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小学生高学年にやさしく説明をしたいのですが、自分自身もよくわからないのでよろしくお願いします。

このご時世、親の給料も少ないようで質問されました。

国がお金を新しく刷って、働いている人にいつもより多くお給料を渡したら、みんな買い物ができて経済がよくなるのではないのでしょうか?

たくさんお金が世間に出まわってしまうとインフレになるのはなんとなくわかります。
インフレにならない程度で、勤労意欲をなくさないくらいの金額で。

現金支給だと貯金してしまう可能性もあるので、この金額がチャージされたカードの支給で、期限内に使ってこそ自分のものになる。

国債を使ってというのでは国民の税金が使われてしまうので、そういう方法でなく国が新たに発行するというのはできないのでしょうか?

まとまりのない文章になってしまいましたがよろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

これで理解できるかな


http://takedanet.com/2010/01/no_3d46.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます

経済って難しいです。

私が小学生のころそんなこと考えたことなかったのに・・・えらいなあと感心します。


みなさんの回答をもとに説明頑張ります。

お礼日時:2011/03/06 17:00

あの、ただ、お札を沢山するだけでは、お金の信用度がなくなり、商品の質は、下がることに成りますよ。



たとえば、いまは、80円で、ドル1枚ですけど。日本がお金を2倍に増やしたとして、今度は、160円で1枚のドルと交換、同じことなんですよね。日本国内では、いままで、80円で、にんじん1本かえたものが、2倍になれば、とうぜんながら、160円以上の値段をつけないと、製造者も損しちゃいますよね。

これを、デフレーションというのだと思います。その国の金融価値より、お金が多く出回れば、お金の価値は下がる一方です。意味があるとは思えません。

小学生の子には、飴玉10個と、みかん1個を並べて、これが、同じ価値だとして、飴玉がお金で、政府が飴玉を、100個くれるからといって、みかんは、現に1個しかない、これを交換する場合、やっぱり、飴玉100個と、みかん1個は同じ価値なんですよ。飴玉100こもらって、うれしいですか?

ただ、おおくなったり、食べられるはずもないでしょう。

おさつも、量が増えるだけで、持つのも大変だし保管も大変だし、お札を作るお金も馬鹿にならない、という意味です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

これを、デフレーションというのだと思います。その国の金融価値より、お金が多く出回れば、お金の価値は下がる一方です。意味があるとは思えません。

↑これはインフレのことでしょうか?

飴とかみかんとかで説明するとわかりやすいですね

お礼日時:2011/03/06 16:59

う~ん、経済に詳しいわけではないのであまり上手に説明できませんが…



言ってみれば、お金も国の負債ですよ?
国民にとっては財産であり、国にとっては負債である。この両者が日本国内で成り立っているから、資産と負債の差し引きのバランスが取れていて、破綻しないわけで。

例えば、国が好きなようにお金を刷れるなら、たくさん刷った円で外国からいろんなものを買えますよね。だから、そんな不正ができないように相場が変動している。
で、仮に大量増刷したとしたら、国内の市場はコントロールできたとしても、貿易に於ける物価が当然ながら変動します。その変動が食品や生活用品の価格にも影響する。はい、これで意図せずインフレのはじまりです。
で、インフレになったら何が問題かと言うと、我々が現在保有している「円」としての財産価値が相対的に下がることになります。
つまり、300万円の貯金があったとしても、物価が10倍になったら今の30万円分にしかならなくなっちゃうわけですね。
これが個人ならまだ良いんですけど、企業や国家にはどんな影響を及ぼすか…。

さて、現金支給じゃなければ大丈夫ではないか、ということですが、それもどうなんでしょうね。
地域振興券についてウィキペディアに興味深い記述がありましたので、参考までにどうぞ。

『地域振興券』「4.問題点」
http://ja.wikipedia.org/wiki/地域振興券


※冒頭でも申し上げました通り経済に精通しているわけではありませんので、差し障りがありましたらどなたかご指摘くださりますと幸いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

地域振興券ありましたね・・・

勉強になります

お礼日時:2011/03/06 16:57

あなたが お子さんからゲーム機を買いたいからと言われて あなたの名で1万円分の引換書を渡します(現実は、その引換書ではゲーム機を渡してはくれませんが渡してもらえるものとします)



次に他の子から言われて 3万円の引換書を渡し・・・・

ゲーム機を売った人が、その引換書を持って支払ってくれと来たが払う金が無いので+@をつけた引換書を渡す・・・そのうち+@は2倍になり10倍になり100倍千倍・・・・
当然  はじめは1万円引換券で渡してもらえたゲーム機も1億円引換券でなければ渡せない となります

このようなことが国レベルで起こります
これが極端なインフレーションです
ここ2~30年でも、このようなことが起こった国はいくつもあります
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この回答へのお礼

ありがとうございます

どの道いんふれになってしまうのですね。

経済って難しいです。

お礼日時:2011/03/06 16:55

お札をたくさん刷れば景気は良くなるか?



