街中で見かけて「グッときた人」の思い出

単純な質問なんですが、1年でいくらもらえますという額が決まりそれを月で割って2ヶ月づつもらえて、死ぬまでもらえると思います。
それでも自分でトータルでもらえる年金額というのは決まってるんですよね?
それを考えると早く亡くなってしまったら損な感じがします。
言い方は悪いですが、いつまで生きれば元は取れるんでしょうか?

変な質問でしたらすいません。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

老齢・障害・遺族の3種類にそれぞれ基礎年金(国民年金)と厚生年金保険があるので、都合、最低でも6種類の年金を考えなくっちゃならないです。


歳取ってからの年金だけじゃないよ、ということですね。
たとえば、20歳よりも前に障害を持った人だと、20歳から障害基礎年金を受けられるんですけれど、法定免除っていって、国民年金の保険料を納める必要がありません。
なので、こういう人の場合、金額だけ見ていったら、はっきり言って本人は元手なしです。
遺族老齢年金なんかもそうですね。たとえば、妻がもらうとき。夫がもらえるはずだった老齢厚生年金の額を元にして(まあ、これが元手みたいなものです)、そこから計算してゆくんですけれど、妻自身の保険料が遺族厚生年金になったわけではない、って考えれば、やっぱり、金額だけ見ていったら、本人は元手なしです。

で、年金額ですけど、基礎年金はそれぞれ年額が決まってます。
そういう意味では、1年にもらえる上限が決まってる、って考えることができます。
厚生年金保険も、お給料の額(計算上の上限があります)や被保険者だった期間(要は勤続期間)をあれこれ掛け合わせて計算するので、やっぱり、1年でもらえる上限が決まってる、って解釈していいと思います。

でも、受けられる権利をうしなうときまで(一般には、年金をもらえる人が死ぬとき)のトータルの額は、どう考えたってまちまちです。
老齢基礎年金だけをざっくり考えたとして、20歳から60歳になるまできっちりと40年(480か月)国民年金保険料を納めたとすると、年に約78万円の年金額(満額の老齢基礎年金の額です)。
保険料がだいたい月1万5千円だとして、1年で約18万円。40年で約720万円ですね。
ということで、単純計算(720を78で割る)すると、10年目で元が取れる計算になります。

実際には、働いて厚生年金保険料を納めてれば上乗せ分の老齢厚生年金も出てくるし、未納があったり、免除を受けてたりすると計算も複雑になるし、こんな単純に“いつ元が取れるの?”なんてことはなかなか導けないと思います。
まして、国が年金の給付の半分を負担してますからね。厚生年金保険だったら、雇い主も保険料を負担してますし。
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