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先日、大学で発達障害に関する講義を受けたのですが
その中で昨今の医療・福祉分野の発展により学校におけるいわゆる「問題児」の中には
先天的な発達障害を持つ子達が多いことが分かって来たと習いました。

しかし「怒りやすい子」も「落ち着きのない子」も「引っ込み思案の子」も全て
アスペルガー症候群、自閉症、レット症候群といった障害を持つと言えるなら

「明るい子」「誰とでも仲良くなれる子」「思った事をはっきり言える子」といった
社会的に是とされる特性を持った子達でも何らかの障害を持っているとは言えないで
しょうか?

またこのように今まで個性として受け止められて来た人間の側面を
重度軽度の差はあれ、障害として置き換えることについてどう思いますか?
ご意見お聞かせ下さい。

A 回答 (6件)

こんにちは



 >「明るい子」「誰とでも仲良くなれる子」「思った事をはっきり言える子」といった
 >社会的に是とされる特性を持った子達でも何らかの障害を持っているとは言えないで
 >しょうか?

 >またこのように今まで個性として受け止められて来た人間の側面を
 >重度軽度の差はあれ、障害として置き換えることについてどう思いますか?


極論になりますが、上記のように考えると、「障がい」といった概念がなくなりますよね。


何年か前から、「障がい」に対する偏見や差別を回避するために「障がいを個性として認識しよう」といったことが言われるようになってきました。
「障がい」が理解・受容できるのなら、その考え方は否定されるものではないと思います。
ハード面のバリアフリーは進んできたように思いますが、ソフト面はまだまだの感がありますから。



「ぼけ」・・・「痴呆症」・・・「認知症」
「精神分裂病」・・・「統合失調症」

他の分野でも、上記のように、より差別的ではなく、疾病や障がいが理解しやすいように表現方法が変化してきています。



障がいを個性として認識することで、社会が障がいを理解し受容できるのであれば良いのですが、当事者の方や当事者家族の方の意見を聞いていますと、決してそうではないように思います。時間がかかるのでしょうが。

ある感触に対する過度の執着、儀式的な行動、こだわり等を「問題行動」と表現してしまうことこそ問題だと思うのですが。それらの行動は「すべて意味のある行動」ですよね。
「障がい特性に基ずく意味のある行動」を大学の講義では「問題行動」と表現しますね。
同じような行動をしていても、その行動の理由は一人ひとり異なっていたように思います。


だから、先の回答者様たちから現場を体験されたほうが良いとの意見が出たのでしょうね。

何かが欠損しているから、標準値(?)に達していないから「障がい」ではないと思います。
当事者の方が、「生きづらさ」を感じていることが障がいなんだと思います。
視点を変えれば、「生きづらさ」を感じる社会システムこそが「障害」だといえるのではないでしょうか。

とても印象的な、ある障がい者の方の言葉があります。
「障がいを持って生まれてきたことを不幸だとは思わないが、障がいをもって日本に生まれてきたことは不幸だと思う」・・・重い言葉ですよね。

大学で福祉関係の講義を受けておられるのなら、将来、福祉関係の仕事に就かれるのでしょうか。
この言葉を、心の片隅にでも置いていただけると幸いです。


質問の回答が、随分ずれてしまいましたね。
呼び方を変えても、本質が変わらないと意味が無いと思います。
障がいを個性と受け止め、障がいがあろうと無かろうと、みんなが活き活きと幸せに暮らせる社会が構築出来るのなら、それはそれでよいと思います。

長々と失礼しました。
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#1です。



う~ん。遠回しの表現では、気づいていただけないようなのではっきり書きます。

>>先天的な発達障害

>正しくは「先天的な原因による発達障害」でしたね

いいえ。「先天的な原因による発達障害」と言う物は、まだ確定されていません。
自閉症も「何らかの脳の気質的な原因が発症原因だろう」とは考えられていますが、まだはっきりとしたデータは揃っていません。

また、「症候群」というのは「起因がはっきりしない物」「症状の確定されない物」を指します。

ですので「先天的」と付けるのは間違いです。

「先天的な障がい」とされるのは、ダウン症などの染色体異常を起因とする障がいで、これらは発達障がいとは言いません。

また、あなたが使用される「障害」の用語は、医学的な分野では使用されますが、ネットなどの不特定多数の方が見る場では、不快感を招きます。

上記は、ご忠告まで。



>ここでの「障害」は「脳の内部機構あるいは外的構造に故障を持つ事によって表層面で特異なエフェクトが発現すること」といった意味で使っています

>なので要は、「明るい」「人なつっこい」といったパーソナリティもそういった脳の故障が原因とは言えないだろうかと訊きたかったのです。

それは「過度に」とつけば、障がいになり得るでしょう。
「異常にテンションが高い」のならば「そう状態」と言えますし、
「人との距離が保てない」のは自閉症の一部の子にも見られる状態です。

