「一気に最後まで読んだ」本、教えて下さい!

例えば、ケイマンSを日本で買うとオプションなしで674万円(Web上の値段)、同じようにアメリカのサイトで見ると61500ドルです。だから、1ドル85円として、523万円に相当するので、日本との差は150万円(!)ということになります。
しかも、以前アメリカに住んでいた頃、あっちの正規ディーラーに行くと結構値引きしていて、年末年始の頃には最大で1万ドルくらい安く売っていました。(おそらく年式落ちのため)
どうして日本のポルシェはこんなに高いのでしょう?
税金の関係でしょうか? あるいは排ガス規制などの関係でしょうか?
どなたか教えていただけると助かります。

A 回答 (10件)

1978年以降、日本の乗用車輸入関税は0です。


(それに対して、アメリカは2.5%、EUは10%の関税が掛かっています。)

アメリカより日本での価格が高い理由は、PDI(Pre-Delivery Inspection、納車前整備)が厳しく、コストが掛かるのと、ショバ代もアメリカより高いので、高級車ほど儲けを大きくしないとやっていけませんからねぇ。

参考URL:http://www.jaia-jp.org/guide/attractive/pdi0803/
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この回答へのお礼

詳細な情報、ありがとうございます。
輸入関税は実は少ないということを確認したい意味も含めて今回の質問を投稿したのですが、ゼロだったのですね。しかも、アメリカが2.5%だったとは、、、。
たいへん参考になりました。
また、PDIがコスト高を説明するキーワードだということがよくわかりました。
ジョバ代については、私が例を出したアメリカのディーラーはプチ高級住宅街でした。その辺りに週末行くと、(本当に)1日数十台のポルシェを普通に見たし、職場の上司や同僚も乗っていたので、もう少し安くして庶民にも買いやすくした方が儲けが出る可能性もあるような気がするんですが、まぁ難しいところかもしれません。
(文化や法人税の違いなど、色々違うのはわかりますが。)

お礼日時:2010/12/24 00:05

売れるからです。


会社としては売れるなら高いほうが良いでしょう。

バブルのころはベンツも「高ければいい」という雰囲気でした。
しかし、アメリカ人は「安ければいい」という考えなので、安くしないと売れません。
採算性を考えるとアメリカの値段が妥当なのでしょうが、日本では安いと売れない問題になります。

因みにこの様な国民性でアメリカではヒュンダイが結構売れてます。
日本では100万円引いても苦戦する様に思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「売れるからです」という回答、至極的を得ていると思います。
また、おっしゃる通り、アメリカではヒュンダイが結構売れていますね。
アメリカの職場でアメリカ人に時々「日本や韓国の車はクオリティがいいね」と言われましたが、複雑な気分でした。ヒュンダイのレンタカーにはよく乗りましたが、まだまだクオリティには差があります。

No.9のgo_o_goさんへも少し書きましたが、今回の質問の意図は、「日本は企業側にコストが掛かるから」「税金の問題」「日本は高くても売れるから」などなど想定回答の中でどれが実際一番大きな要因なのかを知りたいということでした。
最初は、税金の回答があり(結局税金は150万円の差を説明できず?)、次にコストの回答がありましたが(150万円の差額のうち、結構な割合はこれが理由か?しかし、これが全てを説明は出来なさそう)、結局、日本はまだ高くても(高い方が??)売れるという理由が結構強いのでは、というような印象を受けました。

お礼日時:2010/12/26 23:41

ちょっと前まで$1=100円でしたので、輸送費等々考えるとそんなものではないでしょうか?


