
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
実用の可否は、行なう作業にもよるんじゃないかな。
LinuxでのGUI環境の重い軽いの格差は非常に大きいものですが…
実用性を妨げるのは、OSだけでなくコンテンツの重さでもあります。
CUIじゃないと重いというのは、500MHz程度の
WindowsXPでは挑むこともできないような環境での話です。
もっとも技術的には、600MHzのARMで動くAndroid携帯のように
Linuxカーネルで軽量のGUIを利用する方法は多様です。
まぁAndroidやMeeGoをノートPCに入れるのはオススメできませんが。
挙げられている使用目的の中では、インターネット利用での高画素動画
GyaOに代表されるようなDRMを伴う動画配信などの利用が無理です。
前者はFLASHによる動画再生が重いのも一因で
後者は技術的にLinuxでは対応できないのです。
ニコニコ動画やYouTubeでの480p程度は問題ないはずです。
でも、Windows専用やWin/Mac限定のコンテンツはままあります。
またデジカメの動画機能もHD画質が一般化した現在では
これをまともに扱えない場合があります。
Jpegでの写真データは普通に扱えますが
デジタル一眼レフなどのRAW現像などにも対応できません。
うちは、725(Dothanコア)より若干劣る
BaniasコアのPentiumM/1.4GHzのX31を持っていますが
内蔵無線LANの速度は不満ですが…実用の範囲だとは思っています。
ただ、重い処理には別に2GHzのコアを6つくらい動かしているので
X31は外出時のネット端末専用としての実用性があるという認識です。
また、XPのSP無しやSP3との比較は知りません。Windows使いませんし。
持ち歩き時の衝撃を考慮して、安いSSDに換装してありますけど
HDDのままでも、そう遅いとは思っていません。
(ちなみにsudo hdparm -t /dev/sdaの数字で72MB/sec程度)
肝心の利用しているディストリビューションは
軽量のデスクトップ環境として知られるLXDEを用いたLubuntu相当。
実際にはUbuntu10.04LTSを導入し、lubuntu-desktopを追加した構成。
電源投入から10秒でGRUBメニューが出て
その15秒後にはログインメニューが出て…
電源投入から30秒でデスクトップが表示されます。
Chrome相当のchromium-browserを使い、通信速度さえ充分なら
とりたてて問題は無いと思います。
Puppyや、他のLXDE採用のディストリビューションのほうが
Lubuntuより軽いという話はありますが…
この程度のCPUがあれば、問題はOSの重い軽いだけでなく
アプリケーションやコンテンツの重さがより大きな問題となります。
Firefoxが重いという声にも納得はいきます。
でも、これはOSをPuppyにしても画期的な改善は期待できないのです。
Puppyはメモリー消費を抑えるとともに
より軽量なソフトを組み合わせていますが
これにOpenOffice.orgなどを動かしてみると
メモリー不足は緩和されても
大幅に軽くなったりはしないのです。
ですから、1.6GHzあるなら、Puppyを積極的に奨めたいとは思いません。
Ubuntuでは重いでしょうが情報量を考えれば悪くはありません。
通常はLXDE環境にしておいて、必要に応じてGNOMEにしてもいいです。
512MBというメモリー量も難点ですが、XP SP3よりはマシだと思います。
またLinuxでは古いPCへの対応がWindowsより積極的ですから
compcacheのような技術で512MBの環境をより快適にできる可能性もあります。
将来的には、GUIの表示の基礎部分の改良としてWaylandが注目を集め
Ubuntuでは次期11.04での採用を予定していると記憶しています。
それが、どの分野でどのくらい成果を見せるかはまだわからないんですけどね。
No.6
- 回答日時:
PuppyLinuxを日本語化しているサイトで多くの動作報告が寄せられています。
そのコメントをみると、
WIndows95より軽いというコメントやXPより重いというコメントがあります。
なぜでしょうか。
理由はハードウェアの使われ方にあります。
しっかり認識してハードウェアを有効に使えれば軽くもなるし、機能を有効に使えなければ重くもなります。
その辺りの事情はWindowsだろうと同じで、例えば同じチップセットを使っている2種類の機種でも一つの機種ではチップセットの全ての機能を有効に使っているがもう一つの機種ではチップセットの機能の内いくつかが使えてないという事があります。
※メーカは十分にテストが行なえなかった機能を無効化するという選択を行なう場合もありますし、ファームウェアが正しい情報をださないために使えるはずの機能も自動認識では使えないという事もあります。(BIOS更新したら、最高の画面解像度で動くように変わったとかいう話はこの辺りが一因になっている事も)
