これ何て呼びますか

出品した真空管アンプが、落札後、雑音が出るという申し出がありました。
出品時にはアンプが不調であったことを全く予知していなかったものの、道義的責任を感じ、メーカーに直接問い合わせ、当該製品が修理することができるということを確認し、落札者にその旨連絡した。その結果、落札価格を上回る見積もりがなされ、落札者は驚くほどの高額だといってきた。
そこで、(1)修理代金を落札金額以内で支払う、(2)落札金額を返却し、キャンセル扱いにしていただく、の2点で交渉してきたが、その間、何度となくキャンセルに応じる気配があったものの、結局、売主には、誰にでも分かる故障箇所を見落とした瑕疵がある。買主は代金を払い義務を果たしたので、あとは売主が商品引渡しをすべき。それも故障しているアンプでなく、正常に作動するアンプを引き渡す義務がある。修理することで契約の履行が可能になるから修理代金全額(訴訟費用も)を支払って欲しいという内容の小額訴訟を起こしてきた。
当方としては、結果的に故障があったことについて、悪意は全くなかったし、落札前にアンプの中を点検することもできなかった、という観点から反論するため、メーカーに直接問い合わせたところ、40年以上経過している製品であり、当然、経年変化による不具合が生じ、それを正常に作動させるための修理費用としての当該見積額は驚くほど高額といえない。また、その程度の修理は極めて重大な故障とはいえないのではないか。さらに、そのような修理箇所は、オーディオ修理に関する専門知識でもなければ判断は難しいのではないか、とのことであった。
当方としては、あくまでも前述の2点のどちらかで円満に解決したいとずーっと考えてきましたが、このようなことになってしまいました。
残念でなりません。また、相手の真意を測りかねております。
現在、訴訟に対する「答弁書」の作成に着手していますが、その方面に対する知識も浅く困惑している状況にあります。
どうかこのようなケースにおいて適切に対応することができるような方策等、ご助言等ありましたらご教示くださるようよろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

気付いた点をいくつか述べたいと思います。


1)本屋さんに行って、訴訟関係の本を購入し良く読んで、知識を身につけてください。もし誰かに相談するにしても、知識がないと相手のアドバイスも理解できないと思います。
2)まず、少額訴訟は原告(申立人=相手方)に有利になっているので、本件を通常訴訟で審議するよう求める申述をすることを勧めます。
3)両者それぞれ言い分があると思います。逆の立場だったら、あなたが購入したほうだったら、購入したアンプが正常に動かなかったら、だまされたと思うでしょう。何かお仕置きをしてやりたい思うこともあると思います。相手を悪い人と決めつけず、対応してください。今答弁書を作成中とのことですが、このまま少額訴訟でやるにしても、答弁書の最後にでも、“被告は(あなたのことです)和解を希望しております。被告は落札金額を原告に返却する。原告は真空管アンプを被告に返却することで本件を解決したい。”と言った文言を入れて見てはどうでしょうか。つまり和解調書を作成するのです。訴訟費用その他の経費についても話し合いで決め、支払期日も和解調書に載せます。
もし和解が成立して、落札金額は返却しても、アンプが期日までにもどてこない場合は、和解証書が確定判決と同じ効力を持っているので、これにより逆に相手方に強制執行もできます。又和解調書に、本件以外に債権債務がないことを相互に確認する。と言った文言を入れることにより、後日慰謝料を払えと言った言いがかりをつけられることもありません。
4)答弁書、手続きについて、分からないことがあったら、遠慮せずに裁判に電話して聞いてください。親切に教えてくれますよ。裁判所から来た書状に裁判所の担当部署(民事部第○課と言った)が記載されています。電話するときは、訴状の上の所に事件番号が記載されているので、それも伝えてください。
 他人事で済みませんが、今回のことはいい経験になると思います。
 最後に一言。事件が解決するまでは、誰も信用してはいけません。たとえ弁護士でも。
 
