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ユニバーサルデザインとは今の日本でのどういった社会権に関連しているのでしょうか?

A 回答 (1件)

 障害によってもたらされるバリア(障壁)に対処するのがバリアフリーデザインであるのに対し、ユニバーサルデザインは障害の有無、年齢、性別、国籍、人種等にかかわらず多様な人々が気持ちよく使えるようにあらかじめ都市や生活環境を計画する考え方です。


 ですから、特別にこの社会権のためということはないと思います。

 ただユニバーサルデザインが生まれてきた背景を考えますと、権利の1つという考えも可能と思われます。
 発信地はアメリカです。公民権運動が、障害をもつ人の権利運動に影響を与え、彼らの運動が法整備を促進させてきた経緯がある。中でも1990年に施行されたADA(アメリカン・ディザビリティーズ・アクト)は、障害のある人が利用しにくい施設を「差別的」と位置づけ、雇用の機会均等と、製品やサービスへのアクセス権を保障した法律です。広範囲にわたり、障害のある人の権利保護を定めています。
 これがバリアフリーデザインの考え方の基本となりました。
 ユニバーサルデザインは、法律の限界を踏まえて、障害のある人を特別視せずに、あらゆる人が快適に暮らすことができるデザインとして発案されました。

 日本ではこの考えはまだなじみが薄く、バリアフリーの延長として考えられているだけなのかもしれません。
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