円で売ること自体、為替変動のリスクを背負っているので、十分良心的な価格だと思います。

一方で、ステイタスシンボルでもあるわけですから、高くないと価値がありません。
単に移動するだけなら軽自動車で良い訳で、それ以上のお金を出すには理由があります。
ポルシェに乗る人の大半は、速い車に乗りたいわけではなく、高い車に乗りたいのだと思います。
そうであれば、相対的に他の車より高くなければなりません。
つまり、製造コスト等に関係なく、高くないと価値がないのです。
例えば、このポルシェはベンツの○○クラスより高いという事実が
購入に際しての重要な判断ポイントになるのでしょう。
その適正な値付けがブランド価値を維持していると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
おっしゃる通り、$1=85円換算については議論の余地がありますね。(これは誰かからはツッコミがあると思っていました。)
今回の質問にこの値を使ったのは、国内のほぼ全ての自動車各社の今期の円相場想定レートが$1=85±1円を設定していたからです。ただし、もちろん輸出する側と輸入する側の安全係数の設定に差があるのは理解できますが、$1=100円が「十分良心的」な設定かどうかは私には疑問です。
まぁ、go_o_goさんはその想定レートの中に輸送費等々も入れているようなので、私とは計算の仕方は違いますね。

さて、「ステイタスシンボルでもあるわけですから、高くないと価値がありません。」「ポルシェに乗る人の大半は、速い車に乗りたいわけではなく、高い車に乗りたいのだと思います。」というコメントがありました。
もしかしたら、ここが一番知りたかったところかもしれません。
私は、今まで乗った車(日本車数社、VW、Jeepなど。超短期間含)の中でダントツでポルシェのクオリティ(特に内装)が一番高く、そこがポルシェが一番好きな理由です。アメリカの某ランキングで、オーナーの満足度も、ポルシェが数年連続で1位を取っていましたが(ちなみに、2位は日本車)、十分に納得出来ます。
別に車に限らず、デザインや質や機能が純粋で好きで購入したい時、それが安い方が良いのは至極当然な気がするのですが、上記のようなコメントは、どうも私には理解できません。
いや、そういう人がいるのはもちろん理解出来ますし、go_o_goさんがそうだと言っているのではないことはよくわかります。
しかし、それが相場に影響を与えるほどいるという事実(おそらく、go_o_goさんや他の方もおっしゃっている通り事実だと思います)が納得出来ないので、「高いものは高いって言おうよ。消費者から○○のために高くて当然なんて企業側に気をつかったことを言わなくていいんじゃない?」という思いがあったのは、今回質問を出した背景の1つにありました。

一方、他の皆さんからコメントをいただいた通り、日本ならではのコストも定性的にはわかったので(定量的にはやっぱりわかりませんが)、たいへん参考になりました。

皆さん、ありがとうございました。

お礼日時:2010/12/26 23:30

一番大きな理由はディーラーの利幅設定の違いです。

日本は高級車という位置づけですので、あまり安くても売れませんし、極端に高いのもまた売れません。この価格設定というのは、商品イメージに大きな影響力を持っています。憧れのポルシェが誰でも買える値段だと有り難みが減りますよね。そのあたりの考慮もあります。またそうそう売れる車でもないので、ディーラーの店舗維持費やサービスの設備、スタッフの人件費なども日本は高いので、当然高くせざるを得ないのが実情です。日本仕様向けの改造云々は微々たるものなので、さほど価格には影響はありません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「日本は高級車という位置づけですので、あまり安くても売れませんし」「憧れのポルシェが誰でも買える値段だと有り難みが減りますよね」というコメントがありました。
他の方の回答へのお礼にも書きましたが、これは、おっしゃる通り事実なんだろうだとしみじみ思う反面、私にはこの感覚が納得出来ません。
ましてや、本国のポルシェがメーカーとしてそのような方針で設定している金額に対しては理解したとしても(企業が安い値段設定か高い値段設定のどちからに方針をおくと良い、という企業戦略の常識があるのは理解していますが)、私が調べたほんの数例(数国)に関して見る限り日本のポルシェは高く設定されているのはナゼ?という話です。
かんぐると、「日本人は外国の文化、特に外車には特別のあこがれがあって、奴らには高く設定しても買ってくれるし」と思われているようで、気に食わないのです。
tutan-desuさんもおっしゃっている通り、日本の企業ならではのコスト高もあるわけですが、「日本仕様向けの改造云々は微々たるものなので、さほど価格には影響はありません。」とおっしゃっている部分が、まさに私がこの質問で聞きたいところでした。
やはり、150万円の差を定量的に説明するには、税金や改造云々では不十分ですよね。(他の方がおっしゃっていた通り、PDIなどは十分に影響を与える量のようですが。)