小学生に正確に説明するのは、実はとても難しいです。理屈がややこしいし、簡単に「良くなる」とか「良くならない」とか言えないからです。

正確に答えると、「それは条件による」です。一般的には、景気刺激効果はあると言えます。しかし、その程度がどれくらいあるかは簡単には言えませんし、また副作用もあります。その典型的なものの一つがインフレーションです。

しかし、ここではあえて、話を単純化して答を試みましょう。実は私もときどき学生相手に同じ質問を投げかけて、経済についてあれこれ考えさせる糸口にしているのです。ですから小学生から同じ質問があったとしたら、一応答える義務があると思いますので…。

◆ ◆ ◆ ◆

まず、答を述べておきましょう。
お札が増えることで企業の生産活動が活発になるなら、景気は良くなります。お金を増やしても何らかの理由で企業の「よーしもっと作って売ろう!」という気持ちにつながらないと、景気改善にはつながりません。生産するぞ!という刺激をうまく作ることが大事なのです。

では、説明に移ります。

まず、景気がいい、景気が悪いというのはどういう状態かをはっきりさせましょう。
景気がいいときは、工場や会社が活発に活動して皆忙しく仕事をしているわけです。ですから、ここでは簡単に、経済全体(たとえば日本全国)で生産されている物が多い(生産水準が高い)と考えましょう。景気が悪いときは逆に工場も企業も仕事がないわけで、生産量が少ないわけです。景気の善し悪しとは、物価の高低ではなく、生産される物の量に注目していることがポイントです。

ところで、お札は値段(物価)にのみ関わるものです。ですから、いくらお札の量を操作しても、それが企業や工場の生産意欲を変化させなければ、景気とは何の関係もありません。お札をたくさん刷って国民に大量に配ったとしても、それが企業や工場の
「よーし、いっぱいお客が来るからどんどん作るぞ~!」
という気持ちに火を付けないと、景気刺激にはならないのです。

たとえば、100人の経済があるとして、そこで100人全員がもう目一杯仕事をしていたとします。工場はフル稼働です。そこにいくらお金を増やしても、もうそれ以上増産する余裕はありません。この場合はお札が増えた分はまるまる物価上昇につながるでしょう。

逆に50人が失業していて、工場もまだ増産の余裕があるときには、お金を増やすことで、
「もっと買いたい!」→「もっと売れそうだぞ!」→「増産のために人を雇おう!」

となって実際に増産され、景気が良くなるかもしれません。実際、世界各国ではこういう考えで各国のお金の量を調節しています。これを金融政策といいます。

でもこれがうまくいかないこともあり得ます。たとえば、ひょっとしたら100人の国民はこんなふうに考えてしまうかもしれません。

「将来はきっと今より悪くなるぞ。今もらったお金はそれに備えて貯めておこう」

すると企業もそれを見越して、「どうせ売れ行きは変わらない」と思うかもしれません。
また、「わーい臨時収入だ!何かいいものを買おう。そうだ、前から欲しかった外国の…」とかいうふうにみんなが思ったら、お金を増やしても、それはその国の企業の売れ行きにはつながりません。

こんなふうに、「よしこれから売れるぞ」と企業に確信してもらうためには、ただお札の量を増やすだけではなくて、状況をよく考えて、もう一ひねりした政策を出さないといけないわけです。日本は国民が1億人、企業は400万社以上ある大きな国です。これだけ多くの人たちにその気になってもらうために、その一ひねりを考えるのは、なかなか大変なことだと思いますね。

◆ ◆ ◆ ◆

現実の経済では極端な状況は滅多に起こりませんので、特に現在の日本ではお札をたくさん刷れば景気刺激になるということはある程度言えるでしょう。実際、日本銀行は通貨供給量をずっと増やしてきています。銀行預金などの利子がほとんどゼロなのは、こうした景気の下支えの政策と深く関係しています。

しかし、それがうまく企業の生産刺激にはつながっていないのが実情です。企業の投資意欲が低いことに加えて、グローバル化と金融システムの大きな変化に伴って企業の資金調達方法が国内銀行重視ではなくなってきたことが背景にあります。国内の経済運営だと言っても、もう日本一国だけで十分コントロールできる時代ではないのですね。

いかがでしたでしょうか。いつも学生に「話が長い」と言われて途中で飽きられてしまうので…。お役に立ちましたら幸いです。
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この回答へのお礼

わかりやすい説明ありがとうございました。

小学六年生にしてこんな疑問を持ちかけてくるなんて、私の子供のころを考えるとえらいなぁと感心しつつも、なんて答えようと頭を抱えていました。

さて、納得のいくように私が説明できるかが問題です…
頑張ります!

お礼日時:2011/03/08 20:02

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