プロが教えるわが家の防犯対策術!

現在の新しい地熱発電の方法だと、温泉や地下水源に悪影響を与えたりせずに発電が出来ると聞きました。 火山国である日本では、コストもかからずCO2も増やさず、人々に死の恐怖を与えるような危険な施設でない発電施設が、国中に作れるのではないか~と思います。
そのような研究をなさっている学者さん・大学・研究施設に、国や電力会社がお金を出さないなら、みんなで寄付をしてもり立てたい!~と思いました。 
教えて下されば、まず私は化粧品代や美容院代を減らし、5000円でも1万円でも、毎月は無理でも必ず定期的に寄付していこうと思います。 大勢の人がそういう気持ちになって「脱・原発」を目指せば、遠くない将来、日本は原発のない国になれると思うのですが---.。
とにかく、ご存じの方、寄付が役立てていただけそうな先を教えて下さい!

A 回答 (4件)

日本における地熱発電は既に実用化されてます。


それでは何故普及しないのでしょうか?

理由
1、地熱発電に適してる地域は「温泉地」になってることが多く、地元民が地熱発電所を景観を損ねるとして反対する。(実際にあったこと)
2、硫黄泉の多い日本では、地熱発電で発生する「硫化水素」が大気を汚染する。(硫化水素は強い毒性あり)
3、地熱発電で得られる発電量は小規模なので、大量の発電量を得るには地熱発電所を多数建設する必要があり、建設費が嵩む。
(コストパフォーマンスが悪い)

その他、火山を刺激して噴火を誘発する恐れがあります。
あまり、自然界のバランスを人間が介入して崩さないほうが良いのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
ただ、1~3は、研究・実験その他を重ねる事で解決不可能な事ではない気がします。
それから、火山活動を刺激するという点ですが、何か学問的根拠とか、実例があるのでしょうか?

お礼日時:2011/05/20 00:34

地熱発電は実用化されて実施しています。


下のURLをクリックして参考にして下さい。

[地熱発電/富士電機]
http://www.fujielectric.co.jp/advertising/geothe …

[地熱発電プラント/富士電機]
http://www.fujielectric.co.jp/products/geotherma …

[地熱発電/富士時報]
http://www.fujielectric.co.jp/about/news/1005170 …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
ただ、まだ疑問なのは、蒸気を水に戻し再生~という事は、イコール周囲の温泉地に影響なしと考えていいのでしょうか?

お礼日時:2011/05/20 00:27

ANo1です。


お礼コメントありがとうございます。
地熱発電による火山活動の影響については直接的な因果関係は認められてませんが、スイスでは地熱発電が原因とされる地震が発生したとして地熱発電会社が告訴されてます。

日本では最大級の湯量を誇る、群馬県草津温泉で地熱発電所の開発計画が浮上しましたが、地元の強い反対により頓挫してます。
その背景には、景観を損ねるばかりでなく、温泉(熱水)の枯渇や汚濁、地盤沈下の恐れ、硫化水素による大気汚染など過去の地熱発電による問題点が取り出されてます。

現在、日本の地熱発電所は17ヶ所あり、総発電量は約53万kWとされてますが、この発電量は全ての発電量の約0.2%に過ぎない小さな量です。
この発電量を、例えば原発並みの20%以上の発電比率にするためには、現在の100倍規模の地熱発電所を建設する必要がありますが、1ヶ所の地熱発電所を建設するにも地元民の猛反対を説得する必要がありますから並大抵の事業でないことは容易に想像出来ると思います。
まず、原発事故でもそうですが、何か地熱発電所で事故を起こしたら、直ぐに訴訟問題に発展するのですから、よほど魅力的でない限りは関わりたくないのが本音と思います。
地熱発電所1kW当たりの発電コストは他の発電所の発電コストより割高なのも魅力がなく開発が進まない要因です。

因みに、世界の地熱発電所施設の約70%に日本の地熱発電技術が採用されてるのですから、地熱発電についての技術では日本は世界一であることは間違いありませんが、安い電気料金に慣れてしまった日本人には、地熱発電の発電コストは高すぎます。
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お尋ねの技術は次の広報を参照してください。
(特開第2010-025529号「バロメトリックサイホンによる冷暖房発電蒸留装置」、
平22年2月公開、特許庁電子図書館よりダウンロード可)
技術の実用化に向けての何某かの支援は大歓迎です。

