本来野生の動物は狩ができなくなると弱って
他の動物に食べられてしまうので
それほど病を長く患う事はありませんが
ペットは大事にされてるがゆえ高齢化となり
耳や目の不自由、神経障害、痴呆などの
苦しみを味わうこととなり、また癌や心不全などの延命治療などでも
長い間辛い思いをさせてしまうことは
果たして彼らにとってどうなのだろうかと
半年苦しんでいる愛犬を目の前に
考え込んでしまいました。
かといってどうにかご飯も食べてくれてトボトボ歩いてる愛犬を
安楽死する勇気もありません。
高齢のペットが病気を発したときに治る見込みがない場合には
治療しないほうが彼らにとってはよいのでしょうか?
薬で生かしておくことは人間のエゴで
彼らは迷惑がっているのでしょうか?
長い間病気を煩うということは本来動物にはありえないことで
ペットたちにとっては耐え難いことなのかもしれません。
呼吸困難と神経症状でごはんがうまく食べれなかったり
部屋の隅に入っては頭を垂れて辛そうにしている愛犬を見ると
薬で延命してることが悪いことのように感じてきてしまいます。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
仰るとおり、動物は本来なら、どこか軽く患ったり、ちょっとした怪我でも、すぐに命取りです。
自ら食料の確保は難しくなりますが、その前にまず他の動物の餌として狙われ、病に長く苦しむことはありえません。
でも、人間の社会に連れ込んだ私たちは、治療の義務があります。
最近身内の死に出会い、人についても犬についても、延命治療の問題は考えさせられます。
>耳や目の不自由、神経障害、痴呆などの苦しみを味わうこととなり・・。
状況の変化を受け入れ、それに合わせて生きるのは、人間よりはるかに上手です。
我が家の犬は、緑内障で視力を失い、メニエル症候群のためまっすぐ歩くことが難しいのですが、それなりに、能力に合わせて生きています。
必要に応じて、飼い主も頼りにします。
犬は、目が見えないことは、大して苦になりませんし、耳が不自由でも、歩けなくても、散歩はしたい(外に出たい)ようです。
かわいそうな目で見ることは、余計でしかないこともあります。
>高齢のペットが病気を発したときに、治る見込みがない場合は・・・。
何の病気にしても、高齢では、完治が難しくなります。
治る見込みではなく、苦痛を除くことと、安心感を与えることを、最優先に考えます。
我が家の犬は、ある程度、薬で日常生活を楽にすることができる間は、治療を続けます。
私たちは、
1)寝たきりになっても、毎日散歩させる。
2)入院が必要な治療、無理な延命処置はしない。
3)薬で苦痛を抑えることが出来なくなったとき、安楽死を考える。
・・・と決めています。
回答ありがとうございます☆
>人間の社会に連れ込んだ私たちは、治療の義務があります
やはり家族として向かい入れた以上は治療は義務なんですね。
確かにどんなに辛くても懸命に生きようとしていますよね。
家族と一緒にいたいのかもしれませんね。
私も入院、手術はするつもりありません。
念のため、酸素室は用意してあります。
息苦しいときは自分から入っていくので
かなり重宝しています。
酸素室で助からなかった場合には
あきらめもつくのかなと思っています。
No.5
- 回答日時:
数年前に痴呆の柴犬を一年間の看護の末、看取った事があります。
(享年17歳)
痴呆になって以来、週に何度も病院で点滴をしてもらい、
一年間生きながらえてくれました。
その時は必死だったのですが、ワンコが亡くなってしばらくして
本当にワンコは幸せだったのか?と我に返りました。
そして今年の秋には17歳のヨーキーとお別れしました。
少し具合が悪くなったので(それまではピンピンしていました)、最初は普通の
治療として数週間通院していました。
そのうち、治療後の方が容態が悪くなるようになり、そのうえワンコに負担のかかる
検査ばかり。
命の期限は短くなるだろうけれど、これ以上の検査はやめて看護は自宅でしようと決めました。
獣医には病院でできる事は延命のレベルであること、ただし治療をやめると
神経症状などで今後かなり苦しむだろう、安楽死を考えるレベルになるかも、
と言われました。
苦しい決断でしたが、延命のために通院させるのには抵抗がありました。
ワンコがどんなに苦しんでも最期まできちんと面倒を見ようと覚悟をしました。
しかし結局ワンコはほとんど苦しむことなく、それから数時間後に旅立ちました。
あまりに早い別れに放心してしまいましたが、それよりも苦しみが少なかったことを思うと
よかった、と家族で喜びあいました。
二つの死を経験して、今の私は大切なペットの最期は飼い主がその死をどう受け入れるかで