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりましたが、非常に参考になりました。
ありがとうございます。
その後、地元の簡易裁判所に赴き、いろいろ教えていただきながら、先日、答弁書を作成、提出しました。
その際、通常訴訟への移行や移送などについても丁寧に教示していただきました。
そして、先日、答弁書を作成し、提出しました。
内容には、お宅様からのアドバイスにありました「現在でも和解による円満解決を望んでいる」旨を記載しました。
仰るとおり、今回は大変良い経験となりました。
今後ともお世話になることがあるかもしれません。
よろしくお願いいたします。

お礼日時:2011/08/28 12:05

1.あなたの問題点



(1) 40年経過したアンプを正常動作品として出品した事。
  たとえ動作していたとしても、ジャンク品です。
  「部品取りにでもお使い下さい。」として出品すべきでした。

(2) 問題があった場合を想定しなかった事。
  「初期不良のみ返品可(返送料は出品者負担)」などと
  記載しなかった事。

(3) 相手の主張に過度に反応してしまう事。
  断固とした主張をしましょう。相手は、あなたを見下しています。

(4) あなたの主張がわかりにくい事。
  論点を簡潔にまとめる様意識下さい。

2.解決策

(1) ここでの回答を読ませて頂きました。
  皆様、適切なご回答ですが、あなたにとって第三者です。

(2) 従って、専門家に顔を見せて相談しましょう。
  相談する前に、論点を簡潔にまとめておきましょう。
  可能であれば、出品ページのハードコピーを用意しましょう。

(3)費用はかかるでしょうが、これからの人生を悔いなく過ごすための
  勉強代と考えればよろしいのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりましたが、非常に参考になりました。
ありがとうございます。
その後、地元の簡易裁判所に赴き、いろいろ教えていただきながら、先日、答弁書を作成、提出しました。
今後ともよろしくお願いいたします。

お礼日時:2011/08/28 11:57

私はこう言ったトラブルには無縁で訴訟事にも疎いのですが


先方からのメール文で気になる事がありましたので。

~57,840円お送りいただければアンプをお送りします。

これには応じない方が良いです。
うがった見方をすれば送金したもののそのまま雲隠れされてしまうことも考えられます。
この場合、料金着払いにて返送してもらうのが筋です。
もちろんご存知のことと思いますが。

新手(荒手?)の少額詐欺にあわれているように思えます。
No.1さんの御助言通りに順序立てて事を勧めていく方が良いと思います。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりましたが、非常に参考になりました。
ありがとうございます。
その後、地元の簡易裁判所に赴き、いろいろ教えていただきながら、先日、答弁書を作成、提出しました。
そして、先日、答弁書を作成し、提出しました。
今回は大変良い経験となりました。
今後ともお世話になることがあるかもしれません。
よろしくお願いいたします。

お礼日時:2011/08/28 12:07

No.1です。

お礼拝見いたしました。

 落札者は、中学生の時から40年のオーディオ歴とのことですから、50代の方ということですね。それにしては、稚拙な文章ですね。それに裁判をしたら、必ず自分が勝つとまで思っているところなど、実際の裁判の実態など全然わかっていないようです。

 貴方が、修理代金の全額を支払うと約束なさった証拠が提示されるか、または口頭弁論で貴方が認めない限り、おそらく彼には勝ち目はないでしょう。貴方は、商品代金と送料、代金の振り込み手数料までは弁済する代わりに、商品を返品してもらうと言う常識的な主張をなされば良いことと思います。貴方の同意を得てしたのではない限り、ラックスへの修理見積もり費用は対象外でしょう。

 今回は、とんでもないクレーマーの落札者に当たってしまったようです。今後の出品者の方のためにも、判決後にその方には非常に悪い評価を入れておいた方が良いでしょうね。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりましたが、非常に参考になりました。
ありがとうございます。
その後、地元の簡易裁判所に赴き、いろいろ教えていただきながら、先日、答弁書を作成、提出しました。
今回は大変良い経験となりました。
今後ともお世話になることがあるかもしれません。
よろしくお願いいたします。

