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古文を創めようと
富井健二の『古文文法をはじめからていねいに』という参考書を使用しました

そこに行くの未然形は
『行かず』 『行けず』どっち?っていう内容がったのですが
活用するときは、可能の意味を持つのは間違いだと書いてありました

それなのにも関わらず
次の演習問題で、『消えかつ結びて』の「消え」は何活用かという問題で
答えは、下二段活用だと書いてありました

下二段活用になるということは
「消え」の語幹は『消』なので
未然形には「消えず」が入るということですよね?

「消えず」だと可能の意味が入っているので間違いとしか思えません

自分は、『消』の未然形は 消さず
としか思えず、消えという言葉が
どうして未然形の分類に入るのか分からないです

A 回答 (2件)

消えかつ結びて」の『消え』(きえ)の終止形は「消ゆ」(きゆ)なのです。


ヤ行で活用します。ヤ行下二段活用。自動詞ですね。

あなたのお考えの未然形が「消さ」(けさ)ならば終止形は「消す」(けす)となります。
この場合はサ行四段活用、他動詞と考えられます。

ところで、ご質問の「消えかつ結びて」の「消え」はどう読むのでしょうか?「きえ」ですよね。
サ行四段活用には、「消さ・消し・消す・消す・消せ・消せ」と活用し、「消」はすべて「け」と読み、「消え」(きえ)はありません。
よって「消え」は四段活用ではないのです。
では「消え」の終止形は何でしょうか。
終止形は「ウ」音だから「消う」でしょうか?だとすればア行での活用でしょうか?
ア行は「得」という動詞だけだと学習しました。ということは「消え」はア行での活用ではない。
そうです、ヤ行で活用します。「消ゆ」が終止形です。
消ヤ(ず)、消イ(ず)、消ユ(ず)、消エ(ず)、消ヨ(ず)のうち「消エ(ず)」がぴったりします。
そうです、「消え」が未然形なのでした。
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えーと。

まず「自動詞」と「他動詞」の区別はつきますか?
自動詞と他動詞をひとまとめにして「消」の漢字だけで括ってはだめですよ。

現代語で言うと、「消える(きえる)」が自動詞、「消す(けす)」が他動詞です。
自動詞は、主語そのものの動きです。
 例:雪が消える。火が消える。(そのものが消えます)
他動詞は、主語が何かを動かします。
 例:黒板の字を消す。証拠を消す。(私が何かを消します)

では古語。
自動詞「消える」の古語は「消ゆ(きゆ)」で、下二段活用です。
他動詞「消す」の古語は本来「消つ(けつ)」で、四段活用です。
※鎌倉以降は「消す(けす)」も一般的になりました。

「消え・かつ・結びて」の「消え」は、そのものが消えるので自動詞です。
すなわち下二段活用です。

「消えず」(自動詞)に可能の意味はありません。
「消えない」という否定の意味です。
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