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日本教育心理学会の学校心理士という資格を持つ人が、文部科学省のスクールカウンセラー事業で、公立小中学校に採用されている都道府県または市町村などがありますか。
 臨床心理士の資格を持つ人とでは待遇などの面で違いがあるのでしょうか。

A 回答 (1件)

自治体により臨床心理士または学校心理士をスクールカウンセラーとして採用していますが、現在のところ待遇面では同等です。



東京都の場合、臨床心理士会の紹介で教育委員会がスクールカウンセラーの採用を行っています。採用後の研修も臨床心理士会主催の年5回以上参加を要求する初任者研修を義務付けています。欠席すれば、継続採用がされない可能性もあるものです。

関東でも、全員臨床心理士あるいは学校心理士を確保できず、心の教育相談員として派遣している教員経験者の場合、給与が半分程度の待遇だそうです。しかし、学校心理士は、現在、給与も待遇も同等で扱われ、臨床心理士会主催のスクールカウンセラーの研修への参加もできると思います。

将来はどうなるか未確定ですが、5年間でポイント制で免許を更新できる点も臨床心理士と同程度の条件ですので、地位も差別を受けないで済むと思います。学校心理士補は、それなりに努力しないと待遇が悪くなるかも知れません。
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