これ何て呼びますか

ザッケローニ監督、就任後10戦し未だ黒星なしということです。すごいですね。

今の日本代表がたった半年かそこいら前より昔の日本代表とはまるで別人のように見えるのは決して私だけではないと思います。「メンタルが弱いからね」とため息混じりにコメントしていたのが昔のようです。
特に驚くべきは攻撃時のビルドアップで、それを最も物語るのはカタール戦での伊野波選手の位置でしょうが、かつて選手が相手のペナルティエリア内にいたのはせいぜい1人か2人だったのに、今回のアジア杯では3人、時には4人もペナルティエリア内やバイタルエリアにいて厚みのある攻撃をしていたのが極めて印象的でした。

やはりそうなると、その原因はザッケローニ監督の力量に尽きるといえるのではないかと思います。大幅に入れ替えたとはいえ、アジア杯でのスタメン選手のおよそ半分は南アW杯のときのスタメン選手です。
そのザッケローニ監督、かつてはACミランの監督を務めたこともあるとはいえ、本場イタリアでは「過去の人」と見られていて、就任当初は半信半疑である人も少なくありませんでした。原ちゃんと人を見る目はすごいなと今さらながら思いますけどね。

岡田前監督は、おそらく日本人では最も優れた監督であったと思います。しかし、ザッケローニ現監督と比べてしまうとその差は1軍と2軍以上に差があるとしか思えません。退場者を出した日本代表がガチガチの全員守備じゃなくイケイケの攻撃的布陣なんて今まで想像すらできませんでした。やはりこれが日本サッカー界の最も「世界と差があるところ」なのでしょうか?そして、その差とはなんでしょうか?
そしてもうひとつ。今まで日本サッカーといえば、「FWの決定力のなさ」でした。これは、ま、おそらく永遠の課題だとは思いますが、しかし今回アジア相手であったとはいえ岡崎選手、前田選手、李選手ともに結果を出しています。かつては格下相手でも点を決めることは滅多になかったのですから、これはひょっとすると選手の能力の問題ではなく、監督の力量を含めたチーム戦術の問題なのではないでしょうか?

A 回答 (7件)

アジアカップ優勝、最高でした!!


でも、あえて皆の反感を買うと思いますが、言いたいことを言わせて貰うと…。
正直、ザッケローニの采配には懐疑的な気分ですけどね。
選手との話し合いは良くしていたようで、マネージメントは良いのかも知れません。
(見えない部分なので解りませんがチームの雰囲気は良かった、しかしザッケローニの
マネージメントではなく元々あの世代は調子乗り世代などと言われてるのが良いのかも)
しかし試合の采配を褒める声が高いですが、実際の采配は正直余り良くなかった。
確かに交代した選手が結果を残すヒーローが沢山生まれましたが。
得に韓国戦は後手に回り、今までやったことのない準備ゼロでいきなり5バックを指示し選手は混乱。
PKで川島に助けられたから良かったものの、勝てる試合を負け試合にするところでした。
もしあの時韓国にPKで敗れて居たら、同じようにザッケローニを称賛していたでしょうか?
全体的に交代も遅いし。試合終了間際に時間稼ぎの交代も多かった。

それでもアジアカップを制覇したじゃないかと言うかも知れない。
同大会の戦力としては、本田や長友、長谷部、香川など既にヨーロッパで
活躍出来るだけのポテンシャルの選手が揃った事実上のベストメンバーで挑んだ。
しかし、あの無能かつ無策監督として叩かれまくったジーコですら
2004年にアジアカップは制覇している。
その時のメンバー構成は海外で活躍する選手は唯一中村俊輔だけ。
他の中田や稲本や小野や高原などの所謂海外組は参加せず
ベストメンバーには程遠い国内組構成で制覇。
つまり、アジアカップはもはや日本の実力を普通に発揮すれば
優勝が当たり前とは言わないが、ベスト4には最低限入れるし
優勝することも特別難易度が高いミッションではない。
得に今回のようにベストメンバーを揃えれば優勝は十分狙える。

また監督の手腕の実績ですが…。
2001年のミランのシーズン途中で成績不振で更迭されて以降
ラツィオにはシーズン途中に就任したが、終了後に成績不振で解任。
03年インテルにシーズン途中に就任、終了後に成績不振で実質的解任。
06年トリノはシーズン成績不振で途中解任。
★3年間どのチームからも声がかからずブランク。
10年ユヴェントスはシーズン途中に前任監督が成績不振で解任になり
空いた席に4ヶ月契約で座るもシーズン終了後解任。