そもそも、ハードウェアの性能は同じでソフトウェアでどう生かせるか、あるいは生かせないかはハードウェアをしっかり認識して有効化できるかが一つの大きな相違点としてでてきます。
基本的にはパソコンに入っているソフトウェア(ファームウェア)のできに関係なくある程度使えるのがWindows(メーカが人手で有効化するドライバを添付したりしてます)で、自動認識に頼っている、うまく自動認識できない場合には良く知っていて有効に使いたい利用者は有効化するし、そうでない場合には性能低下を受け入れて使うのがLinuxかと思います。
※起動した時点でメモリを使い切るほど機能を載せていて、仮想メモリありきで動かし速度が低下している様な場合は別にして。
私もPuppyLinux4.3.2は使っているけど、標準導入状態ではかなり色々な機能が無効化されていたので(ヴィデオソフト動かすとシステムが凍結してた)別ドライバ追加したり設定で手動有効化したりでそれなりに変わりました。
※PuppyLinuxを普通に使うのはすすめません。はっきりいってセキュリティ的には話にならない危険な面があるディストリビューションです。もちろん、その辺が問題にならないような感じに限定して使ったりある程度自分で対策して使うなら良いですが。例えば、ウェブでどっかのサイトにログインして grep site-account /dev/mem とかやってみると………。全ての操作を管理者権限で行なっても安全上の問題は全くないと認識している方の作っているシステムですから、その点は考慮して使う必要があるかと思います。
> 現状はWinXPなのですが,GUI環境のあるlinuxでWinXPよりも軽快に動作するのは無理ということでしょうか??
現状を確認されると良いかと思います。今XPを動かしていて仮想メモリを多く使っている状態なら(言い換えればメモリ不足で性能低下が起こっている状態)、メモリ使用量の少ない環境に変える事でメモリ不足で起こっている性能低下を低減できる可能性はあります。(今と比べると動作が軽くなる可能性はあります)
今の環境をチューニングして軽くできる可能性もありますし、軽快さを求めた時に取れる方法は様々です。
> それとGUIだから重いという無知もいるけど
> GNOMEやKDEなどの統合デスクトップ環境を利用せずに
> 軽いウィンドウマネージャを利用すれば低スペックPCでも軽く利用できる。
X11自体は386や486の頃から普通に使われていたGUI環境なので軽く動かす事もできます。
例えばフォントを綺麗に見せる機能を制限すれば文字表示は綺麗でなくなるけど動作は随分軽くなったりもしますし。
軽いウィンドウマネージャ使う事もその一つですが、ちょっと低機能ですが古いXサーバに変えるとか、負荷の大きな機能を使わないように制限するとか調整できる項目は非常に多くあります。
※Windowsでも同じですが。
Windowsを軽くするよう(機能と負荷のバランス調整)とか、Linuxでとか、OSが何でも対策可能な事は色々あるはず。
Windowsの更新をお任せ全て更新で行なわず必要な更新に限定したり負荷が上がる事と必要性のバランスを考えて選んで更新しているのとでも重くなり方なんて大きく変わりますし。
お任せ更新って、ハードウェアが最新のものでも有効に使えるようにという部分を優先した更新(負荷増大を避けるような配慮は限定的)なので手間かけずに重くなるのは許容して、重くなりすぎたらパソコンを変える様な割り切りで行なった方が良いやり方な気もします。
No.4
- 回答日時:
>red hatは2年程使っていたので少し知識はあると思います.
その程度のスペックならRed Hat Enterprise LinuxのクローンのCentOSでも十分に動く。
>スペック的に今流行りのubuntuは厳しいかなと思いました.
問題なく動くでしょう。
それとGUIだから重いという無知もいるけど
GNOMEやKDEなどの統合デスクトップ環境を利用せずに
軽いウィンドウマネージャを利用すれば低スペックPCでも軽く利用できる。
もちろん質問者のPCのスペックがあればGNOMEやKDEを利用しても普通に利用できる。
No.3
- 回答日時:
UbuntuやPuppy Linuxではハード・ディスクにインストールしなくてもLiveCDで動作確認ができるので、
ご自分の環境で確認してみるのが一番だと思われます。
LiveCDで正常に動作するなら、ハード・ディスクにインストールしてWindowsとLinuxのマルチ・ブート環境も構築できますが、
LiveCDでの動作がギクシャクするようであれば使いものになるかどうかも判断できるでしょう。
No.2
- 回答日時:
同等のスペックのPCにLinuxの幾つかのデストリをインストールして動作確認を行ったことがありますが、
まだしもWindows XPの方が軽く動作しました。
最も軽いと思われる[Puppy Linux]でも、さほど軽くは感じられませんでした。
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