No.13ベストアンサー
- 回答日時:
科学的な結論は既に出ていて、いわゆる「あの世」とか「死後の世界」、「死者の霊魂」と言ったものは存在しないと思われます。
そういった意味で言いますと、「死後は無になる」と考えても良いと思います。
死後の世界が存在するためには、死後も精神活動が継続されていなければならない筈だと思われます。
何故なら、この死後の世界とは、人が死後に体験する世界の事ですから、精神活動が無ければ、人格は存在出来ませんし、人格が無ければ、体験する事が出来る筈もないからです。
ところが、死後にも人間の精神が継続している事を肯定してしまったのでは、説明がつかない現象が、現実に存在している事が確認されてます。
例えば、病気や怪我などの様々な原因で脳が損傷する事により、時には高次脳機能障害と呼ばれる、精神活動(記憶、知覚、認識、思考、性格、etc.)における機能的障害が発生する場合がある事が知られています。
【参考URL】
高次脳機能障害若者の会「ハイリハ東京」 > 「ハイリハ東京」入口 > 2.高次脳機能障害の実態(症状の説明)
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Ayame/7001/ …
脳髄の一部が損傷しただけで、精神の機能障害が発生して、精神活動の一部が機能しなくなるのであれば、脳髄が全損する肉体的な死の後には、精神や人格は存在しない事が、自然だと思います。
(何も感じず、何かを認識する事も無く、何も思い出せず、新たに何かを憶える事も無く、何も考えない、その様な状態を精神が存在すると呼べるとは思えません)
もし、死後の世界が存在すると仮定しますと、人は(肉体の一部である)脳が無くとも精神活動が継続出来るという事になりますから、脳の一部が損傷しても精神活動に影響が及ぶ事は無い筈で、現実に高次脳機能障害という現象が存在している事の説明がつかなくなります。
これに対して、霊の目撃は幻覚や錯覚、心霊写真は「人間の脳のパターン認識の誤作動」や「光学的な現象」、といった具合に、死後の世界を肯定する事なく、科学的に説明を付ける事が可能です。
【参考URL】
ASIOS - 超常現象の懐疑的調査のための会 - > 調査レポート > 心霊写真の解明と再現
http://www.asios.org/ghost_photo.html
死後の世界を肯定しなくては、説明する事が出来ない現象が、現実に確認されている訳ではないのに対して、死後の世界を肯定すると、高次脳機能障害という現実に存在する現象を説明する事が出来なくなる以上、死後の世界は存在しないと考えた方が良いと思います。
【参考URL】
幽霊の証明 (科学的にー
http://okwave.jp/qa/q5422641.html
No.15
- 回答日時:
>脳の障害で本人も精神活動の異常を経験していたとしても、魂が脳など肉体にしばられている間だけかもしれません。
精神や魂が、脳等の肉体に縛られているという事は、精神や魂は肉体から独立してはおらず、脳等の肉体の影響を受けているという事になります。
精神や魂が、脳等の肉体に縛られているが故に、脳の一部が損傷すれば、精神や魂も損傷するのだとしますと、死によって脳等の肉体が全壊すれば、肉体に縛られている精神や魂もまた全壊して、機能しなくなる様に思います。
No.14
- 回答日時:
人間が脳の一部が損傷された場合、他人の精神活動に異常がみられるという場合でも
以下の理由によって魂の存在は否定できません。
魂自体は、脳など肉体にしばられることもあるが、離れて活動することもできるかもしれません。たとえ、脳の障害で本人も精神活動の異常を経験していたとしても、魂が脳など肉体にしばられている間だけかもしれません。
つまり、肉体とは別の魂の存在を仮定しても、脳機能障害の現象を説明することの困難は、まったく生じません。
肉体から離れた魂、もしくはESP能力を設定しなければ説明できない事象はたくさん
あります。例えば、催眠状態で見えた、あるいは幽体離脱して見えたとする景色や状況が、
実際と一致していた例は、枚挙にいとまがありません。これらは、少なくとも、普通の意味で肉体や物理的に制約されている精神活動でだけでは説明がつきません。
No.12
- 回答日時:
「死後の世界があって欲しい」という気持ちでの考察ですから、そこには甘えた答えしか出てこないですよ。
むしろ逆に、「一度限りの人生だぜ、あの世なんて無いんだぜ」と認めるほうが、潔く美しい人生だと思えませんか?
生物学的にも、「個体の死」というのは画期的なシステムです。
このシステムを得たことが、進化の発火点になりました。
次世代として新しい個体を生み出すこと、遺伝子を組み替えて進化していけること、
古い個体は分解して養分となれること、
そして現代文明においては、滅びた個体の得た情報も共有できること、etc。
>いつかこれが科学的結論が出る時はあると思いますか?