つまり、2001年以降の約10年間、良い結果を残す所か1シーズンすら監督を任されて居ない。
困った時の穴埋め程度に使われる監督でしかなく本当に腕があるのなら
もっと声がかかって実績があったでしょうね。

しかし過去は過去、だからといってザッケローニがダメ監督と決めつける事はできません。
クラブと代表は違いますし、準備期間があまりありませんでした。
選手の特長やアジアの戦い方を体感する時間も無かったでしょう。
多少のまずい部分はあって当然なのです。
だからこそ本当のザッケローニのサッカーが見れるのはこれからなのです。
優勝の感動で手放しで喜ぶ前に、冷静に見る所は冷静に見ていきたいと思っています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>つまり、2001年以降の約10年間、良い結果を残す所か1シーズンすら監督を任されて居ない

ここです。ここが就任当初に指摘されていたことであり、私もその手腕において半信半疑でありました。
だから今でもイタリアを始めトップリーグクラスでは「お呼びがかからない」程度の監督という評価が、本当のところだと思います。
しかし、「その程度の手腕の監督」であっても我が国にはいないというのが現状ではないでしょうか。仮に言葉の問題がクリアできても岡ちゃんがヨーロッパのクラブチームの監督が務まるか、また他の人ではどうか。私はいないと思います。現役当時にW杯が「夢のまた夢」であった世代の方がどんなに頑張ってもその域には達せないのではないかと思っています。

しかし日本代表の監督にグアルディオラ監督やモウリーニョ監督が就任してもこれまた上手くはいかないと思います。彼らの力量に見合うだけの超一流の選手は残念ながら日本にはいないからです。
ザッケローニ監督が就任したときのナンバーを読んだとき、かつての教え子たちの言葉からいわゆる「育成型」の監督なのかな、という気がしました。オシム元監督もそうでしたが、やはりまだ日本の監督には育成能力の高い監督が求められている気がします。「ジャイアント・キリングを起こすタイプの監督」がね。あ、それならモウリーニョは向いているのかな?レアルでは案外苦労していますしね。

私は今回のアジア杯優勝は評価していいと思いますよ。確かに、今の日本はアジアではトップクラスです。審判の笛も極めて偏っていましたが、あれもある種の栄誉と考えることもできます。
でも、勝ち方が良かった。見ててワクワクして楽しかったですもの。まあ一番見てて楽しかったのはオシム監督が倒れる直前の日本代表でしたけど。「セットプレー(FK)で点取って、あとはガチで守ってなんとかする」っていう今までの戦い方ではなかった点は評価していいんじゃないかなと思います。
まだまだ課題は山積(CBの弱さ、カウンターへの対処など)ですが、今までの「メンタルの弱さ」とか「前線の決定力のなさ」なんてのに比べると「伸びしろ(改善する余地)がある悩み」なので、もっと伸びるんじゃないかと思えるのは楽しいですよね。

蛇足・韓国戦の延長同点弾は、あれは私は多少しょうがないと思いました。一連の審判の傾向からするとあそこで体を張ったスライディングをするとPKをとられた可能性は極めて高かったと思います。選手は体を投げ出すのを明らかに躊躇していましたね。

お礼日時:2011/02/07 00:58

>ま、こういう話をすると尽きないところがまた男同士の談義の楽しさでもありますが


>私たちも毎日の仕事やプライベートで敗北や失敗をしますし、それを防ぎきることはできません

お礼の文章全てに凄く共感しました、その中でも特に上記に抜粋した部分(笑)
サッカー好きなら、あそこにスペースを開けたらいいとか、与えないべきだとかラインはどうのとか
色々考えてしまいます。それを男同士で語り合うとついつい熱くなってしまう。

