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人は花を美しく感じます。(もちろん、花に無関心な人もおり、美しいとは思わない花もありますが)昔、ネアンデルタール人が仲間の遺体に花を添えて埋葬したそうです。(ただし、異論もあるそうですが) なぜ、昔から人は花を美しいと感じるのでしょうか?

 たとえば、食物である米は、人の生存に直接不可欠です。したがって、人が米をめでるのは納得できます。一方、ほとんどの花は、(美しさを除けば)衣食住に直接役には立ちません。しかし、人は花をめで、綺麗だといいます。この理由を教えて下さい。

 なお、哲学的な・美学的な回答は、別なカテゴリーへ表して下さい。ここでは、あくまで生物学の分野での回答を期待しております。

A 回答 (4件)

サルといえば



哺乳類は、中生代に夜行性動物が主力となったために、視覚が弱くなった。
犬やネコが白黒でモノを観ているといあれです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%93%BA%E4%B9%B3% …

ここの部分哺乳類の進化、第三パラグラフ。
霊長目のみが、哺乳類では異常に色覚が発達しています。
理由は、樹上を食物獲得のニッチとして発達し、色が付いている「花」も食べたからです。
犬猫が過去において、色づいた花を食物にすることはなかったが、人類の先祖は、樹上で他の哺乳類が見向きもしない(昆虫くらいしか食わない)花まで食っていたわけです。

花と他の動物との共進化でいえば、昆虫との付き合いが長いので、霊長目の効果は薄いと思います
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この回答へのお礼

再度の回答、ありがとうございました。
私は、人が花を美しく感じる、と何気なく書きましたが、感じるのは、感覚のうちの視覚でしたね。
人が花を好むのは、「色」が付いている花を食べたから、ということはわかりました。

お礼日時:2010/12/20 08:15

美しいと感じるえもーしょんは食欲というより、性欲に近い感覚です。

花の臭いやら華やかな形態が異性(男女共通の?)の性感を連想、刺激させる(錯覚ではあっても)何らかの因子があるのではないでしょうか。
虫が石油系の溶剤の臭いにひかれるようなものです。

そのほうがなんとなく理にかなっているように思います。
単なる妄想です(笑)。
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この回答へのお礼

別な角度からの回答、ありがとうございました。
花のようにきれいな女性、という表現がありますね。
花を見ると、食欲よりはどちらかというと淡い性感を感じますね。

以下は、私の単なる妄想です。植物にとっては、花は生殖器官の一部です。人も自分達の生殖器官ばかりでなく、花のそれにも引かれるのでしょうか。

お礼日時:2010/12/20 10:54

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E4%B8%BB% …

このへんの段階で、主食が樹上の花や果実だったそうだ。人類の先祖は。
それまでの動物が餌と思っていないニッチの開発によって、サルの先祖は生き残った。

上記の発生の段階で、花を好む遺伝子を持っている個体が生存するうえで優位になります。
その後、花を主食にしない時代になっても、花を好む遺伝子が積極的に種の保存に役立たない限り、花を好む遺伝子は残る可能性がある。

生物学というか遺伝子レベルで考えると、人間がコメを本能的に好むというのはありえないと思う。
ほぼ肉食のイヌイットはたぶんコメを見てもなんとも思わないでしょう。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。
人の祖先の祖先は、花まで食べて生き残ったのですか! そのため花を好む(美と感じる)遺伝子が残ったわけですか。
私が米を例に出したのは、確かに不適切でした。

 

お礼日時:2010/12/20 07:58

花が美しいというより、花は生物が美しいと感じる形に進化したと、私は思っています。


何で花が咲くかといえば、虫などによって受粉させるためです。
見た目と香りで他の生き物を呼び寄せるためです。
美しいと思われなかった花は淘汰され、美しい花(植物)だけが残ったと考えたほうが、説明しやすいのではないでしょうか。

この回答への補足

早急な回答、ありがとうございました。
受粉をとおして、花は美しいものに(魅惑的なものに)淘汰され、昆虫はその花を美しく感じる(魅惑される)性質を持つように、淘汰された、ということは、了解しました。
人は、受粉は行わないが、昆虫から、この花を美しく感じる(魅惑される)性質を遺伝的に引き継いだ、ということでしょうか?

補足日時:2010/12/19 21:17
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