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液体エタノールの標準生成エンタルピーを求める問題文の中に、「液体エタノール、水素ガス、石墨のそれぞれの標準燃焼エンタルピーは、1366.9、285.8、393.5kj/molである。」と書いてあります。負の符号が付いていないのですが、例えば、液体エタノールを完全燃焼したときのエンタルピー変化は?と聞かれれば、-1366.9kj/molと答えますよね?なぜ、問題文中の数値には負の符号が付いていないのでしょうか?「燃焼エンタルピー」と「エンタルピー変化」とでは、モノが違うのでしょうか?回答よろしくお願いします。できれば、燃焼エンタルピーの定義についても教えていただきたいです。僕は勉強ができるほうではありません。丁寧な回答を待っています。

A 回答 (2件)

問題文のミスだとしていいでしょう。


「定圧燃焼熱」のつもりだったのではないでしょうか。

エンタルピーは高校では出てきません。
教科書では「燃焼熱」、「生成熱」、「解離熱」、・・・という言葉で出てきます。
熱化学方程式は A+B=C+D+Q の形で出てきます。
ここでのA,B,C,Dはエンタルピーの意味です。
Q=(HA+HB)-(HC+HD)
 =-((HC+HD)-(HA+HB))
 =-△H   :(A+B⇒C+D)
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この回答へのお礼

丁寧な解答ありがとうございます。やっぱり、大学の教科書って間違いが多いですね。単位取れるようにがんばります。

お礼日時:2011/01/08 16:01

問題文がおかしいのではないでしょうか。


「標準燃焼エンタルピー」ではなくて「燃焼熱」の意味で書いているようです。

「標準燃焼エンタルピー」と書けば「燃焼」という反応での「標準反応エンタルピー」の意味です。
発熱反応ではエンタルピーの値は小さくなっています。
(「エンタルピー」は系の状態を表している量です。「燃焼熱」は系を外部から見ている時の言葉です。)

水素ガス、石墨の「標準燃焼エンタルピー」は水、二酸化炭素の「標準生成エンタルピー」に等しいはずです。あなたの使っているテキストの中では「標準生成エンタルピー」はどのようになっていますか。同じ表現になっていないと整合性がなくなります。その問題の解答ではエタノールの「標準生成エンタルピー」はいくらになっていますか。「-」は付いていますか。

アトキンスの教科書を見てみましたが「標準生成エンタルピー」、「標準燃焼エンタルピー」の両方に「-」が付いています。

この回答への補足

 「標準生成エンタルピー」をまとめてある表があって、水、二酸化炭素の「標準生成エンタルピー」には「-」が付いています。問題の解答はないのですが、その表を見ると、エタノールの「標準生成エンタルピー」には「-」が付いています。
 ということは、やはり問題文が間違っているということでよろしいのでしょうか?

補足日時:2011/01/08 11:12
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