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政教分離に関する次の記述のうち,最も適当なものを一つ選びなさい。


①政教分離原則は国家神道という歴史を経験した日本独自のルールであり,これに相当するルールは外国の憲法にはない。 ②政教分離原則は,国家が特定の宗教と結び付くことで他の宗教が弾圧されることを防止することを目的とする。

③政教分離原則は,もっぱら人々の信教(信仰)の自由を保護するためにあり,民主政治を守ることとは無関係である。

答えどれですか?

A 回答 (2件)

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政教分離原則はヨーロッパにおける宗教改革や宗教戦争などの宗教と政治の歴史を踏まえた考え方なので、日本独自のものではありません。


イスラム諸国のように政治と宗教が密接な国もありますが、むしろ、世界標準の考え方です。
したがって、①は誤りです。

日本における国家神道は、仏教、キリスト教を国家神道に従属する宗教と位置付け神道の価値観以外の宗教的教義を排除することで天皇主権の国家統治を強化し帝国主義的覇権拡大の価値観を浸透せしめることを目的としていたので、敗戦後は国家権力による統制を排除して信教の自由を保障することを目的に「政教分離」を採用した。したがって②は正しい。

②の解説にあるように信教の自由を保障することが政教分離の目的であり、自由な思想、自由な信条を保障することは、国家統制を排して個人の人権を基本とする民主主義的政治の価値観そのものでもある。
したがって③は誤り。
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