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いつもお世話になっています、こんばんは。

スペイン語とポルトガル語は非常に似ていると言われていますが、どちらの言語のほうがイタリア語に似ているのでしょうか?また、これらの言語の古語とされているロマンス語に一番似ているのはどの言語でしょうか?

お時間ある時にお答えください、よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

語彙面ではアラビア語の影響をより受けているのはスペイン語と言われますので、その意味ではポルトガル語の方がまだラテン系の単語が残っていて、イタリア語に近い面はあるかもしれません。

一方で発音面に関しては鼻母音のあるポルトガル語に対して、スペイン語、イタリア語はそのようなものはなく、聞いた場合はスペイン語とイタリア語の方が近く感じられるのではないでしょうか。鼻母音があるフランス語と若干近い発音に聞こえるのがポルトガル語かもしれません。特にrの発音もスペイン語やイタリア語がまき舌なのに対し、フランス語やポルトガル語はハ行に近い音で発音します(ドイツ語なども同様)。
そういうこともあって、発音面ではスペイン語の方がイタリア語に近いと言えそうです。

ロマンス語というか俗ラテン語ですね。民衆の話していたラテン語、ここからロマンス諸語に分裂しています。これに近いのは、イタリア語ではないでしょうか。動詞の不定詞もare、ere,ireのようにラテン語と同じように終わりますし、単語もそれなりにラテン語から引き継いでいるものも他に比べると多いと感じます。もちろん主要ロマンス諸語で考えてますけど、もっとマイナーなところまで広げるとその限りではないかもしれません。逆に一番離れてしまったのはフランス語だと思います。ゲルマンの影響も大きいですし、音韻面でも相当変化があると感じます。ルーマニア語もスラブの影響はあるので、かなりあれですが、イタリア語と複数の作り方が近かったり、唯一中性名詞を保存していたり、格が残っていたり、hを発音したりなど、ラテンの名残も結構あります。

個人的には一番学びやすいと思うのはスペイン語ですね、発音はイタリア語の方が母音終わりが多い分楽かもしれませんが、文法を勉強するとかなり規則化が進んでいて、過去分詞などの不規則形も少ないです。
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この回答へのお礼

語彙や発音などによって見方が変わってくるのですね、個人的にはスペイン語のほうが似てると感じていました。ゲルマンと言えばドイツ語を連想しましたが、隣国同士であり影響もあったと思います。個人的にはスペイン語に焦点を当てたいと考えています。
お答えいただきありがとうございました!

お礼日時:2011/05/16 06:47

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