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まったくの素人考えなんですが原子炉の中に、大量の鉛を溶かして流し込みんで固めたらても放射性物質の拡散や放射線の影響を抑えることできないですか?

A 回答 (5件)

鉛の融点は330°C


炉心がそこまで冷える必要(継続的冷却作業無しで)があります。
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炉心の核反応の暴走を防ぐために、水を循環させて炉心を冷やすことが、現在の最善策です。


鉛やコンクリートを投入しても核反応の暴走を防ぐことはできず、余計に危険性を高めるだけです。
もし、冷却を諦めたらメルトダウンが発生する(政府も東電も原子炉を放棄した)と考えてください。

大量の放射能をばら撒かないように、冷却するしかないのです。
今、微妙な放射能が流出していますが、これでも最善策なのです。
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原子炉の安全の為に、「止める」、「冷やす」、「閉じ込める」の3ステップが必要です。



福島第一原子力発電所では第二段階の「冷やす」ための機能が失われたので、外部から冷やしてやる必要があります。
原子炉が元々備えていた冷やす機能は「内部の水と外部の水が隔離されており、外部の水には放射能がつかない」設計となっていました。
本来の冷却機能が使えないため、外部の水で直接原子炉を冷やし、その副作用で放射能を外部に漏出してしまいます。

福島第二原子力発電所の様に、「冷温停止」になっておれば、質問者さんのアイデアでも良いのですが、現在の福島第一はまだ温度が下がっていないことと、内部の放射能が少しずつ漏出していることの二重苦なので、両方を考えた対策する必要があります。
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このまま冷やさずに封じ込めを図ると、核分裂反応が加速し、炉心溶融にいたる恐れがあります。


この時、核燃料(酸化ウラン)の温度は、その融点である約3,000度に達します。
生半可な物質では、この3,000度の液体を閉じ込めることは出来ません。
例えば、鉄ですが、融点は凡そ1,500度、沸点は2,500度程度ですので、溶け出すどころか蒸発してしまいます。

一方、融点が3,000度を超える物質もなくはない(タングステンなど)ですが、こんな物質を液体で流し込むだけの熱量を発生させるのは、それこそ原子力エンジンの暴走くらいでしょう。。。
(あの太陽の表面温度が5,700度ですから、その熱量は相当なものです。地球が溶け出しかねません・・・)

それでも大量に流し込めば熱は冷えるのでは、と思われるでしょうが、核分裂のエネルギーは絶大です。ウラン1gの核分裂で得られる熱量は石炭3tを燃やしたときと同等と言われていますから、原子炉をそのまま封じ込めるには、鉛であれ、コンクリートであれ、ちょっと現実的ではない質量を要するでしょう。
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融点の低さを考えれば不可能のように思えますが、核燃料の容積と熱量を上回れば良いのでは無いでしょうか?


原子炉は100度で蒸発してしまう水を冷却に使っていることを考えれば比重も融点も現実生が高いです。
さらにそれ自体水あるいは外気でさらに冷却できるはずです。
そうなれば放射能から隔離された冷却方法がとれます。

問題は圧倒的に重くなった原子炉の処分のための移動が不可能になることでしょうか?

仮に実行できたとしたら現地に<六ヶ所>のような地下施設を作るしか無くなります。
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