>岡ちゃん?うーん、W杯の成功をまだ私は素直に岡ちゃんの能力と思えることができません・笑)。

私もこんな性格ですから、岡ちゃんの批判は随分しました(苦笑)
W杯後の大久保選手がテレビで言ってた事なのですが、W杯直前はチーム状態が最悪で
それを見かねたGKの川口が監督抜きで選手同士で腹を割って話し合いをしようと持ちかけ
その時、喧嘩寸前のミーティングになったそうな。大久保は、日本代表でもこんな事が
あるんだと思ったそうで、結果的にそれが良かったと言ってましたね。
そこで皆で考えた案(阿部アンカー本田ワントップ案)を岡田監督に直談判し
それをテストで試してから本番でもイケると確信したそうです。
そこから各自でも小さな話し合いを頻繁に行うようになってから、ますます雰囲気が良くなったとか。
中でも注目すべきはチームの中心だった中村俊輔。彼はサブ組と一緒にサブのあり方について
語っていたそうな。一部の人間は彼は控えに回った事で一人ふてくされているような話もありましたが
実際は甘んじて受け入れていたのですね。そして選手のやり方を尊重した監督。
監督の裁量と選手の力、両方が合わさらないと相乗効果は得られない。
サッカーって小さな切っ掛けで良くも悪くもなってしまうスポーツなんですよね。

おっと、本題からズレてきてますし、話が終わらなくなるのでこの辺で。
お互いにサッカーを愛する物として日本代表を応援しましょう。では。
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この回答へのお礼

再々度の回答ありがとうございます。話が尽きませんので、お礼まで。

お礼日時:2011/02/19 20:47

#5です。

お礼ありがとうございます。サッカーの見方は人それぞれですから、
人それぞれ感じる事も違うでしょう。
その中でも蛇足とし書かれてある内容に限定して感想を述べさせてもらえば。
あの場面は仕方なかったとは思いません。
私はザッケローニが5バックにしてから、もう失点する事を私は覚悟しました。
それは、今までの日本代表でハイプレッシャーの中でディフェンスラインを引いて守って
守り切れた試しがないからです。過去の似たようなシーンを思い出して下さい。
それは精神力が弱かったから失点したのではなく、策が間違えているから失点したのです。

あれがカテナチオ文化が体に刷り込まれてるイタリアなら急遽5バックにシフトしても
守りきれるでしょう。しかし日本代表にはその文化もなければ何の用意もしていなかった。
ぶっつけ本番で混乱した事は投入された伊野波が告白しています。
しかも他の交代も守備的なボランチばかりを投入し完全にポジショニングが狂い
結果チェックしにいくハズのフレッシュなボランチは全く機能せず…。
その結果ディフェンスラインを下げられ…。これは結果論ではなく完全な失策です。
日本はディフェンが強くないからこそ、中盤の展開力が鍵です。
中盤でのポジショニング(バランス)と展開力があるから、早い段階でのプレスが生きるし
結果ディフェンスラインを安定させる事が出来る、ディフェンスラインを
数メートル上げるだけでPKの危険性を回避出来るエリアでプレーも出来る。
だから、少ない駒の中でも柏木や藤本など今まで作った形をわざわざ壊さず
交代により+αの変化で望む事の方が日本人にはあってるやり方なんです。
リードしているはずの日本が完全に後手に回り、策が見いだせず安易に守備に走るのは
少なくともこの日本では通用しない事が分かって貰えれば良いのですが。
決勝のオーストラリアでは、選手の意思(今野の×)でポジショニングを調整できたので良かったです。

ただ、単純に批判したい訳じゃありません。ザッケローニに変わって日本サッカー協会の意向も
あるでしょうが、新しい世代へのチャレンジがなされたこと、十分準備する時間が無かったこと。
その中で、選手と上手く関係を創り、何より結果を残した事は十分に評価出来る事です。
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この回答へのお礼

再度の回答ありがとうございました。

ま、こういう話をすると尽きないところがまた男同士の談義の楽しさでもありますが、「急遽5バックをしてもダメなのが分かった」とザッケローニ監督が認識したのならそれでいいんじゃないでしょうか(本当にそうなのかどうかは本人に聞かないと分かりませんが、報道を見聞する限りは柔軟な思考の持ち主のようです)。あとは、「ならばどうすればよいか」という引き出しを持っているかどうかですね。
確かに韓国戦は勝ったのもまた結果論であるともいえます。「たった一瞬の隙で負けたとしても自らの美学を追及する(オランダ・スペイン志向)」か「中身はどうあれ勝敗が全て(ブラジル・ドイツ志向)」かは永遠に議論が尽きないでしょうね。それはまたもしお会いしてお酒でも飲む機会でもあれば・笑。