いずれにしても、皆さん回答ありがとうございました。
概ね、お聞きしたかったことがわかった気がします。

お礼日時:2010/12/27 00:02

#6です。



>ジョバ代については、私が例を出したアメリカのディーラーはプチ高級住宅街でした。
”ジョバ”じゃありませんね。場所(ばしょ)から転じた隠語で”ショバ”代です。
って、ツッコミは兎も角・・・

「日本の不動産事情をアメリカのプチ高級住宅街”ごとき”と比べてもねぇ~」ってところでしょうか。
ディーラー(販売店)だけでなく、ある程度の規模が必要なPDIセンターの固定資産税を含んだ維持管理費も販売価格に転嫁されています。
また、日本国内では高コストなトラック輸送になることも日米の価格差に繋がっているのではないか と。

>輸入車の正規代理店との相談次第では、この部分のコストをカットしてもらうなんてことも出来る場合があるのでしょうか。

最近は、輸入権をポルシェ・ジャパンなど本社が出資した日本法人が握って、販売代理店に卸す形態が一般的ですから、販売代理店に相談しても断られるでしょうね。
また、メーカーの日本法人には、本国から「ブランドのクォリティ維持」なんて指示も来ていそうですから、ココでも期待できないでしょうね(確信犯に「(他のクルマに比べて)ココがおかしい」なんてイチャモンを付けられる恐れもありますし・・・)。

ま、”長い船旅”を経た状態ですから、PDIセンターで健康状態のチェック(輸送中の振動等によるネジ類の緩みなどの不具合検査)を受けなければ出荷できないでしょうから、外装のチェック・不具合修正を省いたとしても、期待するほどのコストカットは出来ないでしょうね。
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この回答へのお礼

2度にわたり回答ありがとうございます。
おっしゃるところによると、悪あがきしてもコストカットは難しそうですね。

お礼日時:2010/12/27 00:07

排ガス対策のほか、保安部品も日本仕様にあわせる必要があります(灯火類を右側通行用から左川通行用へ変更など)。



また、同様の質問に何回か回答をしているけど
  自動車を土地・家屋と並ぶくらいの”財産”とする日本市場独自の事情
も重要な要素です。

欧米人にとってのボディの塗装には許容範囲が広く、メルセデスの上級モデルでも多少のムラは容認されます。
しかし、日本人にとって、軽自動車の格安グレードであっても「財産である新車には塗装ムラなどはあってはならないモノ」であるため、輸入車の正規代理店では上陸後にPDI(Pre-Delivery Inspection:出荷前点検)センターで、徹底的なチェックを行い、不具合があれば修正・再仕上げを行います(メルセデスであっても、そのままで出荷できる個体は殆ど無いらしい)。この作業は、職人の手によるモノだけにコストが掛かるのは仕方ありません・・・その分、価格に転嫁せざるを得ない。
このような「日本人特有のメンタリティ」も輸入車の価格を押し上げているのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
左右通行の違いは、左ハンドルのマニュアルに乗る限り追加コストは掛からないかと期待していましたが、灯火類の変更というのは、目からうろこでした。
また、PDIによる違いが、規制(規格等)の厳しさだけでなく、塗装むらに対する「日本人特有のメンタリティ」の違いなどから来ているというのは、全く予想もしてませんでした。
驚きです。
個人的には、欧米で見るポルシェで100%満足なのですが、、、(笑)
ってことは、輸入車の正規代理店との相談次第では、この部分のコストをカットしてもらうなんてことも出来る場合があるのでしょうか。まぁ、その車だけ別の扱いをするコストがかかる、と言われそうですが。
昨今の不揃い野菜などと同様、中身が変わっていなければ過剰に(?)見た目にコストを掛けるよりは安い方が良いという消費者はたくさんいると思うのですが、、、。

お礼日時:2010/12/24 00:26

本国仕様などの販売を行っております。



日本が高いと言うことはないんですよ。

アメリカが安いんです。
何故なんでしょうね?

