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外貨預金をしたことがありませんので、具体的にどうなるのかおしえてください

例えば、豪ドル定期金利 年5.00%(1年もの)って聞けば、どう考えても最高金利ですから
だれでもそうするだろうけど。でも、そうしない人もいるのは理由があるんですよね。
実際5.0って事は少ないんですか?実際その金利が純粋に入るって考えてはいけないんですよね?

外貨預金で一年預けて、その後は豪ドルで満期になったら、これを円に戻せばまた
お金がいくらかかかるわけですよね。結局日本の定期預金に近くなるってことは
無いんでしょうか?

からくりが分からない

初心者によきアドバイスを。

A 回答 (5件)

外貨預金は為替手数料があり、為替相場の変動があり、思わぬ方向(円高)に行った場合を考えると年5%は、すぐになくなってしまいます。


たとえば、為替手数料が片道2円かかるとしたら、利息のほとんどは吹き飛んでしまいます。
表面的な利率を比べて得か損か考えるだけでなく、色々な面から納得いくまで調べて考えてみるべきでしょう。
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この回答へのお礼

そうですよね。
ありがとうございます。

お礼日時:2010/12/18 19:36

100万円を仮に定期預金と豪ドル外貨預金に預けると仮定します。


金利を定期預金が0.2%、豪ドル定期預金を5%とします。
計算を簡単にするため1豪ドル=80円とします。

外貨を売買するときは為替手数料がかかります。これを50銭とします。
つまりレートが変わらないのであれば円→豪ドル 80.5円、豪ドル→円 79.5円となります。
※ネット銀行だとこのぐらいですが都銀は1円以上になります。
※キャンペーンなどはとりあえず除外して計算します。

厄介なのが外貨預金の税制です。
まず利息に20%分離課税され、為替差益が発生すれば雑所得で総合課税されます。

【定期預金】
100万円*1.002=>100.20万円 利息に課税されるので100.16万円
【豪ドル外貨預金】
預入時 100万円÷80.5円≒12422.36豪ドル
満期時 12422.36豪ドル×1.05≒13043.47豪ドル
利息額 13043.47豪ドル-12422.36豪ドル≒621.11豪ドル
課税額 621.11豪ドル×80円×0.2≒9937円
解約時 13043.47豪ドル×79.5円≒103.69万円
差引額 103.69万円-9937円≒102.70万円

単純化するため四捨五入しています。
今回為替差益は発生していませんが実際に発生した場合は雑所得で課税されます。
為替差益=満期時円建て元本-預入時円建て元本
雑所得の課税方法は累進課税で、330万円未満で10%、以上で20%になります。
こまかく説明すると字数に引っかかるので検索してみてください。

問題は豪ドルがどのくらい価値が下がると定期預金を下回ってしまうのでしょうか。
計算すると豪ドルが78円あたりで定期預金に預けた場合、とんとんになるようです。
http://kakaku.com/gaikadepo/

さて豪ドルですがどのくらい変動しているでしょうか
過去一年では72~88円、過去十年では55~108円…
為替のボラリティ(ブレ)が大きいので年利ではカバーしきれないということになります。
参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

すごく参考になりました。
分かりやすい説明ですねえ。

お礼日時:2010/12/18 19:35

豪ドル定期の場合、預金時点と換金時点で外国為替の銀行手数料が標準で片道1.8円程度必要。


ですから、為替のリスクを別として、手数料が往復必要で、その分損失に。
利子の課税は源泉分離だが、為替差益は雑所得で総合課税に。
もしご希望ならば、証券会社が扱う豪州国債(外債)や外貨MMFにすべきです。
外貨MMFは手数料が片道1円と銀行より安く、現時点での運用実績も3.5%程度で回っています。
低い理由は概ね残存2ヶ月程度の短期債券等に回して外貨建て元本を確保に回るから。
外債投資の利子の受け皿としても使われます。
尚外債購入ですと、外国証券管理手数料が年間3150円必要(数量無制限でこの価格)ですが、外貨MMF単独ですとこの管理手数料も不要です。
解約費用は掛かりません。円のMMFや中期国債ファンドは30日寝かせないと解約控除があり、赤字の場合もありますが、外貨MMFは解約控除が無い(最初から短期で次の投資先を探す場合がほとんどの繋ぎ利用だから)です。
でも預託期限が無いので、1年間寝かせるのも。
証券会社は電話勧誘が煩わしいとお感じなら、ネットや電話取引の専用口座にするのが安心です。
電話取引の電話はフリーダイヤルがあり、電話がただ。ネット取引は携帯では不可の社もありますが、パソコンなら外貨MMFも外債も24時間買えます(勿論売却も可能)。
日本の税制では、外貨MMFの利子部分は投資信託になるから源泉分離課税で利子は完結。
元本の為替差益も源泉分離課税で完結可能(損益を株式等と通算申告「しても良い」が申告分離迄-申告すると総所得が増えます)
外債については、利子は国内の貯金と同じく20%源泉分離課税。元本の売買益は満期前に売買すれば原則非課税に。(満期償還は雑所得で課税…管理手数料と相殺可能)
売却代金を外貨MMF経由で換金すると為替差益が出ても源泉分離課税だけで処理完了です。

この回答への補足

外債については、利子は国内の貯金と同じく20%源泉分離課税。元本の売買益は満期前に売買すれば原則非課税に。(満期償還は雑所得で課税…管理手数料と相殺可能)
 問ういう部分、もう少し優しく教えていただけますか?満期前に売却でいいのですか?

補足日時:2010/12/18 11:51
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金利だけで言ったら南アフリカランドの方がもっと高いです。


みんながしない理由は主に3つ

1.為替変動リスクがある
  サブプライム問題の時オーストラリアドルは100円から一気に50円まで下がりました。
  もし100円の時に外貨預金していた人がいるなら資産は半額になっています。
  まあその後ジワジワ戻していますがまだ100円までは戻っていません。

2.手数料が割高
  オーストラリアドルなどのマイナー通貨は為替手数料が高いです。
  銀行によって違いますが1オーストラリアドルあたり2円~3円程度取られます。
  つまり100万円分両替するとオーストラリアドルにした時に97万円程度の価値になってしまうという事です。
  1年後満期になって日本円に戻す時にも同じぐらいかかりますので、仮に5%金利が付いても往復で6%の手数料がかかってしまったらマイナスです。
  ※よく手数料無料や手数料50銭キャンペーンなどやっていますが、
   実効レート80円でもTTS(銀行から外貨を買うレート)が82円という事はよくありますので両替にかかる実質コストを見てください。

3.ペイオフ対象ではない
  外貨預金はペイオフ対象ではない為銀行が潰れた場合政府の保証はありません。
  日本円の定期なら1000万円までは政府が保証してくれます。



オーストラリアドルが今後日本円に比べて高くなると予想されるのでしたらやっても良いと思いますが、
同じ外貨投資をするにしてもMMF、FXなどもっと税金、手数料面で効率の良い投資方法があります。

この回答への補足

全て納得ですね。
わかりやすいです。

実質コストはどのように調べれば良いのでしょうか?
MMF、FXについてもう少し教えていただけませんか?

補足日時:2010/12/18 11:44
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ここ数年に限っていうなら、他の投資に比べ、選択したほとんどの方は相当もうかっているのでは。


もちろん為替レートの影響は大きいですが。

この回答への補足

 為替レートの影響ってどう出るんですか?

補足日時:2010/12/18 11:40
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