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生存権の歴史に関する次の記述のうち,最も適当なものを一つ選びなさい。


①ドイツのビスマルクにより,社会保障が国民の権利として確立された。

②日本の健康保険法は,社会保障給付を国民の権利として保障していた。

③ドイツのヴァイマル憲法は,生存保障を明記した。

答えどれですか?

A 回答 (1件)

「生存権」に関するものとしては ③ でしょう。


日本の日本国憲法第25条もこの理念に基づいています。

①のビスマルクの政策は、盛んになりつつあった労働運動・社会主義運動に対する「アメとムチ」の「アメ」政策として行われた「医療保険」「災害保険」「養老保険」であり、「生存権」の考えに基づくものではない。

https://www.y-history.net/appendix/wh1202-127.html

②の日本の健康保険制度は、大正時代から行われているが、対象者が限定されたものであり(主に労働力、軍事力の確保が目的)「国民の権利」として「国民皆保険」が制度化されたのは戦後の1961年である。
これは「社会権」の一部ではあるが「生存権」とは異なる。

https://japanhpn.org/ja/historical-1/
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