
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
医療系の論文は、平均±標準偏差、または標準誤差で表示するのがお約束です。
標準偏差なら、簡単にパソコンで算出しますし、データの範囲も推測できるからです。
表示は、平均からTで示し、Tの横棒が+標準偏差の値、横棒が範囲です。
>基本は、あくまでも四分位数であることは知っているのですが
バラツキを示すには、標準偏差が一般的。四分位というのは、統計学ではあまり教えないし、使わないのでは。統計学の教科書を見て貰えば、標準偏差に関する記述量と四分位のページ数は、比較になりません。
基本的な検定の一つのt検定では、標準偏差を使います。四分位を利用した検定法は知りませんし、バラツキで用いるのは、特殊な分野でしょう。
この回答へのお礼
お礼日時:2010/12/24 17:00
医療系では、よく使われているということで、ちゃんと内容と示したいものが合っていれば使ってもいいとわかり安心しました。ありがとうございます。
No.3
- 回答日時:
たぶん、あまり意味がないからだと思います。
大抵の場合、分布の形を知るには位置尺度(平均値、中央値など)とばらつきだけでは不十分です。
ヒストグラムをきちっと書けばいいのですが、複数のヒストグラムを比較するのはちょっとしんどいです。そこである程度分布の形がみられる統計量として四分位数を採用することがあります。
そして、四分位数を視覚的に見やすくまとめたものが箱ひげ図ということになります。これで複数のデータの分布が視覚的に比較できるわけです。
四分位数をもとに書かれた箱ひげ図には、中央値とばらつきだけでなく分布の対称性に関する情報も含まれています。
標準偏差を用いて箱ひげ図を書く、ということは位置尺度とばらつきだけで分布の形を視覚化してしまうことになります。
当然、対称な分布の形になるでしょうが、それはデータから得られたわけではなく、そうなるように書いただけのことです。
そういうものだと割り切って見れば全く無意味ではないとは思いますが、標準偏差であればわりと分布が計算できますので、計算によって明確に主張するほうが妥当なケースが多い気がします。
No.1
- 回答日時:
箱ひげ図におけるひげは,一番上は上位四分位数(三分位数),一番下は下位四分位数(三分位数)です。
真ん中は平均値のことも,中央値(メジアン)のこともあります。
この回答への補足
それは、わかっています。
知りたいのは、四分位数の変わりに標準偏差を用いるのは、統計の世界ではアリとされているのか、ナシと考えられているのか。。ということです。
もし知っていましたらお答えください。
参考に
http://www.weblio.jp/content/%E7%AE%B1%E9%AB%AD% …
に書かれています、注2の文で、避けることが望ましいとあります。
実際に標準偏差を用いた箱ひげの作り方を説明しているものは、見たことがありません。勘違いしやすいという意外に、何か理由があるのでしょうか。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています
おすすめ情報
このQ&Aを見た人がよく見るQ&A
人気Q&Aランキング
-
4
二つのガウス分布の畳み込み積...
-
5
エクセルの標準偏差を用いた%計...
-
6
標準偏差について
-
7
幾何平均と幾何標準偏差について
-
8
ワイブル分布の標準偏差
-
9
算術平均に対する標準偏差は、...
-
10
標準偏差を用いて箱ひげ図を書...
-
11
エラーバーについて教えて下さい。
-
12
標準偏差と正規分布との関係
-
13
五教科ほぼオール2と中三の一学...
-
14
標準偏差
-
15
今日数学のテストが返ってきて ...
-
16
統計でいう「n」は、何の略な...
-
17
知能指数100で偏差値最高の東大...
-
18
比率の平均値と、平均値の比率...
-
19
工程能力のN数補正について
-
20
中学1.2年で5教科の合計点が350...
おすすめ情報
公式facebook
公式twitter