もう出てますよ。
死後の世界なんてありません。
あなたが欲しいのは「死後の世界についての存在証明」ですよね?
そういうこと限定であるなら、心療内科の分野です。
No.11
- 回答日時:
「死後」の世界の科学的証明、に書こうとしたら、締切だったので、残念です。
大きなテーマなので、何日間は待ってくださるよう、希望します。
かつては、科学的には、面白いことがいくつもありました。
例えば、霊が指紋を残して、それが生前のものと完全に一致した例:
http://www.paperbirch.com/itinerary/itinerary24. …
フランスのノーベル賞受賞者リシェ教授およびジェレー博士による霊の手型の採取:
http://newscience.air-nifty.com/blog/2004/09/pos …
など。
現在は、超心理学の一部で扱われているようです。ただ、超心理学は
超能力に研究が傾いており、霊的なものはあまり扱われなくなっているようです。
霊的なものを確かめる方法は、科学というよりも、
ご自分で、霊媒になる修行をされるのが一番だと思います。
ご自分で体験できるわけですから。
No.10
- 回答日時:
この問いは昔からあるものですね。
そして、この問いに対する答えも、昔からあります。
科学的ではありませんが、一例を上げます。
お釈迦様に、ある人が問いかけたそうです。
死後、霊魂はあるのか?
お釈迦様は、「知らない」と答えたそうです。
つまり、死後霊魂は有るとも、無いとも言わなかったのです。
また、お釈迦様は別な答えも言われたそうです。
死後も、霊魂があり続けることを「常見」
死後は、すべてが無くなることを「断見」
「常見」も「断見」も真実ではないとして否定されたそうです。
そして、人は生前の行い(業)によって転生することを説いたとされています。
業とは、生命活動の全てです。
それは意識の働きに限ったものではなく、身体の働きや、言葉を発する働きをも含んだ総合的なものです。
気を失った無意識の状態でさえ、それなりの業は造られているとされています。
生きている間は、休むことなく業が造られ続けていくのです。
そして、それらの業は消え去ることはなく、次の行動の基となっていきます。
死後も、業は無くならず、次の生に引き継がれるとされています。
これが転生といわれているものです。
霊魂が見えた、などと言われる事がありますが
これは一時的に、業が微細な物質的なものを伴って姿を現して見えたものとされています。
意識の存続という霊魂の問題は、業、という大きな捉え方においては、余りにも狭い考えでしかないのです。
業を説けば、あえて霊魂について説くべきではないとお釈迦様は思われたのでしょう。
業とは生命活動全体であり、同時にそれらを生み出すのDNAのようなもの、とも言えるかもしれません。
転生後もつづく業の実際の有り様については、唯識論という仏教教理に詳説されています。
一般的な感想では、霊魂のある無しを論じているぐらいが幸せかもしれません。
業という、突き詰めた真実は、ある意味で空恐ろしい感じさえします。
科学的に証明されないにしても、この業の問題は、霊魂の問題を含みつつ、これからも問われ続けていくものと思います。
最後になりますが
霊魂の問題は、業というものの大きな問題の一部である・・・という事と
科学的な証明はされていないけれども、仏教においては既に答えが出ている・・・という事を覚えておいてください。
No.9
- 回答日時:
何故、生き物はせっかく産まれてきたのに死ぬことになるのか、それはDNAに死ぬようにプログラムされているからです(常識ですが)。
DNAが死ぬことを決めているなら、遠い将来、DNAを操作して、死なないようにプログラムできるはずだと思います、実際にガンにはDNAに寿命がプログラムされていません。
例えば、死後、魂だけで、意識だけで存在することができるようになるという魔法のようなことが、この宇宙に存在するなら、それよりもっと単純にDNAに、始めから一度産まれた者は死なないようにプログラムされていればすむことじゃないのかな(ガンのように)、しかし(産まれた者は死なない)そのようなことも存在しません。
死という意味のない通過点を通って魂が存在し続けるという超自然的で面倒くさい過程が存在するより、生命は一度産まれたら死なないでいいのではないか。
魂が残り続けるだけのことなら、一度産まれた者は死なないことと、死んだ後魂だけが残ることに違いは無い。
やはり、死んだ後も魂が残り続けるということと引き換えに、子孫を残すというシステムが存在している、でなければ子孫を残すというシステムの存在している意味が全くないということになる、だから子孫を残すというシステムの存在は死後の世界は無いと言っているように思う。
それとも、死んだ後の魂は生前と違って何かすごいことができるようにアップグレードされているのかな。
死とは、古い者が死に、新しい者が産まれ生物が進化することと関係が深いけど、人間は他の生物と違って自身を自身の手で進化させることができるから、死は人間という高度な知能を持つ生物にとってはもはや不要な邪魔なものかもしれない、とするなら、生物の中で唯一死を克服する時が来るかもしれない、宇宙の中で死という概念を克服するのが人間の役目なのかも、もしかしたら、人間が死を恐れることの意味は、『寿命が決まっいるから今を大事に生きろ、命に感謝しろ』ではなく、むしろ『死にたくないならその高度な知能を使い科学で死を回避して、永久の命を手に入れてみろ』が正解なのかも。
調べられない以上その時が来るまでわかりませんが。
失礼しました。。
No.8
- 回答日時:
独り言です。
「魂」=「メモリーカード」です。
貴方が生まれてから死ぬ迄の出来事が記録されています。
ここからも独り言。
閻魔様(想像)が「魂」にランク付けをし、「質」の悪い「魂」は「昆虫」や「下等動物」に生まれ変わり、「質」の良い「魂」はまた人間に生まれ変わり徳を積むのです。このサイクルを生命が誕生してからずっと繰り返してます。
思うにイルカなどが曲芸が出来る(人間の言う事が解る)のは、そのイルカの「魂」が以前に人間だったからだと!
