ゴリラ向け動画サイト「ウホウホ動画」にありがちなこと

高校の吹奏楽部でトロンボーンを吹いている者です。
私は高校からトロンボーンを始めました。もう一人、私と同じ時期にトロンボーンを始めた子がいるのですがその子の音量があがりません。始めた頃よりはだいぶよくなったのですがまだ道は遠い…と言ったかんじです。肺活量がないことも要因だと思います。
その他にトロンボーンで大きな音を出すのに大切なことってありますか?
ちなみに高一です。

A 回答 (1件)

基本になるのは肺活量というよりも腹式呼吸ができているかどうかです。


あとはアンブシュアを気にしすぎて唇に力が入りすぎてしまうと、息も
スムーズに出ていきません。金管楽器をやり始めの人は吹いているときに
頬を膨らませていることが多いのですが、これはつまり息がスムーズに
出て行かなくて、頬にたまっている状態なので効率が悪いですし
無駄に頬も疲れます。管を取り付ける前にまずはマウスピースだけを
口にあててリップスラー、ロングトーン、タンギングの練習などをして
力を入れるべき場所とゆるめる場所を感覚的に体に覚えさせましょう。
唇をよりリラックスさせる必要があるのが低音なので、低い音を
安定して長く出していられるようになることを目指してください。
マウスピースだけの状態で出来るだけ低い音でのロングトーンを練習し
持続できるようになったら少しずつ高い音へ変えていきます。

マウスピースだけで吹く場合、出した息がすぐ分散してしまうので
ちゃんと意識して息を安定させないと長く出し続けることができません。
この状態だと自分が出した息がそのまま出て行く感覚がわかります。
管を付けた状態では息の通り道が管によって限定されるために
マウスピースだけのときより抵抗を感じますが、できるだけ管を
付ける前の感覚で吹くようにします。

構えについても、朝顔が音を聞かせたい方向に向くように
しっかりと構えた方がいい音が出るかと思います。
顔がうつむき加減になると息も出づらいのもありますし。
勿論、スライドを伸縮させるための前方スペースの広さなども
考慮しないといけませんが。
見栄えとしても朝顔が綺麗にみえたほうが格好良く見えますね。

結局は「安定して息を出せるか」ということがポイントです。
息を安定して出す練習法としてはいろいろな方法がありますが
昔から定番の練習法として、映画のスウィングガールズでも
やっていた「ティッシュペーパー吹き」があります。
通常のティッシュペーパーはだいたい二枚組で、薄い紙が
二枚くっついているので、これをはがして一枚だけにして
壁に手でぶらさげ、中心をまっすぐな息で吹きます。
手を離しても同じ場所に留まり続けるように、できるだけ長く
できるようにするというものです。
当然ブレスをするとそこでティッシュは落ちますから、一回の
ブレスでティッシュが落ちない程度の息をどれだけ維持できるか
ということが重要になります。理屈だけで考えれば、最低限
の息を限界まで持続できた場合が一番長くティッシュをその場に
とどめておくことができるはずです。
これを毎日、記録更新を意識して続けることでティッシュが
動かない時間が増えていくかと思います。つまり、効率的に
息を使えるようになっていきます。

私は小学生時代と高校時代とで通算5年ほど吹奏楽をやっていますが
小学生のときにもこれはやりましたし、高校でも管楽器の初心者
はやらされていました。かなり古典的かつ効果の高い方法なのでしょう。
前述のスウィングガールズで映像を観たとき、吹奏楽経験者の多くは
懐かしさを感じたことでしょう。
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございます。
私は中学まで違う楽器で吹奏楽をやっていたのでまだまだトロンボーンについて分からないことがたくさんあり…困っていました。大変助かります。
これからの練習に取り入れていきたいと思います\(^ー^)

お礼日時:2011/01/10 13:37

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