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一般家庭にマルチメディアコンセントのようなPCやラジカセやLED電球用に直流コンセントがないのはなぜでしょうか?直流のコンセントは家庭用に作るのは技術的にどこが困難となるのでしょうか。

A 回答 (5件)

技術的な問題はありません、それは既に御使用の機器が内部の変換回路やACアダプタで使用されていることから理解できるはずです




#1は大変良い回答です

ひとつ触れられていないことがあります

それは 電圧のことです

直流を使用する機器の電圧は機器ごとにさまざまで一定ではありません

1.5V,3V,5V12Vが一般的に使用されていますが、それだけではありません
機器に使用している素子、使いやすさ等でそれ以外の電圧も使用されています

使用されることが想定される電圧全てを家庭内のコンセントに供給することは現実的ではありません(電圧の種類だけコンセントが必要になります、異なる電圧のコンセントに接続しないよう、コンセント・プラグの形状等も変えなければなりません
そして何よりも 大問題ななのは、日本国中の 企業家庭全てで、それに対応した設備を設備しなければならないことと、販売される全ての機器を、それに対応した仕様にしなければなりません

さらに電圧の種類ごとに使用できる電流が制限されますから、将来の使用を想定すれば、かなりの余裕を持った設備が必要です

これらを総合的に判断すれば、家庭用に直流を配電するとか、家庭内で一括した直流電源を設け、直流でコンセントへ供給することは、問題が多く、メリットがほとんどありません
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>直流が、交流より損失が大きいというのは、間違いですので



送電だけについて言えば(電圧が同じならば) 指摘の通りです

しかし 交流では500KV送電が行われておりますが、直流では実用化されているのは、数十KV程度です
電圧変換を含め送電システム全体で見れば、直流送電の方が損失は大きくなってしまいます

さらに直流では遮断が困難という問題もあります
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まず第一に、発電を行うメカニズムが交流に向いている事があげられます。


ご存知かもしれませんが、発電は永久磁石又は電磁石が回転する事により発電を行っています。
理科では、コイルに磁石を出し入れして実験された経験があると思いますが、この出し入れするという動きは、効率が悪いのです。
これよりも回転させる動きの方が効率もよく、コイルも複数設置出来るので、発電機では回転する動きで行っています。
この回転する動きで磁石が回るわけですが、磁石の先端が複数設置されたコイルにそれぞれ近づいたり遠ざかったりします。
この時、コイルに影響する磁石の強さが変わるので、サイン波の交流が生まれます。

第二に、電圧を変化させ易いという事があります。
電気は電線で送られますが、この電線にも抵抗があり、送電線のような長い経路では、電圧降下が発生します。
それに加え、リアクタンス(コイル、コンデンサ性質による抵抗のような物)でも電圧降下を起こします。
それを抑えるには、高電圧で送電する事が一番の対策です。
その為、発電所で発電した電圧を、更に高い電圧に昇圧させて送電しています。
市街地では、この特別高圧は危険すぎるので、高圧に落として電柱上の電線で家庭近くまで配電されています。
この昇圧、降圧という作業は、直流では無理な事で、交流で無いと行えません。

こういった理由から、交流が使用されています。
つまり、利便性と効率と安価な事から、交流が使用されています。

直流が、交流より損失が大きいというのは、間違いですのでお気をつけください。
直流なら、電線抵抗だけの電圧降下で済みますが、交流になるとリアクタンス分が加わります。
 Vr = I ・ R              :直流の電圧降下
 Vr = √3 I ・ (R cosθ + X sinθ) :交流の電圧降下

 Vr : 電圧降下  I : 電流  R : 抵抗  X : リアクタンス
上記の公式により明らかです。
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パナソニックの「AC/DCハイブリッド配線システム」


http://panasonic-denko.co.jp/corp/news/0909/0909 …

来週の「スマートグリッド展」
http://www.nikkan.co.jp/eve/smart/gaiyou.html
ってのは まさにそういった話の実現化がどこまですすんでいるかが
みてまわれるのではないかと。
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直流では、各家庭に届くまでの「損失」が大きいのです。


それと昔は、現在ほど簡単に「直流化」は出来ませんでしたから・・・。
それに配分するには「交流」の方が、損失が少なく、目的電圧に変換しやすいですからね。

そして、各家庭で直流にする回路を組まないといけなくなるので、設備投資が巨大になります。
各家庭で補えるものではありません。
発電所からの直流送電は、損失が大きすぎて無理です。
「直流化」は、デメリットが大きく、メリットがありません。

将来的に効率良く電気を配電出来る技術が出来れば、「直流化」はありえるかも知れません。


>LED電球は変換回路が入ってるから高い?

それは、仕方のない事です。
それと、企業の利益を考えたら、むしろ自然です。
それに、変換回路が入っているからと言って、べらぼうに高い訳ではありません。
ブランドにこだわらなければ、2000円程度で売っています。(40w型だったと思う)



「直流化」すれば?という話は、たまにネットで見かけますが、効率的、費用的、物理的、現実的に無理があります。
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