つまり、ある「障がい」の起因とされる気質(故障ではありません)が脳にあっても、発現して生活に支障をきたさない限り、それは「障がい」とは診断されません。

「知的障がい」に代表されるように、「この人はこの症状があるから○○だ」「××が出来ないから○○だ」といった単純な線引きは出来ません。あくまで、全体の中での程度の問題ではないでしょうか。

実際、誰にも自閉的な傾向やADHD的な傾向はあります。それが大きいか、小さいかで生活に支障を生むかどうかになってくるとは、私は考えています。
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この回答へのお礼

忌憚の無いご意見ありがとうございます
人の尊厳にも関わる問題なんですから言葉遣いには注意すべきでしたね

私は福祉というよりは教育関係に進むつもりです
昨今の人間のいろんな気質に対して「◯◯症」だの「××障がい」だと評価していく傾向に
まるで人をラベリングし、その人「自身」ではなく「障がい」という側面だけを見るようにしているのではないかという違和感を感じていたのですが。みなさんの意見にあるよう、そのように認知することで見えてくるもの、受け止められるものもあるんですね

suzukoさんならびに他の回答してくださった方々も貴重なご意見ありがとうございました!

お礼日時:2011/07/25 13:41

実際に障碍のある人たちと接したことは


おありでしょうか。読んだ感想を率直に
言いますと、机上の空論のように
感じます。私は知的障碍のある子どもの
母親です。

>しかし「怒りやすい子」も「落ち着きのない子」も「
>引っ込み思案の子」も全てアスペルガー症候群、自閉症、
>レット症候群といった障害を持つと言えるなら

全てではないです。それとアスペは自閉症の一種です。
「落ち着きがない」がイコール多動ではないですからね。

>「明るい子」「誰とでも仲良くなれる子」「思った事を
>はっきり言える子」といった社会的に是とされる特性を
>持った子達でも何らかの障害を持っているとは言えないでしょうか?

障碍の診断基準の中にこれらのもがあるとすれば、
そういえるでしょうが、素人でちょっとだけ勉強した
だけの私から見ると「言えない」と思います。

私は障碍は障碍、個性ではない、と考えています。
生活に支障が出るようなこだわりを「個性」とは
思えませんし、そういうものはなるべく減らして
いくことを支援学校では指導しています。また
就労する時にでも、施設の方から「支障をきたさない
程度に改善していくこと」が就労前の大事なこと、
と言われた事があります。

発達障碍を持った子ども=問題児ではないです。
そういうお子さんに同調しやすいタイプの子もいます。
問題が起ると、どうしても障碍を持っている子の
ほうが注目されがちですが、だとしたら特別支援学級は
どうなりますか? 普通学級と支援学級、どちらが
学級崩壊が多いか。あくまで私の近辺での話しですが、
圧倒的に普通学級が多いです。

一番最初にも書きましたが、一度、支援学校や障碍児の
サマースクールやキャンプなどにボランティアで参加
してみることをお勧めします。子どもたちから学ぶこと、
たくさんありますから。
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発達障がい児の母親です。


子どもを育てている経験から、率直な意見を申し上げます。
キビシイですよ。覚悟はいいですか?

>学校におけるいわゆる「問題児」の中には先天的な発達障害を持つ子達が多いことが
分かって来たと習いました。
ここ数年、学校現場でいわれるようになってきたことですね。
ざっくりと言えば、その通りだと思います。

>「怒りやすい子」も「落ち着きのない子」も「引っ込み思案の子」も全て
アスペルガー症候群、自閉症、レット症候群といった障害を持つと言えるなら
違います。すべてではありません。

>「明るい子」「誰とでも仲良くなれる子」「思った事をはっきり言える子」といった
社会的に是とされる特性を持った子達でも何らかの障害を持っているとは言えないで
しょうか?
前提が、飛躍しすぎです。

>「明るい子」「誰とでも仲良くなれる子」「思った事をはっきり言える子」といった
社会的に是とされる特性を持った子達でも何らかの障害を持っているとは言えないで
しょうか?
言えません。というか、ちゃんと講義を聞いていませんでしたね。