逆に例えば、馬面とか、猿顔とか、爬虫類系の顔とか、野菜の食べ方が小動物とかの人(ごめんなさい!個人の考えです)は、前の「魂」が馬とか猿とか爬虫類とか小動物だった。これがいわいる「前世」だと!
若くして、「目配り」気配り」「心配り」が出来る人、世渡り上手な人、人生を成功した人は「魂」が人間を経験しているからだと!貴方の「魂」がまた、人間に生まれ変われれば、肉体が替わっても貴方は何度でも人として貴方の意識で生き続けれる。
これに尽きるのです。だから、私はこの想いで楽しく「人生」を送って「魂」を磨いてます。なんの根拠もない持論です。すみません。
No.7
- 回答日時:
「魂」を「その人間の『核』、人格や心といったもののおおもと」としてお話しますね。
私は死んだ体が分解されるように、魂ももっと細かな構成要素に分解されるんじゃないかと思います。イメージとしては「土に還る」といった感じで、そうなると自分だったものも他人だったものもばらばらに交じり合った状態になって、その内何かのきっかけでその「土」の一部がくっついて形を為して別の「魂」になる気がします。
死後に無の空間に行くのなら今勉強していることが死んだ瞬間無駄になるのでは?とのお話ですが、魂というのは人生の中で変質していくものなので、生まれた時魂を形作る元になった構成要素とその後死んで分解された構成要素は別物になると思います。
この「別」になった結果がいいとか悪いというのはなんとも比べようがないのですが、そうして何かがちょっとずつ変わっていくのでしょう。たとえば穏やかな時代の中で少しずつみなの感性がおおらかになっていく、というように。だから勉強すること、苦しむことも笑いあうことも一切合財無駄じゃない、と思いたいです。
ところで生まれる前の事を覚えている人というのがたまにいるそうですが、前の人生でとても強い想いを抱いた人が魂を土に還す時、分かちがたい一つの構成要素として残ったものだったりする・・・のだと思っています。
「死」という現象を観測することはできても、体験する主体の反応が止まってしまい少なくとも(所謂「蘇る」以外のケースでは)死後の体感というのは得られませんから、「科学的解明」というのは「こうなるはずだ」以上のところまで進むのは難しいんじゃないでしょうか。「体験を伴わない知識」以上にはなれない、というか。
熱心に調べたわけではないのでこの分野の研究者等を知ってはいませんが、宗教的なアプローチも科学的なアプローチもやはり体感として知るにはいたらないだろうというのが個人的な結論です。
それでも、人は見えない何かがあるからこそ恐怖する一方で期待するものですから、生まれた時に唯一絶対に確実な事としてみんなに平等に待っている「死」は、解明されないままでよいと思います。
No.6
- 回答日時:
意識や魂というものは物質の最高形態である脳によって生成されるものです。
そういう意味では魂は物質の最高の形態であり、それだけ重要なものです。死亡すると脳も死亡します。
脳によって生成される魂も死亡とともに亡くなります。
>今勉強していることが死んだ瞬間に無駄になる気がします。
人間は社会的生き物です。私たちは祖先の活動を引き継いで生きています。同じく子孫に引き継いでいきます。貴方の今の勉強は貴方のこれからの人生に役立ち、それはさらに後世の人に引く継がれます。
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