本国価格は日本価格と同じくらいですよ。
本国から日本へ持ち込んで登録すると
日本価格よりもべらぼうに高くなります。

輸送費がネックですね。

ですのでアメリカから持ってきます。
これでかろうじて日本価格と同じくらいです。

ドバイ経由だとちょっと安いです。

はっきり言えることは
現地へ赴き
自分で買って
出国させ輸送し通関させナンバーを採ると
日本価格よりもべらぼうに高いと言うことです。

そう言う意味では日本価格は非常に安いんです。
ダンピングしてるんだろうなとしみじみ思います。
ホント、インポーター泣かせです。
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この回答へのお礼

専門家による個人輸入に関する情報、ありがとうございます。
あまりにも日米に差があるので(それと、円に戻す気のしないドル貯金を持っているという個人的事情があるので(笑))、アメリカとか安いという噂の韓国で買って個人輸入することも考えましたが、rgm79quelさんの情報によると、得はないのですね。
また、アメリカが安いのですね。
たいへん参考になりました。
(たしか、アメリカで購入後1年以上乗ると輸入の時の税金に違いがある、と昔どこかで読んだような気がするのですが、、、。)

お礼日時:2010/12/24 00:12

日本のお金持ちは外車崇拝者が多いからでしょう。

ポルシェに限った話ではありません。昭和の頃は外車を一台売るとセールスマンは1年遊んで暮らせるなんて逸話もありました。あの時代に比べると、価格差はずいぶん縮まっているはずです。売り手に言わせると、「日本のお客は細かいキズなどクレームが多いため、品質管理にお金がかかる」みたいなことを言います。まあ価格を上げるための理由を作るのは簡単です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
仰る通り、日本の買い手が細かいことまで注文を出す傾向と、日本の売り手がそれに対応し時には過剰なサービスを提供することで価格を上げる傾向の、両方の文化が日本での価格を高くしているのでしょうね。
でも、昭和の頃より価格差がずいぶん縮まっているというのは朗報です!

お礼日時:2010/12/24 00:39

関税で高いだけです、日本でベンツだって本場いけば300万程度、


昔のスカイライン(本体価格300-400万)の範囲でもハワイいけば1500万円ですから
現行のスカイラインなんて、日本国内でも800万とか1000万?このあたりは詳しくないので
誤差ありますが
海外行けば何千万することやら
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ドイツから日本まで船で運ぶ輸送費と、排ガス検査を通す料金が加算されると思います。


あ、アメリカでもとなると、輸送費は同じように掛かりますよね。
必要以上にプレミアム感を出しているとか?ディーラーのブランド戦略。

たしかに、本国では安く乗れそうですね。
http://www.autotrader.co.uk/
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
仰る通り、輸送費などが掛かりそうですね。ドイツ→アメリカよりもドイツ→日本の方が輸送費が高いでしょうし。
この輸送費の差分や排ガス検査など、定量的にどのくらいの多くのコストがかかり、150万円(あるいはそれ以上)の差を本当に説明できるのかわかりませんが、私もmas-georgeさんが言われているように「必要以上にプレミア感を出しているのでは?」とかんぐってしまいます。
もう1つは、ここ数年のポルシェの値段を見る限り最近の円高が一切反映されていないように見えるため、このような質問をさせてもらいました。

お礼日時:2010/12/23 23:52

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