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構造用合板の継ぎ手部分ではなく、 構造用合板の中央縦(中心線)の固定に位置する間柱になります。壁の倍率を見込む条件として間柱のサイズの規定はあるのでしょうか。

(通常柱が105ミリ×105ミリならば間柱は105ミリ×30ミリ、又は105ミリ×27ミリを使用されているのはよく目にします。その他105mmや90mmより細い材料を使用されているのを調べました限りでは、現実の強度は別として、特に規定が無くどんなサイズでも良いようですが、間違いないでしょうか)

最小でも45mmx40mmを平で使用を推奨されている記載や、45mmx30mm使用も割りにあるようですが、こういった条件でも壁倍率を見込むことができるということで間違いないでしょうか。よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

一時期前の金融公庫仕様では、間柱の規定が有りました。


断面寸法30×90の断面性能以上を有する物

>最小でも45mmx40mmを平で使用を推奨されている記載や、45mmx30mm使用も割りにあるようです。
木造の構造学上では、推奨できない部材断面です。
耐力壁有効長さが91cmでは、問題無いが、91cm以上の場合耐力壁面材継ぎ手が有り、耐力壁の耐力軽減が必要です。
日本建築学会編「木構造計算基準・同解説」を参照する事。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

「現在の規定は---耐力壁有効長さが91cmでは、問題無いが、・・・」-----構造用合板は半間間隔の主柱に貼ります。したがって、柱と柱の中央455mm位置の間柱は、最小で45mmx40mmを平で使用や、45mmx30mm使用でもOKということでしょうか。

ちなみに柱と柱の中央455mm位置の既存間柱はありません。

よろしくお願い致します。

補足日時:2011/08/03 13:55
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この回答へのお礼

たいへん参考になりました。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/08/03 19:21

補足について


>柱と柱の中央455mm位置の間柱は、最小で45mmx40mmを平で使用や、45mmx30mm使用でもOKということでしょうか。
地震時における壁体内に生ずる応力伝達を考慮すると好ましくありませんね。
壁の片側が剛で反対側が弱い場合、応力分布に斑が生じて壁体内偏心を生じ、ひび割れなどが生じてきます。
ボード継ぎ目が離れると言う事が起こる。
壁体内偏心を生じさせない為には、管柱(階主柱)と同じ材巾の部材が望ましいです。
私が工事監理するなら、その施工法はさせませんよ。
施工業者には、やり直しを命じます。

>ちなみに柱と柱の中央455mm位置の既存間柱はありません。
新たに間柱取付する必要があります。
間柱の主要な役割は、地震時における応力伝達と、風圧時の壁耐力の保持が主要な役割です。
建物の沿直荷重等の負担は無いですからね。
要は、地震時における応力伝達と、風圧時の壁耐力の保持に必要な断面寸法で有れば良いだけですから。
構造用ボード継ぎ目に用いる間柱寸法の推奨値としては、36×105ですね。
その他の間柱にあっては、27×105、30×105が推奨断面です。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

明快なご回答感謝申し上げます。

間柱によって壁芯を抜きたくない場合、下記のアイデアしか浮かばないのですが、
間柱を室内から室外に2本並べて設置するのはどうでしょうか。間柱室内側45x45mm 壁芯付近約2cm横桟などあり。間柱室外側45x45mm  間柱、横桟、間柱の3本はビスなどで固定できます。  (他間柱サイズ45x30mm 45x60mmなど)

よろしくお願い致します。

補足日時:2011/08/03 15:18
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
素人でも分かりやすくとても参考になりました。

質問内容が変わりましたので、補足は新しい質問に掲載致しましたのでご回答是非よろしくお願い致します。

お礼日時:2011/08/03 17:45

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