変えていいと思っています。
時間もお金も出来るだけ捧げて、少しでも長生きしてほしいと思うのも正しいし、
苦しみだけは軽減させる治療はして、それ以外は自然に・・という考えもあると思います。
また、苦しませるのはかわいそうだと、飼い主の責任で安楽死を選ぶのも選択肢の一つだと思います。
ペットは身体がしんどいな~苦しいな~とは思うと思いますが、だから早く死なせて欲しいとか
それでも生きていたいとかは考えないと思います。
長く愛情を注いできた飼い主が責任をもって、ペットのために決断した事が正しいと思います。
そして、どんな最期を選んでも、飼い主が責任をもって受け止める事が必要だと
思います。
回答ありがとうございます。
痴呆の子を1年介護されたんですね。
さぞ大変だったことと思います。
ペットは人間にとって素晴らしい教材で
老後も身を削りながらいろんなことを
教えてくれますよね。
No.1の方もおっしゃっていましたが
ほんとにペットは崇高な生き物だと思います。
けれど90997さんのように愛情をもって最後まで
面倒の見れる飼い主さんばかりではなく
老犬の変調にも気付かず、いつもイライラして
粗相をするようになったわんちゃんに対して
体罰をくだすような飼い主も
とても多いのではないかと思います。
(うちの近所にも必要以上の体罰を与えている人がいるので
ついに口出してしまいました。)
最後の最後まで幸せなわんちゃんより
そうでないわんちゃんのほうが
圧倒的に多い現実を思うと心が痛いです。
No.3
- 回答日時:
ペットから人間の問題が鏡に映されているように感じます。
私も当年14歳の柴系雑種を飼っていますが、最後の最後まで走れるようでいてほしいと思い、朝晩自転車で走っています。犬から見ればよその犬の方がのんびり歩いていてうらやましいかもしれません。この頃は私の方が疲れてきて朝だけにしています。私の勝手でやっていることですが、なるべくご先祖の暮らしに近いことをやってやりたいとも思っています。うちの犬がさらに歳をとって重い病気になったら、幼い犬に仲間の犬がしてやれるようなことをしてやりたいと思います。できる限りご自分が仲間の犬になったつもりで接してあげるというのはあまり現実的ではないでしょうか。回答ありがとうございます。
14歳で自転車で走れているとはまだまだ元気なんですね!
ただ自転車での散歩は元気なわんちゃんでも
体が片方に偏り、犬にとってはあまり望ましくないと
聞いたことがあるので老犬には少し辛いのではないか心配です。
うちの愛犬も14歳と10ヶ月まで毎日2時間自由に走り回ってましたが
次第に食欲がなくなり病気がちになり
あっという間にヨタヨタのおじいちゃんになってしまいました。
どんなに具合が悪くても愛犬にとっては散歩は麻薬かと思えるほど
気がまぎれていたのが今は散歩の呼びかけにもまったく関心を示しません。
こんな日が来るなんてほんとに悲しくて切ないです。
No.2
- 回答日時:
愛犬の最後をどうしたら良いか、それは老犬、又病気を患っている犬(犬だけでなくペット全般ですね)の飼い主がいつも思い悩むことです。
一度決めたことでもこれで良いのか、又これで良かったのか、と正しい答えは中々得られないのが現実です。私自身はできるだけ愛犬に長生きしてもらって一緒にいたいですが、生きながらえさせることにより、愛犬にとって多大な苦痛が伴う場合は安楽死も有りだと思っています。ただ、私個人の意見としては、愛犬がまだ自分でご飯を食べる気力があるうちは、薬も含めて様々な方法でできるだけ痛みを和らげてあげた上で、安楽死は選ばないと思います。ただ、延命のみで治る見込みの無い手術などはしないと思います。皆さんそれぞれ色々な考え方があって、何が正しいとかは決して一言では言えないものがあると思いますが、自分の感情だけに左右されずに、愛犬にとって最良の決断をしてあげたいと思っています。回答ありがとうございます☆
私もまったくもってあなた様と同じ考えでした。
自力で歩けているうち、食べれているうちは
がんばってもらおうって
でも度重なる病気によるストレスで脳神経障害のパニックを
おこすようになったり、神経症状が多発したりと
痛がったりしてるわけではなくても
明らかに辛そうな日が増えてきます。
安楽死の線引きはとても難しいです。
No.1
- 回答日時:
僕も犬を飼っています。
あの子達の純粋な魂は、人間が持ち得ないものです。いつもその魂の温もりに触れて、心が癒されています。しかしそれも人間が長い年月を経て家畜として飼いならした結果かも知れませんね。野生動物の高貴な気高さはうちの犬にはありません(^^ゞ
>薬で生かしておくことは人間のエゴで彼らは迷惑がっているのでしょうか?
