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塩酸塩の形態の医薬品をLC-MSMSのMRMで分析すると、
目的ピークとは別にもう1本ピークが現れます。

何かのコンタミ等かとも考えたのですが、十数種類の医薬品を同時に測っており、
シリンジ等使用器具も同じであるのに、なぜか塩酸塩のものにだけ2本ピークが現れます。

MRMなのでそれぞれ測定質量数も異なるにも関わらず、塩酸塩の医薬品数種類全てにおいて謎のピークは全く同じRT(2分くらい)に存在しています。


このピークは何なのか、何故出るのか。
原因がわからず困っています。

ちなみに試料溶媒はメタノール、
溶離液は0.1%ぎ酸溶液、0.1%ぎ酸アセトニトリルでグラジエントをかけてます。

どなたかご教授頂けましたら幸いです。

A 回答 (2件)

塩酸塩ですから,塩素が含まれる形で検出されているのでしょう.


Cl は質量数 35 と 37 の同位体が,およそ 3:1 で構成されているので, 原子量が35.5 になっています.
二つのピークが,m/z で2違い,強度比が 3:1 に近いなら,そのせいでしょう.

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
2本のピークの質量数ですが、Q1scanをとりスペクトルを確認したところ、m/zは一緒です。
お言葉の通り、塩素の同位体も考えたのですが、ピーク間もかけ離れており(RT2分と16分程)、強度比もまちまちなので、なんとも言えず、困っております。

補足日時:2011/01/19 00:03
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二つのピークの「質量差」が分かればおおよそ見当が付きます。


ただ、LC/MS/MSをご使用で最終的に二つのピークが出るということで、一段目のMSでは一ピークで、二段目のMSの過程で二つのピークに「わかれる」というだったら少し不思議です。
一段目でも既に二つのピークがあり、その一方だけを二段目に導入して再度二つのピークになるということは起こりえますから、不思議ではないのかも知れません。

この回答への補足

ご回答頂きありがとうございます。
m/zは、Q1scanを行ったところ2本のピークどちらも同じでした。

同じ質量数なのにかけ離れたRTということは、と、
グラジエントが水リッチに戻ったところでカラムに残ったターゲット成分が溶出して
くるのかと思い、水リッチで十分にカラムを洗った後測定してみましたが、またもやRT2分
のところに謎ピークが現れ、どうしたものかと困り果てています。

補足日時:2011/01/18 23:59
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