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防音工事によって太鼓現象がおきる可能性があるか否かについて質問です。

今回、簡単な防音工事をしてもらえることになりました。
大家さんによると壁厚140mmの方にコンクリート打ちっぱなしの上に木の枠をとりつけ、空気層を15mm程度つくりその上に3mmの遮音シートと12mmの石膏ボードを貼る予定でいるそうです。

ここで、心配しているのが、木の枠と石膏ボードの間に15mmほど空気層ができてしまうことにより太鼓現象が発生してかえって騒音が大きくなってしまうか否かです。
なお、お隣は特に工事を行っておらず、コンクリートがむきだしのままです。
つまり普通のGL工法(両方とも空気層がある)とは状況が異なります。
又、このままだとロックウールなどの吸音材は空気層にいれられそうにありません。

工務店は空気層のままでも防音効果はあると主張しています。
私は「この工事があまり意味がないのではないか」、「かえって音を増幅させてしまうだけではないか」と心配しています。

太鼓現象、防音に詳しいかたがいらっしゃいましたらどうか回答おねがいします。

A 回答 (6件)

太鼓現象が起きる原因を覚えてないのですが、



ボード自体が太鼓の皮ように振動する・・・ということでしたら、石膏ボードは内部損失が大きく、金槌でたたいてもボソっという音がするだけのものなので、まず、振動はないと思います。また遮音シート(たぶんゴム系シートだと思いますが)にも振動吸収力がありますから、これも振動を防止してくれます。

つぎに、空洞内で音が共振する「空洞共振」の可能性ですが、空洞の幅15mmが1/2波長になる音が共振するということだったと思うのですが、これで計算すると共振周波数は11kHzになります。この領域の音が共振する現象は、あまりないと思います。

ということで、どちらにしても、あまり心配はいらないように思います。

>なお、お隣は特に工事を行っておらず、コンクリートがむきだしのままです。
>つまり普通のGL工法(両方とも空気層がある)とは状況が異なります。
今回の問題とは無関係の気がしますが、何を心配されているのでしょうか?

>又、このままだとロックウールなどの吸音材は空気層にいれられそうにありません。
空洞共振を止めるのは、吸音材を入れるのが常套手段ですが、なぜ入れられないのでしょうか?
吸音材としては、グラスウール、フェルト、不燃加工したパルプ、ナイロンなどの繊維(効果的なのはウール、私はスピーカーボックスの中に古い毛糸のセーターを切っていれています。)
といったものがあります。11kHzを吸収したいなら、ごく薄いもので(たぶん障子紙1枚ぐらいでも)効果があるとおもいます。

それから、防音工事は、隙間があると効果が激減します。防音シートは継ぎ目を十分に重ね、端部などで重ねられない部分はブチルゴムシーリングでしっかり埋めてもらうようにしましょう。
といっても、防音での音の減衰量には限界があります。リスニングルーム級の防音でバンド生演奏の音はさえぎれないことも、心得ておきましょう。

この回答への補足

回答ありがとうございます。補足をしますと
>なお、お隣は特に工事を行っておらず、コンクリートがむきだしのままです。
>つまり普通のGL工法(両方とも空気層がある)とは状況が異なります。
>今回の問題とは無関係の気がしますが、何を心配されているのでしょうか?

太鼓現象とは、太鼓をたたくとたたいた側ではなく、反対側から音が増幅されて出てくることから名づけられたものだと理解しています。、今回は音の発生元(お隣)に空気層がないので普通のGL工法(両方に空気層がある)とは状況が違うかもしれないと考えて書きました。

>空洞共振を止めるのは、吸音材を入れるのが常套手段ですが、なぜ入れられないのでしょうか?