私たちも毎日の仕事やプライベートで敗北や失敗をしますし、それを防ぎきることはできません。デキる人とそうでない人の違いは、そこで間違いの原因を追究し修正する能力を持っているかかどうかじゃないかと思います。そして私は、そこについてザッケローニ監督に期待しています(残念ながらそこについてはオシム氏以外は期待できる監督がいませんでしたから。岡ちゃん?うーん、W杯の成功をまだ私は素直に岡ちゃんの能力と思えることができません・笑)。

お礼日時:2011/02/08 10:01

ザッケローニは世界最高峰のリーグのひとつであるセリエAで戦ってきた監督さんですから、日本で活動してきた岡田さん、監督経験のなかったジーコより、知識も経験も豊富で優れた監督なんだろうとは思います。

ただ、今回のアジアカップでザッケローニが『世界の力』を見せつけたかというと、特にそうは思いません。

まず、今大会の日本代表は、スリリングな接戦の連続でドラマとしてはとても楽しませてくれましたが、プレー面では決して満足な出来じゃなかったと思うんですよね。それは監督さんも言っておられるように、合宿すらまともに組めなかった準備不足のせいだと思います。

準備時間が足りないというのは、監督が自分の手法をチームに浸透させる時間がなかったということ。監督就任から十分な期間があり、ザッケローニが存分にチームをトレーニングしてきたなら『これはザッケローニのチーム』と言えると思うのですが、今回の代表チームが果たしてそうだったのか、いささか疑問です。私はむしろ、今回の優勝は選手個々の頑張りで勝ち取ったという印象が強くて、だからこそ選手のたくましさ・日本サッカーの底力を見せてもらった気がして頼もしく感じています。

準備期間がないのに優勝に導いたんだから凄い!という見方もできるかもしれませんが、そこはやっぱり#3の方も言われるように、前監督の時から培ってきた共通理解が物を言ってるんじゃないでしょうか。逆に言うと、これまでの遺産を生かせなかった場所・・・つまり中澤と闘莉王の抜けたセンターバック。まったく白紙のこの部分こそ新監督の腕が問われるところですが、今回の日本の中央の守りは果たして褒められるものだったでしょうか・・・?
決勝戦の岩政投入も、好意的に見れば『素晴らしい判断』なのかもしれませんが、否定的な見方をすれば『行き当たりばったりのドタバタ劇』と言えるかもしれないわけで。

ご質問の中にある『これまではメンタル面が・・・』ということですが、2004年の中国大会では反日感情むき出しのムードの中で優勝を勝ち取り、選手の精神的なたくましさが大いに称えられましたよね。
『FWの決定力のなさ』ですが、カズがバリバリの頃は決定力不足なんて言われませんでした。2000年レバノン大会では2トップの高原と西澤が素晴らしい決定力を発揮してそれぞれ5点ずつ取っていますし、前回2007年大会で4得点したときの高原は物凄いシュート決定率でした。
これまでも良い時もあれば悪い時もあり。ザッケローニ監督になってから途端にすべてが良くなったというわけではないと思うのですが。


・・・と敢えて否定的な立場から書いてみましたが、ここまで10戦無敗、親善試合とはいえアルゼンチンを破りアジアカップも勝ち取ったザッケローニ監督に、苦情を言う気は毛頭ありません。
監督と選手が信頼しあっている様子は見ていて清々しいですし、そういった選手掌握術みたいなものは素晴らしいと思います。

ただ、ザッケローニがイタリア仕込みの『世界の手腕』を見せてくれるとしたら、それはこれからなんじゃないかと私は思っています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

ああ、そういやあ全盛期の高原はすさまじいものがありましたねえ。ただ、あの頃は高原がすごかった以上にジュビロがすごかった気がします。当時のジュビロは日本代表より強かったんじゃないかってくらい。

