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みんな景気が悪くてお金が欲しいっていってるんだから、お金をばらまけば
いいとおもうんですが、

おかねをばらまくと、どう名ってしまうのか小学生が理解できるように
だれか教えて下さい(インフレとか専門用語なしで)

A 回答 (9件)

>単にお金を刷ってばらまいたらということがききたかったのですが



お金をする為には国の財政的な裏付けがないという決まりになっていますが、仮にというお話で回答いたします。

日本の歴史の話です。
江戸時代末期に今の日本のように財政的に行詰った藩がありました。その藩は仕えている武士に給料を払うことにも困りました。従来はお米で給料が支払われていましたが、払うお米がなかったので“藩札”という通貨を新規に発行しました。この藩札はその藩の中でのみ有効という決まりにして大量に印刷して給料として支払いました。最初のうちは藩の目論見通りに、武士は給料として受け取った藩札を米やその他必要なものと交換できていました。しかし、抜本的な財政立て直し策が取られたわけではなく、年々藩札の印刷数量が増えていきました。そうこうするうちに藩札が大量に出回ってしまい、藩札を受け取っても次に米などの商品に交換する為には(藩札1枚に対して米1合だったのが、藩札10枚に対して米1合というように)以前の比率では交換できなくなってきました。こうしてどんどん、米1合に対して支払わなければならない藩札の枚数を増えていく結果となりました。そのうちに藩札では商品を売らないという店屋が増えてきました。この結果、武士は生活に困り、家にあるものを質に入れ、刀までもを質に入れて生活をなんとか行っていました。しかし、その後も生活は良くなるどころかどんどん悪化していく一方であったので、『これは藩の政治が悪い、延いては幕府の政治が悪い』というように考え、浪人になり討幕に立ち上がりました。
少し私の創作が入っていますが、このような事例が江戸末期にはありました。

これと同様のことを現在に当てはめて行うとすれば、
財政が苦しいので、公務員の給与を“新円”で支払うように決めたとします。これを決めただけで、国の財政状態が改善するわけではなく、江戸時代の武士と同じように公務員は“新円”で買い物ができなくなり生活ができなくなります。これが公務員ではなく、生活の困っている人に対して新円を配布したとしても同様の事例となることでしょう。結局、少しの間だけ生活を維持できるだけでそれ自体が景気を良くすることに対して寄与しないことから、結局行き詰まってしまいます。
公務員が生活に困ることで真面目に改革するようになり、日本全体で良い方向性に行くという可能性もありますが、江戸末期にはこの改革の為に多くの血が流されました。今の時代でも本当に生活に困れば、多くの血が流れるでしょう。(現在においても犯罪が増えていますが、景気がもっと悪くなればそれに伴って犯罪がより増えることでしょう)


以下は小学生には難しいと思いますが、理解して欲しいことです。小学生でも100%理解する人はいないかもしれませんが、全体的な雰囲気を理解する人はいると思います。

『デフレを解消してインフレに状態にすれば、状況が好転する』と考えている方は非常に多いと思いますが、この考え方は間違っていると思います。正しくは『景気が回復すれば、物の購入需要が増え自然とデフレ状態が解消される』だと思います。景気が冷え込んでいる中で物を買う人がいない中で、ある方法で人為的にインフレを発生させたとしても、今までよりも値段が上がるのですよ。更に物を買う人は少なくなり、景気は落ち込むと考える方が自然だと思います。不景気でインフレになることを“スタグフレーション”と言います。こうなった場合に喜ぶのは、借金に喘いでいる人達でその人も少し楽になる程度です。一方、銀行預金などを沢山持っている人は特にお年寄りなどは生活が苦しくなります。一方で楽になる人がいますが他方で苦しい人が出ますので、全体的に見れば良くなったとは言えないのではないかと思います。『そんなの政府がうまくやれば問題ないんだよ』という方もいらっしゃると思いますが、そこまでお人好しに政府を信じて良いと思いますか?
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1000万円振り込まれたら… ということですが、全てを国内で使用することを考えた場合、下の皆さんの言うとおり、物価が上がると思います。

しかし、極端に全てを海外資産に変えた場合、巡り巡って日本にも何らかの影響を及ぼすものと思います。
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再び登場です。

遅くなりましたが、補足に対して回答します。「収入が100倍になったけど物価が100倍」というのは正しい例えだとおもいますが「良くも悪くもならない」というのは違います。悪くなります。
 なぜなら、お金をたくさんばらまいても貯金の額や借金の額は変わらないからです。今まで一生懸命働いて1000万円貯金しても、お金が空から降ってきて価値が10万円くらいになったらどうでしょう。働く気がしなくなりますよね。
 また、世界に日本しかないなら、まだその程度で済みますが、「収入が100倍になったけど物価が100倍」ということは円の価値が100分の1になることですから1ドル=130円の為替レートが1ドル=13000円になります。これでは日本は石油を買うことも食糧を買うこともできません。国民の生活が破壊されてしまいます。
 実際に第一次世界大戦後のドイツで、ものすごいインフレが起こって国の経済が破綻したことがあります。なんでも、薪の値段がものすごく上がってしまって、お札を燃やして料理した方が安上がりになったこともあるそうです。
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みんなが使うもので、数少ないものは、「貴重」になり、奪い合ったりします(笑つまり、砂漠の水です。