こちらは吸音材をいれることを主張したのですが、工務店が15mm程度では返って逆効果になると主張したためです。大家さん(知り合い)がお金を出すので、太鼓現象が起こる裏づけがないと主張できません。
それと窓枠との関係上空気層を20mmより厚くできないこと、ロックウールが厚さ25mmから販売していること、ロックウール、ガラスウールが現在品薄で入手が難しいこと(これが結構大きいです)も関係しています。

代替財として私は軟質ウレタンフォームを考えているのですが、空気層にいれるものとしてはどうでしょうか?何かご存知でしたら回答を頂けると幸いです。

参考(ウレタン)ttp://item.rakuten.co.jp/softpren/7777-ectg15/

補足日時:2011/03/09 18:00
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>従来、GL工法の騒音が問題になっていたのは、GLボンドによって


>できる壁の隙間が5cm近くあるからなんですかね?
すみません、GL工法に問題があることは知りませんでした。
遮音工法としてGL工法を使うことはなかったので、考えてもみませんでした。

なぜ、GL工法で問題が起きるのかについて、検索したところ、次のサイトでヒントが見つかりました。
http://www.takenaka.co.jp/news/pr0212/m0212_01.htm
これによると、
1.接着剤の間隔が等間隔なので、ボード全体が一定周波数で振動して、共振を起こしやすい。
2.接着剤が固いので、石膏ボードの振動を直にコンクリートに伝えてしまう。
ということのようです。共振を起こすのは、空洞でなく、ボードです。GL工法の空洞は普通10mm以下です。

となると、GL工法はダメですね。リンク先のように、接着剤に発泡ウレタンを使って、特殊な配置にすれば良さそうですが。
話はふりだしに戻ってしまいました。。。とほほ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>となると、GL工法はダメですね。リンク先のように、接着剤に発泡ウレタンを使って、特殊な配置にすれば良さそうですが。
話はふりだしに戻ってしまいました。。。とほほ

GL工法がだめだとすると、木で軸をつくってボードを貼ることになりますね。(構造上やむを得ずですが)
私が心配しているのは、木で軸を作り、空間に吸音材などをいれなかった場合にGL工法のような現象がおこってしまうのではないかという点です。
GLボンドの役割を15mm程度の木の軸が果たし、石膏ボードが共振してしまうのではないかということです。foomufoomuさんのおかげで、空洞共振とボード自体の共振をごっちゃにしていたこと、空洞共振の恐れは小さいということは理解できたのですが、木軸がサウンドブリッジとなり、振動を伝えてしまうかどうかはまだ心配です。

又、空洞共振の恐れは小さいということですが、今、工務店側に15mmの隙間に吸音材を入れるよう提案しています。しかし、向こうもプライドがあるのか聞きいれてくれません。大家さんが選んだ工務店なので変えるということもできませんし、何か信頼できるデータがあれば向こうも納得せざるおえないとは思うのですが…

お礼日時:2011/03/11 13:23

>GL工法というとGLボンドでくっつけるんですよね?


>結局、GLボンド団子の厚さ分だけわずかな空間があいてしまう気がします。
よくご存じですね。そのとおりです。
しかし、隙間が7mm以下になれば、空洞共振周波数は20khz以上になって、人間には聞こえない周波数になります。
また、音は、周波数が高くなるほど、小さな凸凹でも吸収されるようになったり、わずかな高低差でも周波数が違ってくるため、共振は起きにくくなります。

通常、空洞共振は、隙間が5cmぐらい以上ある場合(共振周波数は3.4kHz)に問題にされるものなので、もともとの15mmの隙間でも問題になる可能性は低いと思っていますが、10mm以下なら、ほぼ皆無でしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

>しかし、隙間が7mm以下になれば、空洞共振周波数は20khz以上になって、人間には聞こえない周波数になります。
また、音は、周波数が高くなるほど、小さな凸凹でも吸収されるようになったり、わずかな高低差でも周波数が違ってくるため、共振は起きにくくなります。

なるほど。従来、GL工法の騒音が問題になっていたのは、GLボンドによってできる壁の隙間が5cm近くあるからなんですかね?