CBは現代表の弱点であることは間違いないでしょうね。個人的な印象なんですが、今野選手は本質的にCBではないと思います。元々どこのポジションの選手だったかなあ、確かコンサドーレ時代に岡ちゃんにボランチに抜擢されてFC東京でボランチとしてブレイク、その後チーム事情でサイドバックとかやらされて、いつの間にかどういうわけだか代表でCBとして使われてそのままFC東京でもCBやってますけどJ2落ちですからね。昨シーズンのFC東京の中盤のいななさ具合といったらひでえもんでしたよ。よくいえばポリバレント、悪くいえば器用貧乏。
吉田選手は今大会は若さが出てしまいましたが将来性がありますし、伊野波選手も元々はCB、岩政選手はしばしば「やってもうた」をやる人ですがかつての秋田選手の系譜を持っている気がします。

岡田前監督があまりサイド攻撃が好きじゃなかったのでウイング的な選手が不在ですが、C・ロナウドやメッシなどウイングに近いMFのようなFWみたいな選手が注目される現代サッカー、そういう選手も出てきて欲しいですね。本田選手は本質的にはトップ下なのかなって気はしますね。

お礼日時:2011/02/03 07:55

私もザックが素晴らしい監督だと思います。


監督としての経験値レベルは岡ちゃんを軽く凌駕していると思います。

ただし、今は結果が出ているからマスコミもファンも称賛の嵐ですが、一つ間違えば、予選リーグ敗退の可能性もありましたし、決勝トーナメントは全て僅差の勝利であったことを忘れてはいけません。
連敗しだしたら、マスコミとファンの監督叩きがスグに始まりますからね。

岡ちゃんも、以前は人とボールを動かす攻撃的サッカーだったと思いますが、W杯で厳しい予選グループに入り、勝利にこだわった結果、やむを得ず、超守備的布陣を敷き結果を出しました。

今回の代表の中心メンバーはDF陣以外は、ほぼW杯時のものです(香川もサポートメンバで同行しているので連携ばっちし)。
W杯で成長した岡田ジャパンというベースがあっての今回の快挙だと思います。
心配されていた急造DF陣は、人材も連携も不足しており、弱点を露呈していましたね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

今回のアジア杯で私が一番驚いたのは、カタール戦で退場者を出した後、なんと果敢に攻撃に出たことです。退場者を出した日本が攻撃的に戦うなんてのは考えられないことでした。それは本田選手や岡崎選手が独断で判断したことではなく「例えこうなっても攻撃する意志は忘れない」という思想を監督が吹き込んでいたからだと思います。

>連敗しだしたら、マスコミとファンの監督叩きがスグに始まりますからね。

ごもっともですが、ミランの監督を経験してるザッケローニ監督にとっては日本人の批判なんてのは「遠まわしのクレーム」程度にしか感じないかもしれないですね・笑。

お礼日時:2011/02/02 00:51

サッカー大好きのおっちゃんです



見事優勝しましたね!
就任から半年も経たず、また、試合も親善試合2試合しかしていないのにもかかわらず、この成績には文句のつけようもありません。

カタール戦で退場者が出た後の交代策、決勝での岩政投入→今野、長友のフォーメーション変更等は「流石は戦術大国のイタリアでビッグ3を率いた監督」と言えるものでした。
これらの交代策は外国人監督はよくやりますが、日本人監督では・・・

日本人監督は交代というと「FW→FW」「MF→MF」等の同ポジションでの交代が主で、フォーメーションを試合中に変更するのは、けがや退場者が出たときの「緊急避難」という事が多く、今回の日本代表のような「戦術的変更」はあまり見れませんでした。

確かに細かい事を言えば気になるところはあります。
「5バックにしての韓国戦での逃げ切り失敗」や「交代カードを切るのが遅い」とか「選手選考でスピードあるアタッカーが少ない(今回は香川だけ)」とか・・・

でも、これらは今後試合を重ねたり、合宿等、時間をかければ修正できるでしょう。

それより何よりザッケローニ監督の一番優れたところは「モチベーター」としての手腕です。
彼は控えの選手、ミスをした選手に対するケアが素晴らしい。
その象徴が「伊野波・李・細貝」ら控えの活躍と「本田圭・川島」らミスをした選手の活躍です。

選手も人間。「国の為」「監督の為」「自分の為」等、モチベーションがあるチームと無いチームではその差は歴然です。

その一番の例が今大会のサウジでしょう。

選手個々の能力から言えば、大会屈指でした。
しかし結果は・・・1勝もできずに大会を去りましたね。日本戦では5失点です。

とにかく、今大会の優勝でコンフェデにも出場できますし、貴重なAマッチデーを次回アジアカップの予選でなく、強化試合に充てることができるようになりました。これは大きいですよ。

