初めて自分の家と他人の家が違う、と意識した時

参議院と衆議院で意見が違うと、衆議院の方が優先されます。
ということは、参議院って無意味じゃないですか?

両方で意見が違ったら、国民投票にするとか
衆議院と参議院を合わせて多数決で決めればいいと思います。

同じ投票で選ばれた国会議員なのに
参議院がなぜ差別されているのでしょうか?

A 回答 (10件)

No.3です。



すみません、「衆議院の優先」ではなく、「衆議院の優越」の誤りでした。
訂正してお詫びいたします。

で、衆議院の2/3で議決される各種「法律案」に関しても、同じように「衆議院の優越」と呼
ばれるようです。

各種法律案は再審議で衆議院の2/3で定められるわけですが、それ以外に衆議院の優先が認め
られる項目として、「予算案」「条約承認」「内閣総理大臣の指名」「会計検査院の任命の同
意」に関しては、参議院で否決された場合でも、再審議を行わず、衆議院の議決がそのまま
議決内容となり、また、内閣不信任(信任)案に関しては衆議院にしか提出が行えない、と
いう事であるようです。

その他、国会の会期延長に関して、衆議院の議決が優先されるようです。
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この回答へのお礼

今まで誤解していたんですけど、

予算と総理→ 衆議院で1/2以上でOK
法案→ 参議院でダメなら衆議院は2/3以上必要

ってことですね。
それなら、民主党の法案は参議院で止められますね。

参議院万歳!

お礼日時:2010/11/28 23:32

・同じ投票で選ばれた国会議員なのに参議院がなぜ差別されているのでしょうか?


  今の政治情勢をご覧になっていて分かりませんでしょうか?まさに、今のように両院の政治勢力別の構成が違うことで、国政が停滞しかねないことによる混乱を、最小限にするためです。予算が通れば、行政が、まったく機能しなくなることは、なくなります。

・両方で意見が違ったら、国民投票にするとか衆議院と参議院を合わせて多数決で決めればいいと思います。
  ヨーロッパには、一般国政上の課題でも対象となる国民投票制度がある国もあります。憲法を改正すれば、不可能ではないでしょう。
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この回答へのお礼

国民投票超やってほしいです。
だって、マニフェスト詐欺ばっかりだから!

お礼日時:2010/11/28 23:34

> 緊急事態になったら、衆議院も緊急集会をしたらいいのにと思ったけど、



これは、「臨時会」ですね。まあ参議院も臨時会は開けます。
ちなみに、通常時の補正予算はほとんどの場合には「臨時会」にて議決されます。
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この回答へのお礼

いつも臨時でやっているんですね。
けっこうまじめに仕事してますね。

お礼日時:2010/11/28 23:29

一議院制の場合には、国会解散しているときに国の緊急事態があったときに国会の承認が取れないことになります。



つまり、どこかの国が国会が解散している時期に侵略しても、自衛隊を出動するために必要な補正予算を国会に提出しても議決できないということを意味してます。

そのためにも、そのために二院制を日本では採用しています。

参議院の緊急集会 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%82%E8%AD%B0% …
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この回答へのお礼

緊急事態になったら、衆議院も緊急集会をしたらいいのにと思ったけど、
解散で衆議員が議員じゃない期間のときのことなんですね。
よくわかりました。

お礼日時:2010/11/27 22:47

衆議院と参議院では、求められていることが違います。


簡単に言うと、衆議院は国民の期待に添って政策・法案・予算を作ること、参議院はその政策・法案・予算等が国家のためになっているかをチェックすること。
その理由を以下に書いてみます。

衆議院議員は、任期4年で内閣総理大臣による解散があります。
任期が4年・解散があるという二つの点のねらいは、なるべく民意を政治に反映しようと言うことです。
しかし、「民意の反映」のデメリットとして、「民意(世論)が必ずしも正しいわけではない」という点、立候補者が国民の歓心を買い選挙に当選しようとする人が現れるため「衆愚制」や「バラマキ選挙」になりやすい事が上げられます。