たびたびお付き合いいただきありがとうございました。

お礼日時:2011/03/10 20:40

>太鼓現象とは、太鼓をたたくとたたいた側ではなく、


>反対側から音が増幅されて出てくることから名づけられた
そのような経緯で名付けられたのではないはずですが。それに、太鼓の音は叩いた反対側からしか出ないというものでもありません。

>空洞共振を止めるのは、吸音材を入れるのが常套手段ですが、なぜ入れられないのでしょうか?
>こちらは吸音材をいれることを主張したのですが、工務店が15mm程度では返って逆効果に
>なると主張した
う~ん、そういう経験があるのでしょうか。まったく考えられないことでもないですが。。。
可能性としては、吸音材を入れると、見かけ上音速がゆっくりになるので、空洞が大きくなったのと同じ効果が出て、そのため共振周波数が下がる。よって聞こえやすい音域で共振が起きる。という可能性はありますが。吸音材によって共振音量が下がるのと、どちらの効果が大きいか。ですね。
その工務店は、このような工事の経験は多いのでしょうか?

>大家さん(知り合い)がお金を出すので、太鼓現象が起こる裏づけがないと主張できません。
起きる可能性は低いと思います。皆無とも言い切れませんが。
それより、吸音材のエネルギー吸収で、透過音量が小さくなる効果が見逃せませんので、吸音材は入れるべきでしょう。

>代替財として私は軟質ウレタンフォームを考えているのですが、
>空気層にいれるものとしてはどうでしょうか?
効果ないと思います。吸音材は、音の振動で、繊維の間を、空気が通り抜けるときの摩擦でエネルギーを吸収するものです。貫通した隙間のない(かつ、穴が丸い形の)ウレタンフォームではダメでしょう。
また、軽いウレタンフォームでは、透過音量低減の効果もないでしょう。

いっそのこと、隙間なしにはできないのでしょうか。石膏ボードGL工法でコンクリートに直接石膏ボードを張り、そのうえに遮音シート、さらに上に石膏ボード。という構成です。石膏ボードが2重になるので、石膏ボードの透過損失も期待できます。
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この回答へのお礼

2度にわたり回答ありがとうございます。

>そのような経緯で名付けられたのではないはずですが。
そうでしたか。ネットの情報を鵜呑みにしてしまいました。お恥ずかしい。

>効果ないと思います。吸音材は、音の振動で、繊維の間を、空気が通り抜けるときの摩擦でエネルギーを吸収するものです。貫通した隙間のない(かつ、穴が丸い形の)ウレタンフォームではダメでしょう。
そうでしたか。今、ロックウールなどが不足しているので代わりにと思いましたが、ぜんぜんだめなんですね。それが分かっただけでも収穫です。ありがとうございました。

>いっそのこと、隙間なしにはできないのでしょうか。石膏ボードGL工法でコンクリートに直接石膏ボードを張り、そのうえに遮音シート、さらに上に石膏ボード。という構成です。石膏ボードが2重になるので、石膏ボードの透過損失も期待できます。
GL工法というとGLボンドでくっつけるんですよね?
結局、GLボンド団子の厚さ分だけわずかな空間があいてしまう気がします。
私の考え違いでしたら申し訳ありません。

お礼日時:2011/03/09 22:26

今回のケースだと特に問題無いと思います。


太鼓現象はざっくり言うと共振の影響みたいですが、
穴開きのボードの間に遮音シートがあるのであれば、まあ共振は殺されると思います。
もちろん、壁を触ったら音は結構でちゃうかもしれません。

増幅させることは無いと思いますが、あくまで気休めな気がします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
やはり気休め程度ですか。

お礼日時:2011/03/09 22:27

防音=外部から侵入する音を防ぐ


遮音=内外部の音をシャットダウン
吸音=内部発生の音を吸収させる

此の複合効果を狙っているのだろうと察しますが、成果は疑問です
遮音は質量多大な材でないと、シート位では如何か、部屋6周6面(天井壁床)貼るのですか
RC140躯体と接着していると、振動音は伝達されるし
天井裏や床下は?コンセント・スイッチ盤等ピン穴があっても不効果となる
又 隣戸にサッシからバルコニー回って漏音する事もある

この回答への補足

回答ありがとうございます。補足いたしますと壁だけに防音措置をする予定です。
デザイナーズマンションで1,2階ともに借りるので下はありません。天井はコンクリート180mmなのでボトルネックになることはないと思います。

いま心配しているのは、防音工事により太鼓現象が発生し、返って音が伝わりやすくなるのではないかと言う点です。この点について何かご存知でしたら教えていただけないでしょうか?

補足日時:2011/03/09 17:25
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