砂漠で水は高い!
お金はみんなが使います。
お金をばら撒くと、強盗もいなくなります。なぜなら、お金が貴重でなくなるからです。お金に価値がなくなるので、「お金がお金でなくなります」

大事なことは、お金がなくても砂漠で水は得れます。お金がなくても砂漠と水はなくなりません。お金がないからといって、水が手に入らないわけじゃ無いのです。
 
だって、ラクダはなけなしの水を飲むのに、お金を払っていません(笑
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taurus4さんご自身が補足で書かれているように、おカネをばらまいて収入が100倍になっても、ほどなくして物価が100倍になってしまうため、結果的には、家計や企業の懐具合は良くなりません。



なお、おカネをばらまくことで景気を刺激することは可能でしょうか。答えはノーです。

taursu4さんのおっしゃるように、国民の口座に1000万円ずつ振り込んだとすれば、国民はお金持ちになった気分になって消費が拡大するので景気は良くなります。でも少し時間が経てば、物価もその分だけ上昇しており、自分が金持ちになっていないことに国民も気付きます。そうすると、国民は少し前に贅沢した分だけ消費を抑制するので、結果的に景気は元に戻ってしまいます。
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●振興券はマネーサプライとしてちゃんと機能したと思います。


 額がすくなかったから 目立たなかっただけです。(イベント性を評価)

 ばらまきは 景気のコントロールとしては ちゃんとアリな技です。
●同じ振興券を配るにも ごみあつめてきたらあげる!にすると
 街がきれいになったのに・・・。お気づきですか?
 つまり 公共事業もバラマキと さほど変わらないわけです。
●100円ばらまいて年間10回まわれば消費税50円回収ですよね。
 100回まわれば500円回収ですよね。
 この回転速度が景気というものです。
 国というものにはこの回転をあげる能力(パワー)はありません。
 パワーはクリエイティビティそのものです。
 ひとを喜ばせるもの 興奮させるもの 安らがせるもの などなど・・・
 国にはそのようなものをクリエイトする力はないのです。
 公共財・安全・環境保全・福祉 国でなければできないばらまきの例です。
 ↑これはパワーのないバラマキなのです。クリェイティビティのない連中(公務員)
 がバラマクからです。これをクリエイティビティのある民間にやらせようって
 感じですすめてるのが小泉改革なんじゃないでしょうか。(イギリスのまね)

●結論:どうせばらまくなら元とれるようにばらまけ!
 
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お忘れでしょうか?2年前に実際に政府がお金をばら撒きました。

一人当たり何万円かの単位という規模の小さいものでしたが、もらえた人と、もらえなかった人もありましたが。・・・そうです、地域振興券です。その結果どうなったでしょうか?みなさん、現金は貯金したままで、生活必需品を券で買いました。預金通帳の数字が増えただけで、何の経済効果もなかったように思います。
もっと大規模にばら撒けばどうなるか?やはり今の経済状態では 通帳の数字が増えるだけでしょう。
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実際にお金を政府がたくさん作ってヘリコプターで国中にばらまいたとします。


そして、道に空缶が転がっているように一万円札が転がっているような状態になったとします。
 そんなとき、お店は今まで通りの値段で物を売ってくれるでしょうか?
物を仕入れて、店にならべて、お客さんが来るのを待って大根を100円で売るより、道に落ちている1万円札を拾った方が良いですね。こうして大根の値段は、値上がりします。例えば1億円くれるなら、道で1億円拾うより、大根を仕入れてならべて売る方が良いと考えるからです。
 要するに、お金をばらまくと、お金のありがたみが減ります。お金のありがたみが減ったら、その分物の値段が上がります。だから、お金をばらまくのは意味がありません。

この回答への補足

お金のありがたみが減ったぶん物の値段が上がるということはたとえば、収入が
100倍になり、物価も100倍になるといった感じでしょうか?
だとすると、良くも悪くもならないということですか?

個人的にシュミレーションしてみると、国民全体の口座に1000まんえんずつ
振り込んだとします、すると消費が伸び企業の収入が増え給料が増える。
すると消費が伸び。。。
といったぐあいに、デフレスパイラルの逆が起きて、そのうち物が高くなりすぎて
物が売れなくなりまた価格がもどっていく、どうでしょうか?

補足日時:2002/01/11 19:28
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簡単に書けるかどうか自信はありませんが、記載いたします。



1.日本の国事体も何年も借金を拡大してきており、お金をばらまく余力がなくなっています
2.2002年度においても、50兆円の収入(税金)に対して80兆円のお金を使うことにしていますので、30兆円の新たな借金を作りました
3.借金は必ず返さなければなりません。国の約束事として50年後に借金を返さなければならないことになっています
4.今生活している人が大変だからと言って借金を拡大すると、50年後に生活する人がその分を返済する負担をかけることとなります。
5.50年後の人が今の人よりも収入が多ければ良いですが、同じ位だとするとその人達は損したと感じると思います。
6.今小学生の人は50年後に損する人になってしまうかもしれません

世代間の不公平というテーマで記載いたしました。
他に、現在のバラマキ方が不公平で本当に困っている人の所に行っていないなどのアプローチもあると思います。

この回答への補足

ありがとうございます、でも国債を発行して(借金をして)ということではなくて
ただ単にお金を刷ってばらまいたらということがききたかったのですが。

補足日時:2002/01/11 19:26
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