所を使うことはできないでしょう。オーケストラの弦楽合奏の軟らかさや分厚さというのも同様です。逆に、ホールの味やフォルテの後の総休止で残響が消えていくところ、リュートの立ち上がりや余韻や艶の表現はSACDに好適かもしれません。

では、前者の超高域再生について考えましょう。これは明瞭な実験結果が出ています。NHK技研の大規模実験(楽音で20kh以上が聴きとれるか実験した)の結果、ほとんどの場合、音楽において20khz以上は検知できないという結果が出ています。そもそもDSD方式とは、PCMでは各帯域に均等に分布する量子化雑音を超高域に集める技術だと言え(実測では6khz以上ではPCMに負ける)超高域の耳感度がないことを前提にした技術なのです。(仮に聞こえたら、歪だらけのひどい音だといいます=Wikipedeia)

後者について考えてみます。普段、音楽はコンサートでしか聴けません。この場合、演奏・聴衆雑音はおよそ50dbと言われています。もちろん雑音以下の音も聞こえるでしょうがそこからさらに-10dbになればくっきりとは聞きにくくはなるでしょう。そればかりか私も含め多くの日本人は8khzで30dbの耳鳴りまで持っている(8khz以上で30db以下の音はマスクされる)。それでも、ホールの残響は聴き分けられるし、楽器の艶も余韻も聞こえるのです。仮に最強音の実効値が100dbとしたら40dbまで再現できれば、つまりDレンジは60dbもあれば十分だということになります。さて、CDの場合は100db近いDレンジがあるわけで、6bit40dbもの余裕があるわけ。確かにCDの小音の0dbの音質は感心したものではなないでしょうが、普段のコンサートでそのあたりの音は全く聞こえていません(従って音質に影響はない)。SACDがその下限をさらに40db下げても、聞こえない音をさらに聞こえなくしただけで、意味はありません。(逆にマーキュリーレコードの例でもわかりますように、かなりのヒスノイズがあってDレンジが狭かろうと、極めて高音質な場合もあり得るのです。)

(思いっきり下駄をはかせてロックは150dbで鳴るから、SACDのDレンジは意味があるって?人間100db以上の音量では数割の歪を感知してしまいますし、仮に150dbの音に耳が耐えられても、同時になる0dbの音には全く何の意味もないでしょう)

SACDの原理的なメリットはこれだけです。つまり、音楽再生でその能力を生かす局面はないということ。逆にCDを使っても、SACDを使った場合と同等の音質を実現できるはずということになります。現実に両者を比べれば大差があるというレポートが提出されます。暗示というものを除けば、メディアの性能差によるのではなく、SACDが徹底的にコストをかけ丁寧に作られているからというわけなのでしょうね。今、SACDは3500円ですが、CDには100円盤までありますから。

こう考えて、次の40万円はヘッドホンに使おうかと思っています。高級SACDプレイヤーで40万円というとローエンドですが、ヘッドホンなら最高のものが買えますから(中国製ですけどね。)CDを1万枚近く持ってますから、もう一度SACDを買い直すのもバカみたいですし。
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特殊な例として犬耳の人には、犬笛とか蝙蝠の飛び回る音を録音して聞かせたら、SACDでは聞こえてCDでは聞こえないという差はでます。


人間の耳は非線形処理なので差音という偽信号が聞こえて、超高音域での差音の場合、犬耳なら低い音に聞こえるのに普通の人にはそれが聞こえないというおもしろい現象もあります。それが優位性と呼べるかどうかは・・・です。

普通の人で解るとすれば、120dBSPLクラスの大音量を聞かせておいて80dBくらい音量ダウンさせた静寂時のノイズの乗り方(気配とか空気感)くらいかな。音量は40dBSPLになるけどCDだとたった3bitサンプリングの品質になってしまいますので。
一般的なMAX100dBSPLに達するかどうか程度の音楽鑑賞では全く問題にならないでしょう。
製作現場では48dB(8bit分)増幅してもCD品質が維持できる24bitサンプリングはミキシングマージン確保という意義があります。あるいは1オクターブ音程を下げて利用できる可能性もあります。

機材による音作りを廃する為、同じ音源から作成されたCDとSACDを同一の再生環境でブラインドテストすれば、そのサイトの主張どおりになるでしょう。
それくらいの微々たる差ですが、たとえプラシーボ効果でもそれが保障されてHappyに成れるのがオーディオの醍醐味といえるでしょう。
方式より機材による音作りの差のほうが大きい些細な問題としてよいと考えます。
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再生環境とソースによります。


アンプ・スピーカー・SACDで最低50万くらいのシステムで聴いて差がわからなければ耳鼻科に行くことをオススメします。
もしくは超人的にダメな耳の持ち主なんでしょう。
個人的な感想としては音の解像度が桁違いでした。
オーケストラの楽器一つ一つがはっきりわかるとでも言えばいいのでしょうか。
もう完全に別次元です。
ただ、ソースがJ-POPになるとほとんど差がわかりません(笑
JAZZやオケなど複雑な音が絡み合うソースでは差が出やすいですが、単調なJ-POPなどではかなり微妙です。
後日談として聞かされたことですが、どうやらマルチチャンネルじゃないと意味のないソースだったとか。
後試したのが1万台のプレーヤーでもSACDの効果が発揮できるのか?と言う疑問を解決させるべくP社の安物でテスト。
いや~、なかなか攻撃力のあるマーヴェラスな音を出してくれましたよ(笑
SACD買うなら最低でも7~9万くらいのもの用意しましょう。 これ絶対条件。
なんちゃってSACDは絶対買っちゃダメ。
個人的にも買いたい気持ちは高いのですが、聴きたいものが売ってないんですよねぇ。
ソフトさえあれば即買いしてます。
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SAADは、ダイレクト・ストリーム・デジタルという方式で、1ビットで記録されたマスター・レコーディングの音をそのまま記録・再生するという、シンプルな方法で高音質化を狙ったものです。



