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パラレル、シリアルの違いが良く分かりません。hddにパラレルata,シリアルataとあった気がしますし

A 回答 (2件)

パラレルとシリアルの話ですが、HDDの事だけ、おおざっぱに話しますね。


おおざっぱでもちょっと長いです。

IDEとも呼ばれるパラレルataはHDDが生まれた頃から存在する規格です。IDEはCPUが転送制御を
行いますが、当時はCPUの能力が低く、それだけだと遅いので、DATA転送速度を上げられるパラレル
転送方式を使用していました。この転送制御を別チップで行っているのがSCSI方式です。

パラレル転送方式は全体の転送速度が低くても同時に複数のDATAを転送できるので高速ですが、
ケーブル内配線数が膨大になりやすく、線数が多い分ノイズにも弱い、取り回しもしにくいなど
意外に物理的には使いにくかったりします。

IDEも当初は40線ケーブル(ATA33まで)でしたが、高速化のため、各線の間にグランド線を挟んで
80線ケーブルにしてノイズ対策したりしていました(ATA66あたりから)。

その後、さらに高速化が必要になりましたが、すでにIDEではノイズや、転送タイミングのずれ
(DATAを並行に送っていますので、受け取る側に適正なタイミングで送らないといけません)
が限界に来ていました。そこで時代はシリアルATAと移ります。

シリアル方式は、1個ずつDATAを送るのでCPUで制御しても当然速度が遅く、これまでは低速な
デバイスにしか使用できませんでした。

しかし、すでにCPU速度も十分高速になり、HDDのシリアル転送をCPUが一手に引き受けても十分
処理可能なパワーもあります。また、パラレル方式で必要だったタイミング制御や、物理的な
ノイズ対策も最小限ですむ(ケーブル線数が80線から4線に減りましたので)という事で、パラレル
で行っていた行程も簡略化され、結果、CPUの能力の負荷もパラレル方式と変わらない程度でHDD
のDATA転送ができるシリアルATAが生まれました。

今は普通のシリアルataも発表当時はその性能・能力も、かなり懐疑的に見られていました(笑

制御系さえ高速ならばシリアル転送の方が低コストで高速転送が可能です。
パラレル転送は周囲の速度が低速でも、単純な回路で速度を上げられます。

シリアルとパラレルは同じ系統の技術なので、パラレルでやってきた事をシリアルで代替
できるようになればシリアルに集約されますし、それで速度が遅くなれば、シリアル転送
ケーブルを同時に2つ、3つ並行に接続し、速度を稼ぐような技術が出てくると思います
(LAN等ではすでにあります)。それはすでにパラレル転送方式といえるでしょう。

それが一つのケーブルとして規格化されればパラレルケーブルとなり、最初に戻る、
というわけです。

まあ、規格の違い、という解釈でもいいと思いますよ。
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http://www.lineeye.co.jp/html/term_serialpara.html
このへんにもしっかり載っていますが、パソコンでシリアルとパラレルというと、
パラレル:複数の信号線でデータを送信する方式(信号は平行しているのでパラレルと言われます)
いっぺんにデータを送られるので高速ですが、装置の規模は大きくなり、コストは上がります。

シリアル:ひとつの信号線でデータをやり取りする方式。速度はパラレルに遅れを取りますが、信号自体の速度は上げやすく構造がシンプルで、安上がりになりやすいです。

HDDの場合は、パラレルATA(IDEやUltaraATAとも言います)とシリアルATAという2つがあります。
パラレルのほうが古い規格で遅く、シリアルのほうが新しい規格で高速です。
上の説明と逆じゃないかと言われるかもしれませんが、シリアルATAは高速化が可能な新しい技術が導入されており、結果としてシリアルATAのほうが高速になるんです。

コンピューターではシリアルとパラレルのブームが交互に来る感じになっているそうです。

最初シリアル→高速化のためパラレル→技術的に高速化が可能になったから、シンプルなパラレルに変える(規格としては当然初期のパラレルとは別物ですが)
これを繰り返すような感じになっているとのこと。
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