一方、参議院議員は、任期6年で3年毎に半分の議席を改選するようになっています。
任期6年という長さによって、ある程度民意に左右されずに審議することが出来ます。
また、3年毎に半分ずつ改選することで、民意を取り入れるようになっています。

衆議院は、民意を反映した議会であるものの、任期4年と解散という制度によって常にいつ選挙になるかという緊張感がでてきます。
言い換えれば、いつ「議員」の地位・資格を失うか分からないということです。
国会議員も選挙に通らなければ「ただの人」です。
そのため、保身に走り民衆迎合となり、結果バラマキ政治など政策がめちゃくちゃになる可能性も出てきます。
そこで、参議院の登場となります。

参議院は、任期6年で解散がない、言い換えると6年間は議員の立場が保証されています。
そのため、選挙時期が分かっているので、それに備える事が出来るため、保身に走らずに冷静に審議に参加することが出来ます。
そのため、衆議院の暴走をチェックすることが出来ます。

というのが、大まかな建前の違いとなります。
つまり、民意を反映することに重きを置かれた議会が衆議院、政治・政策の安定を重きに置かれた議会が参議院となります。
民主主義の立場からでは、前者が後者より優先されますので、「衆議院の優越」という原則が作られたわけです。

「衆議院の優越」のWiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%86%E8%AD%B0% …

また、「多角度的な民意の反映」を実現しようという理念もあります。
違った選挙方式で選ばれた、違った構成を持つ議会を二つ置くことで、民主主義の基本理念の一つである「対話」をより深めるという意義もあります。

こうした制度は「二院制」と言われ、日本以外にも
米国の上院(日本で言えば参議院に相当)・下院(日本で言えば参議院に相当)(以下相当順同じ)
英国の貴族院・庶民院
仏国の元老院・フランス国民議会

など、多くの国で採用されています。
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この回答へのお礼

けっこう、ほかの国でもふたつなんですね。
イギリスの貴族院に興味があります。
本当に貴族ばっかりなのでしょうか?
民主主義の国なのに??

お礼日時:2010/11/27 22:42

> 参議院がなぜ差別されているのでしょうか?



差別じゃなくて、法律上の区別です。

もし同格だったら、今のねじれ国会みたいな状態で、衆・参の決議が別れたら、法案が一切通過出来ません。
大した法案じゃなければ別に構いませんが、国家予算などで法案が通過しないと、国の機能がストップしますよ。


> 衆議院と参議院を合わせて多数決で決めればいいと思います。

一応、両院協議会はあります。


> 参議院って無意味じゃないですか?

無意味と言うコトは無いでしょう。
権力の集中を避けると言う部分で、所定の役割は果たしています。

政権与党は衆議院での過半数を占めた政党です。

衆・参で過半数を占めたら、絶対的与党。
参院で過半数が得られなくても、衆院で再議決可能な2/3議席以上あれば、安定的与党です。

しかし、現在の民主党の様に、衆院で2/3議席以下だと、衆院議決に優先権がある予算など以外は、再議決出来ません。

参院があることにより、ある程度は一党独裁による暴走に歯止めが可能なんです。
即ち、衆院優遇により、政治的空白を作らない代りに、国民に「一党に絶大な権利は与えない」と言う選択権も与えられていると言うことです。

実際に、先の政権交代には、ねじれ国会が絶大な影響もしていますし、現在の民主党政権も苦境に立たされています。


> 両方で意見が違ったら、国民投票にするとか

国民投票については、良い部分と悪い部分があります。
民意が直接反映される点は良いですが、政治の専門家では無い人の意見も反映されます。

政治の専門家では無い人の投票動機は、たとえば、マスコミの影響を受け易い等の弊害があります。
本来マスコミは、権力の監視機能ですが、権力そのものになってしまう可能性もあるし、政権がそれを危惧すれば、マスコミに対する規制や弾圧に発展する恐れがあります。

私の考えは、参院議員は党議拘束を外すなどして、参院を良識の府として再建するべきだと思います。
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この回答へのお礼