夏のコパ・アメリカも俄然期待が膨らんできました。

頑張れ!ニッポン!!
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>日本人監督は交代というと「FW→FW」「MF→MF」等の同ポジションでの交代が主で、フォーメーションを試合中に変更するのは、けがや退場者が出たときの「緊急避難」という事が多く、今回の日本代表のような「戦術的変更」はあまり見れませんでした。

まさにこれが「世界との差」なんじゃないかと感じます。日本には「解説」できる人はいてもそれを「実行」できる能力のある人はまだ残念ながらいないということなのでしょうね。
オシム元監督もそうでしたが、やはり一流の監督というのは持っている「引き出し」の数が違うなあと痛感します。

原博美氏は日本人の民族性を理解しリスペクトしてくれる人格を持つ人というのにこだわり(トルシエにずいぶん苦労したんでしょうなあ)、その結果がザッケローニ氏だったのでしょうが、成功しましたね。また最近はオランダやドイツでコーチング技術を学びに行く人が増えてきました。こういった人たちがJFLやJ2の監督などを経て日本人指導者のレベルを上げて欲しいですね。

お礼日時:2011/02/02 00:46

しかし監督の采配は見事でした。

よく短期間でこのチームを作り上げたと思います。
また、選手がよくその采配についてこれたなぁ・・・と感心させられました。

監督も選手も経験が一番の財産だと思います。
そういう意味ではACミランまで任されたザッケローニ監督の招聘は正解だったと言えます。
しかし選手はよく監督の指示通りに、あれだけしんどいプレーをし続けたと思います。
前線に人が集まるということは、カウンターを受けた時に皆が急いで戻る必要があります。
当然、相応のスタミナが必要になると思います。
ですので最後までバテずにプレーした選手たちのスタミナには正直びっくりしました。
その結果が「優勝」をたぐり寄せたと言っても良いと私は思いました。

FWの決定力の無さは確かに言われ続けてきましたね・・・
前線に人数を置くことで相手にプレッシャーを与えて、結果、意外な所にスペースが開いたりしたので結果ゴールに結びついたのでは、と思いました。
FWに1、2人を置き、そのプレーヤーだけにゴールを託して勝ち切るのは難しいと監督が思ったのかもしれません。
穿った考え方すると、逆にそこが世界との差、決定力の低さを象徴しているのかもしれません。

冒頭に書いた通り、監督の采配は見事でした。短期間でこのチームを作り上げた評価は高くて当然です。
もちろん毎試合勝てる保障は無いので、いかに修正して選手のスキルを生かすか楽しみになりました。

さて世界との差の話ですが、今大会の試合と平行してセリエAやプレミアを見てると、またレベルの次元が違うことを感じさせられました。
速さ、強さ、FWはゴールに対する貪欲さ、全てにおいてレベルが高いと感じました。
私が印象として残ってるのがイタリア代表だったビエリです。(ショルダータックルに行ったディフェンスを逆に弾き飛ばしてゴールなど)
今はCロナウド・ルーニーなどの「強さ」を感じる機会が多いように感じます。

しかし最近の欧州移籍選手の多さから考えれば、日本人プレーヤーのレベルが高くなったことを証明してると言えます。
ですので、これからはワールドカップの決勝トーナメント進出、そこから更に上を目指す!という楽しみも増えると思いました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>前線に人が集まるということは、カウンターを受けた時に皆が急いで戻る必要があります。
>当然、相応のスタミナが必要になると思います。
>ですので最後までバテずにプレーした選手たちのスタミナには正直びっくりしました

おっしゃるとおりで、で、私思ったのですが高校生じゃあるまいし半年かそこいらでスタミナがアップするわけがない。今までの日本代表は延長となるとみんな「歩いて」いたことを考えると、「走るところ」と「休むところ」のメリハリの指示をきちんとしているんじゃないかなあと思います。

>セリエAやプレミアを見てると、またレベルの次元が違う

これはもう永遠に次元が違うでしょう・笑。しかし、今までたとえおせじでも「ゴール前20mは危険なチーム」とか「東洋のバルセロナ」なんていわれたことはなかったのですから「少なくともそんなおせじはいわれるようになったか」と感慨深いものがあります。

お礼日時:2011/02/02 00:34

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