そういう側面は有るでしょう。しかし、迷惑という概念は犬には無いと思います。ただその時、辛いな、嬉しいな、お腹減ったな、便がしたいな、と刻々と変わる気分だけを「受け入れている」だけだと思います。
>長い間病気を煩うということは本来動物にはありえないことでペットたちにとっては耐え難いことなのかもしれません。
これも本当にそうですね。僕は安楽死の選択は選びませんから、最後の瞬間まで命のともし火を目に焼き付けようと決めています。これまでもそうして来ました。ペットブームの影響から動物を飼う人が増えて動物病院の増加が促進され、飼育動物の高年齢化は顕著になりましたね。動物医学の進歩が飼育者に飼育動物の寿命の決定を迫る構図は、人間のそれとなんら変わりません。
人間ならその人の考える生き方を伝える事が出来ますが、動物はそれが出来ません。人間はどうしても欲目がちで出来るだけ長く生きた方が幸せと感じてしまうものです。しかしそれは人間の罪深さがそう感じさせているのかも知れません。このままでは天国に行けないと心のどこかで不安に思ってしまうのだと思います。あの世はとにかく怖いのです。
しかし彼らは違います。全ての出来事をただ「受け入れる」だけの損得を超えた清らかな存在です。もう充分今までの生を全うしているのではないでしょうか? 死は生に対する裏切りであってはならないと思いますが、彼らは自分の生や飼い主に一分の裏切りも持ち合わせていません。そういう尊い存在のものに延命は不要だと僕は思います。もちろん複雑な状況により決断は変わる可能性がありますが。
死を迎えるその日とは、その子なりの充実した「生」を生き抜く事が出来たその証として褒められ、誰かに感謝されるようなそういう嬉しい日に、人間も動物もしなければなりませんね。犬は寿命が短いですからね。どうしても逆縁になってしまう事が辛いところですよね(T_T)
ご質問者様の後悔のない納得の上でのご意志が全てです。
飼育動物はどんな決断でもただ、受け入れるだけですからね。
ご参考までに。
回答ありがとうございます☆
>全ての出来事をただ「受け入れる」だけの損得を超えた清らかな存在です。
ほんとにそれに尽きますね。
生かされようが安楽死をさせられようが人生のすべてを
ペットは飼い主に委ねます。
私も延命はしたくない派でした。
ただ今この瞬間の苦しみだけを取り除いていってあげようと・・・
肺水腫という病気は水を抜けば
すぐに元気を取り戻せるので
繰り返し抜いてるうちに
さまざまな病気を引き起こし
それも薬で楽にさせてあげてるうちに
痴呆や神経症状が出てきてしまいました。
最初に肺水腫を起こしたときに
そのまま天寿を全うさせていれば
この半年苦しまずに済んだとも思うのですが
水を抜けば楽になるものを
溺れ死ぬような苦しみを放っておくことは
私にはどうしてもできませんでした。
一時は手放そうとした命・・・
サインまでしたのに
安楽死は言葉で言うほど簡単ではないことも
このとき初めて知らされました。
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