衆院議決に優先権がないことを詳しく知りたいです。
それがたくさんなら、参議院も立派な議院だと思います。

お礼日時:2010/11/27 22:40

質問者さんがわかって質問されているのか疑問ですが、すべて衆議院が優先されているワケではありません。



いろいろな意見は、意見としてあってもいいのでしょうが、むしろ両院制を有効に活用することを考えるのが大事だと思います。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%86%E8%AD%B0% …
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この回答へのお礼

私はぜんぜんわかっていないです。
ウィキペディアによると、予算・総理大臣そして法律案は衆議院を優先するって書いてあります。
法律案ってことは、全部優先になってしまうのですか?
衆議院が優先されないことって、どういうものなんでしょう?

お礼日時:2010/11/27 22:39

衆議院の優先がなされる法案は限定されています。


そのうちの一つが今回の「予算」に関する法案です。

ですが、予算は予算だけでは実際に運用することはできません。

その予算案に書かれてある趣旨の予算を、どのように用いるのか。それを定めるための法案が必要になりま
す。

この法案を成立させる際には、「衆議院の優先」は適応されません。

衆議院で1/2以上の賛成が行われた上で、さらに参議院でも1/2の以上の賛成を売る必要があります。

仮に1/2以上の賛成が参議院で得られなかった場合には、その法案はもう一度衆議院に差し戻しされます。
このとき、仮に衆議院で2/3以上の賛成を得られなかった場合、その法案は廃案となります。

さて。現在の衆参両院を見てみますと、衆議院では、与党である民主党と国民新党、その他新党大地や新党
日本など諸派を加えたとしても、与党の持つ衆議院数は1/2は上回りますが、2/3には到達していません。

では、参議院をみると、参議院では与党の議員数は1/2を大幅に下回っています。
つまり、予算以外の法案の中身について審議する際、与党はきちんと野党の意見を組み入れ、法案の中身
に対してきちんと反映させなければ、法案を成立させることはできません。

つまり、参議院が意味がない、などということはありません。
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この回答へのお礼

予算と総理以外に、衆議院が優先される法案はあるのでしょうか。
ほかの法案は参議院が否決したら通らないなら
けっこう意味があるきがしてきました。

お礼日時:2010/11/27 22:35

今回のようにねじれのあるときは意味があります。



予算と総理は衆議院が握っていますがほかの法律が通らなければ、予算の新しい政策は執行できません。

従って衆議院の与党は他党の意見を十分聞いて妥協せざるを得ず、過激な政策は出来なくなります。その為の参議院です。

両者とも与党だったら参議院は確かに無意味になります。自民党はこれで50年以上都合のいい政治をやってきました。もちろん、官僚にとってですが・・・。
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この回答へのお礼

予算と総理以外の法案は、参議院が止めると、成立しないんでしょうか?

お礼日時:2010/11/27 22:32

>参議院がなぜ差別されているのでしょうか


そういう法律だからです
衆・参で議決が割れた時に、同権であったらいつまでたっても決まらず、結果、国政が遅滞してしまいます。それを避けるために衆議院に優先権を持たせているわけです。

>参議院って無意味じゃないですか
そう思います。
ただ、これを口にすると参議院の先生方からすさまじい攻撃を受けますので、新聞各社も簡単には口に出せません。(過去にも問題になったことが多々ありました)
だいたい、2院制であることの必然性がわかりませんよね。
ほとんどの国では1院制で行われているのですから。

アメリカやイギリスの議会のように、上・下院で、選抜される母集団が違うとか、行われる仕事の役割分担があるとかならわかるのですが、日本の参議院は衆議院と同じことを再度議論する場ですからね。
はっきり言って無駄です。

この回答への補足

ほかの国は、役割が違うんですね。
決める法律の種類が違っていたりするんでしょうか?

補足日時:2010/11/27 22:44
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この回答へのお礼

ほかの国はひとつだけの場合が多いんですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/27 22:31

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