音の特徴は、滑らかさ・繊細さ・鮮明さでしょうか。
クラシックやバラードなどが、良く合う気がします。
反面、メリハリのほしい曲ではCDのサッパリした感じを好む人もいるのでは。
要は、良い音か悪い音かではなく 好みの問題だと思います。

もし、欲しいアルバムでCDとSACDが あったら…?。
試聴とサイフの中身で判断する事になりましょうか。

なお、超高音に関しては以前から色々 研究されています。
それに拠りますと、人間の耳は22kHz以上が聴けるようには出来ていない様です。
しかし、LPを使った実験では それ以上の超高周波は直接 脳に伝わり、脳を活性化したりα波を出させたりするそうです。 (SACDでもLPと、同じ効果があるそうです。)
だから、純音が10kHzしか聴こえないとか15kHzしか聴こえないというのは、超高音に関しては関係なさそうです。

特に、音楽を楽しむという事に関しては。

オマケで、スーパー・ハイ・マテリアル-CDはビクターの開発で、液晶パネル用のポリカーポネートを使ったもの。
ピットの成型性や、複屈折率に優れたものです。
CDは、レーザー光の反射の強弱で信号を識別していますので、ピットの正確さや乱反射の少なさは非常に重要な訳です。
音質は、SACDを小ぶり?に した感じ。

なお、ピットの正確さというのは、1か0かのゼロには長さ約0・9~3・2ミクロンまでの9種類の0があるからです。
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CDとSACDの差は、物理的には高域再生が前者は20kHz、後者は100kHzで、またダイナミックレンジが96dbに対して144dbという点です。



ひずみ率もこれに比して低下しているはずですが。

問題はこれが人間の聴覚の能力に関して意味があるかということになります。

私は年のせいで15kHz以上は聞こえないので意味ありません。

また96dbでもそのようなダイナミックレンジを実現する装置はないでしょうから、これもどうでも良いと思っています。

こうもりのような聴覚と、外部の音から遮断された部屋とノイズがゼロの装置を持っている方は意味があるかもしれません。


どうも私には関係ないというのが今の結論です。
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全てのデータを見ないと何とも言えないでしょう。



有名アーティストのCDでさえ、音割れして素人がCDを作ったのか?
というようなものはゴロゴロしています。

録音時にCD以上の音質で録音していたのか?という疑問も消えません。

歌謡曲専門の50過ぎの女性に、最初はPHSの48Kbpsの曲が良い音だと
言っていましたが、約4年でCD音質までの音が聞き分けられるように
なりました。同じCD音質でDACの違いも聞き分けられるようです。
やはり聴く方もある程度のトレーニングは必要ではないでしょうか。

料理でも何でも美味しいという人には本当に美味しい物は勿体無い、
という感覚は抜け切れません。
高品質は人を選ぶのではないでしょうか?

自分のことですが、不思議な現象として、比較的良い音を聴くと、
それまでの比較的悪い音を聴いても、何だか良い部分だけが聴こえたり
して、どうも脳みそに音が到達するまでにフィルターが掛かっているよ
うな気がします。
それで気合を入れて聴くと細かい違いが浮かび上がってきたりするので
すけど。

ま、ということで一部のデータの提示だけで結論を言われても、それは
単なるお話程度にしか受け取れないですね。
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再生時の条件によって様々に感じるのだと思います。


私自身は、両者の音質の違いを感じたことがあります。
ただ、やはり収録されている音源によって変わることは
皆さんが言われている通りだと思いますし、優位性の判断は
全くの好みの問題だと思います。全員同じ意見なのは変ですけど。
その辺りは、オーディオ機器好きにはたまらなく楽しいですね。
何をやっても変わる気がして、答えは無いのですから(笑)
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実際のとこSACDは付加価値をつけて高額にするためのような気がします。


複数のCDレヴューサイトをみて、SACDは必ずしも良い結果が得られないことがわかりました。
私もSACDについては懐疑的に思っています。
3種類の(CD,SHM-CD,SACD)クライバーの「運命」を持っていますが、SACDは何かをそぎ落とされた無機質な感じがありまして、良い印象は持てませんでした。
ノーマルCDが一番よいように感じました。
成功例は、オスカー・ピーターソントリオの「WE GET RIQUEST」でした。
これはノーマルCDと違いはっきりと音質の改善が感じられたものでした。
単純にSACD=高音質ではなく、SACD=高品質であるということは間違いないでしょう。
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視聴環境しだいでしょうね、アンプとプレイヤー合計が数万円とかスピーカーも一本2万前後とかの安物じゃいくらSACDでもCD並みの温室ぐらいにしか感じられません



あるサイトとしか書かれていないので,予想しかできませんが

そのサイトがアンプとかの機械だけで単体で100万単位スピーカー、部屋も音響効果考えての防音とかの設備とか色々備えた環境(合計でマンションが買える値段)でテストしたのなら信じれますが、それと違いシステム合計が10万ぐらいで買えるしょぼい環境とかでテストしているならただの嫌味サイトです

知り合いが、全部で2000万ぐらいかけて防音室や機材そろえているので一度SACD視聴しましたが何も聴かされていませんでしたが素人でも違いは分かりましたよ
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