★地熱発電の現状と問題点
現行技術では人間生活に馴染んでいる温泉の熱水をそのまま発電に利用できず、これが地熱発電の普及を妨げている第一の問題点となっています。一般に熱を利用する発電は水を沸騰させ発生した蒸気の圧力でタービンを回して行います。沸騰させるには100℃以上の熱を必要とします。火力発電所で化石燃料が使われるのはこの理由によります。原子力発電も核反応のエネルギーを熱として取り出してから発電しますので同じ原理です。ところが温泉の熱では水を沸騰させることができないので、現在稼動している地熱発電所では通常の温泉の源泉とは別に地面を掘削し地下の岩盤より100℃を超える高温、高圧の蒸気を探して取り出し、これでタービンを回しています。
ここから種々の問題が生じます。ただの熱水を掘り当てただけでは利用できず、条件に合う掘削を行うには十分な事前調査を必要とし大規模な設備を要してリスクも伴い費用がかさみます。温泉地の傍でこの掘削を行うと地下の湯の圧力に変化が生じ、従来の温泉の湧出湯量が著しく変化する場合も過去に多く報告されています。温泉組合が新たな地熱発電所の設立に反対するのは主としてこの理由によります。
 一方で、この現行方式では日本の地熱発電の技術水準は世界の中でも抜きん出ており、国内では上記のような理由から最近10年以上に亘り新たな地熱発電所の設立はありませんが、地質や社会状況の異なる世界の各所で日本企業が受注して現在も地熱発電所を多数建設しています。

★解決方法
100℃以下の熱水の熱を電力に変換できる技術原理が新たに開発されればこの問題は解決されます。同時に温泉熱以外に太陽熱、工場廃熱、海洋の温度差等の従来利用法のなかった熱源も資源化できる道が開け、自然エネルギー全体の利用枠が一度に開ける可能性があります。今話題になっている原子力発電所の使用済み核燃料なども適切な管理を行えば工場廃熱源として引き続き利用できるかも知れません。
 温泉などの100℃以下の熱水は、暖房や農業、養殖に利用されている事例は少なからずありますが、発電や工業生産など他の形に変換されて利用される例は殆んどありません。現行技術の中でかろうじてこの課題を達成するものと目されているものにバイナリー法というものがあり、一部では既に実施されています。エアコンや冷蔵庫に用いられているヒートポンプという方式と類似の構成で、冷媒と称する物質を外気から遮断して密封機器内に閉じ込め、循環させて気化と液化を繰り返します。冷媒として適当な物質を選べば100℃以下の熱で気化させて蒸気を発生させタービンを回すことができます。アンモニアなどが冷媒として用いられます。問題点としては熱水を直接蒸気にするのではなく、閉じ込められた冷媒に外から熱を伝えてから作動させるので、作用が間接的になり効率が悪くなる点、密封状態の中で全ての操作をしなければならないので装置の構造が複雑になる点、エアコンや冷蔵庫に使われていたフロンが問題になったように、冷媒として用いられる物質が環境負荷物質となる可能性がある点などが挙げられます。

 冒頭に示した方法は従来の方法と全く異なる原理によるもので、高さ10メートル程度の大きなサイフォンを構成して熱水を通します。頂上部に熱水が蒸気となる空間を設けます。そこでは大気圧よりも圧力が下がっていますので、100℃以下でも沸騰します。もう1つ同様のサイフォンを構成してこちらには冷水を通し、二つの頂上部の蒸気の空間をつなぐとその間に圧力差による蒸気流が生じますのでここにタービンを置くと発電します。温泉の熱水からそのまま蒸気を作り連続的に作動させることができます。極めて荒っぽい試算では毎分4リットルの80℃の熱水供給量があれば1kwの電力供給が見込めます。
 もし興味をもたれたら冒頭の文献をご覧下さい。多少細かいことが記載されてはいますが、原理は中高生でも理解できる簡単なものです。
 熱水に耐えるタービンやパイプなど装置を構成する構造材は現行技術で十分開発されています。現在必要とされるのはこれらを生かす発電原理です。

参考URL:http://patentoffice.seesaa.net/category/5798279- …
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