障害のある人たちの活動に、ぜひボランティアに参加してください。
百聞は一見にしかずです。

中途半端な知識は、偏見の温床だと実感しています。
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1人1人皆、顔も性格も違います。


1人1人皆、個性的なんでしょうね。

なんでもかんでも、[○○症候群」だとか、「○○障害」だとか、と言っている今の世の中は、どうかな・・・?
と、思います。
・・・でも、実際、個性が強すぎて、人から理解されず、仕事も続かない、恋愛や結婚ができない、友達がいない等で、悩み、病気になってしまう人もいます。

大学生の時、鬱病と診断され、大学に行けなくなった女性がいて、検査してもらったら、アスペルガーだと分かり、その事実を受け止め、その障害と向き合って鬱を克服し、大学卒業後は、自分に合った仕事が見つかり、前向きに生きておられる人もいます。

障害だと分かったところで、どうすることもできませんし、周囲の人に話したところで、果たして何人の人がその障害を理解し受け止めてくれるか・・・?見た目には、普通の人と何も変わりませんからね。
人とコミュニケーションが取りにくい、空気が読めない、自分の世界に入ってしまうと周りが見えない、自分の事しか考えられない、人の気持ちが分からない・・・、等々、色々と抱えていますから、人とトラブルになることも多いでしょう。
実は、私の息子も、発達障害と診断され、今は大学生になります。
診断されてから、10数年・・・、この障害と向き合いながら、生きてきました。
診断されて、受け止めて、良かった事も悪かった事も、どっちもありました。

長い文章で、まとまりがありませんが・・・、今、親として思うことは、どの人も、皆努力して生きています。障害が有る無い関係なく、人間社会の世の中で、悩み考えて生きています。障害と診断された人は、より、努力が必要だとは思いますが、自分には、障害が有ることを、余りに過度に気にせず、ただ、受け止めて、自信を持って生きて行って欲しいと思います。
人間、この世の中で、生きていくのに大切なのは、メンタルだと思いますから、自信を持って、頑張って欲しいですね。

・・・って、質問者様の回答になっていませんでした・・・。
以上ですm(--)m
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あなたにとっての「障がい」の意味が、わかりません。



>社会的に是とされる特性を持った子達でも何らかの障害を持っているとは

これはあなたにとって「障がい」=「個性」と言う考えがあるから、導き出される結論ではないですか?

「障がい」は「その人にとっての生きにくさ」と取るならば「うん」とは言えないでしょう。

アメリカでは「早熟児」(いわゆる天才児)も「スペシャルニーズを持つ子ども」として扱います。その考え方を「是」とされているのでしょうか?

また、

>先天的な発達障害

というのは、どういう意味でしょう?

先天性は「出生前から」と言う意味ですし、発達障がいは「成長過程である部分の遅れ・機能不全が見られる障がい」と言うことですよね。「おなかの中での成長期に障がい原因があった」とまだ、確定されていないはずですが。

>アスペルガー症候群、自閉症、レット症候群

これらは広汎性(範囲が広い)発達障がいと言われる物です。ただ、かなり判定基準が曖昧で、専門の医師でない限り、判定することも難しく、また1度判定されても「発達の障がい」であるので「その子達も発達する」から判定が変わることもあります。そして、併せて持っている子も多いです。

ですので、

>学校におけるいわゆる「問題児」の中には
先天的な発達障害を持つ子達が多いことが分かって来たと習いました。

というのは、大枠では正しいのですが、細かくは間違っています。
細かく言えば「問題を抱える子に、発達障がい(LD、ADD、ADHDも含みます)がある場合もある」といえます。

「大学で講義を受けた」とあるので、将来この分野に進みたいとお考えなのでしょう。

でしたら、当事者やその家族に誤解を招かないよう、用語については注意を払われた方がよいと思いますよ。

大きなお節介ですが。
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この回答へのお礼

>先天的な発達障害

正しくは「先天的な原因による発達障害」でしたね

ここでの「障害」は「脳の内部機構あるいは外的構造に故障を持つ事によって表層面で特異なエフェクトが発現すること」
といった意味で使っています

なので要は、「明るい」「人なつっこい」といったパーソナリティも
そういった脳の故障が原因とは言えないだろうかと訊きたかったのです。もちろん全ての人がそうとは言いませんが

確かにまだ浅学の身であり詳しい方から見たらおかしな所もあると思いますが
その辺はご容赦下さい

お礼日時:2011/07/23 17:42

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