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 子供の頃、自動車の排気ガスのにおいが好きでクンクンしていたのですが、最近乗ったバスの排気ガスの匂いが吐き気を催すような悪臭でした。「『不正軽油』だから、異様な悪臭だったのかな?」と分からないながらも考えていたのですが、スッキリする回答をしてくださる方を求めています。

A 回答 (2件)

質問者の子供の頃がいつの時代かによりますが、有鉛ガソリンの排気ガスの甘い臭いでしょうか。


2サイクルエンジンの場合は未燃焼分が多いので、臭いは強いようです。
下のURLを見てください。
http://blogs.yahoo.co.jp/masabo1jp/35880312.html

有鉛ガソリンは禁止となり、排気ガスの臭いは変わりました。
バスはジーゼルエンジンですから軽油を使っています。食用油からの再生油や不正軽油は
大量に安定的に入手するのが難しいですから、使っているバス事業者は無いと思います。

再生油からの排ガスは天ぷらの様な臭いがすると言いますから(自分は嗅いだことはありません)、
それが悪臭とは思えません。

考えられるのは、ジーゼル排気中の窒素酸化物(2酸化窒素等)ではないでしょうか。
窒素酸化物は鼻を刺すような刺激臭がし、水に溶けると硝酸となり、酸性雨の原因となります。
現在のジーゼル車のマフラーには排ガス処理触媒が付いていて、この窒素酸化物を処理し
窒素ガスと水に変換して無害無臭のガスとして排出します。
したがって、ほとんどのジーゼル車からは窒素酸化物は排出されませんが、排ガス処理器(マフラー等)
に欠陥のあるものが走っていて、そのような車からは臭いがします。

窒素酸化物の臭いは、仕事柄慣れた私には当たり前の臭いですが、多くの人には不愉快な
臭いでしょう。排ガスの処理触媒器の開発をやった事が有りますが、排ガスのバランスが悪いと
触媒によっては微量のアンモニアが発生します。
アンモニアは、窒素酸化物のストレートな刺激臭と異なり、小便臭い不愉快な刺激臭です。
この二つが混ざった悪臭と推測しますが、吐き気のする系統では無いと思います(個人差は
有るでしょうが)。
未燃焼の炭化水素化合物も混じりますので、これが吐き気の原因かも知れません。

田舎町ではまだ車が珍しかった頃、同じように車の匂いが好きで追っかけた元少年の考察でした。
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ちょっとそれだけではなんともわかりかねる話ではありますが、もしかするとそのバスの燃料は食用廃油のリサイクルだったのかも知れません。

質問者さんが子供の頃がいつの昔か分かりませんが、昔に比べればバスの燃料も多様化している現状があります。燃料電池なら、そもそも排気ガスは出ませんし、天然ガスなら悪臭ということはない筈。生憎私はバスの排気ガスを嗅ぎ分ける趣味は持ち合わせていませんが、とりあえず思いつくのはそんなことぐらいで。天ぷらやとんかつの匂いがかすかにしませんでしたか?
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