お礼日時:2011/08/28 12:08

オークションでの取引は、そのようなトラブルも多いですね。



 出品時のあなたの説明書きにもよると思いますが、商品に全く瑕疵がないと記載なさっていたのならば、貴方に責任があると思いますが、その場合でも、商品代金+送料や振り込み手数料等の範囲まででしょう。貴方がオーディオ機器を販売する専門ショップでない限り、オークションという個人間での取引では、それ以上の責任をあなたが負う必要はないと思います。もともと40年も前の製品であれば、いつ故障しても不思議ではなく、新品のような保証を貴方がなさる責任はないと考えるのが常識的な判断でしょう。

 よって商品代金を上回る修理代金全額の要求は、相手型の不当なものであると思われますので、下記の文例を参考に答弁書を記載なさってください。(代理人弁護士は付いていないでしょうから、被告の欄には、あなたご自身の住所と氏名を記載して押印してください。)それを二部作成して提出期限までに裁判所に提出し、一部は裁判所経由で原告に送ってもらうことになると思います。そのための切手代等も必要になると思いますので、必要であれば管轄の簡易裁判所にお尋ねください。

 その後、口頭尋問があるでしょうから、貴方が相手方と誠意をもって話し合いをしてきたと言うことが分かる証拠(メールや電話での会話の録音など)の原本(携帯や、PCそのもの)、出来れば証拠説明書等を作成なさって、口頭弁論の時に提出してください。少額訴訟での証拠調べは、即時に取り調べることができる証拠に限りすることができます(民訴371条)

 少額訴訟の場合、判決は原則その日中に言い渡されます。相手の要求は度を越した非常識なものなので、貴方がきちんと抗弁なされば、修理代金の全額を支払えという判決は、まずないと思いますよ。

http://www.asahi-net.or.jp/~zi3h-kwrz/law2touben …

http://www009.upp.so-net.ne.jp/law/luke.html
http://www009.upp.so-net.ne.jp/law/shousokuwashi …
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この回答へのお礼

早速のご回答、誠にありがとうございます。
詳細なご助言をいただき大変参考になりました。
これまでの多くの交渉経過についてはきちんと整理をしていますが、その中で、何度となく当方の提案に応じるということになっておりました。特に、最後のやりとり(6/20の21:35)ではほぼ解決したものと思いましたが何かの加減で気が変わってしまったようです。非常に残念なことです。
※余計なことかもしれませんが、その際のメール本文を参考までにお知らせします
【こんにちわ。「良心を傷つけられた思いです。」とのことで驚いています。いやな思いをさせてしまったようで誠に申し訳ありません。もともと私としてはそのようなつもりはなかったのですが、こちらの持論を一方的に押し付けてしまったのかなと反省しています。実は裁判することも考えておりました。今は少額訴訟制度というのがあって、裁判すれば必ず勝つだろうし、弁護士の手を煩わせずに自分で手続きすれば、裁判の勉強にもなるし…と。しかし、よくよく考えると、裁判で勝って手に入れたアンプを毎日眺めていても音楽は楽しくないだろうなぁと思いました。私は中学生のころから音楽を聴きはじめ40年以上になります。ラックスをお持ちの盛様もそれなりの音楽歴があるだろうし、そのような方といざこざで裁判沙汰になるのはお互いにやだろうなぁ…と。そこへ盛様から「良心~」のメールをいただきびっくりした次第です。一方的に私の主張はしましたが、良心を傷つけるつもりは毛頭なかったからです。知らない間に人を傷つけていたんだと愕然とした次第です。よくよく考えると、本当に無責任な出品者であればお金を受け取って商品を発送したら「あとの責任は知らん」と連絡もしてこないだろうなぁ。それに比べると盛様は誠意をもって毎回対応していただいているんだ、と。お怒りになった際にも落札金額と経費を全額払うと断言していただいているのだから、やはり誠意もあるし、責任感もあるのだなと思いました。
やはりこちらの失礼をお詫びし、お互いに納得してキャンセルの手続きをさせていただきたいなあと思った次第です。私としては盛様の良心を中傷するつもりは全くなかったのですが、結果的にご迷惑をおかけして誠に申し訳ありませんでした。帰宅したらラックスから連絡が入ってまして、返送料は6300円とのことでした。
落札金額     51,000円
送料(青森→埼玉) 1,180円
送料(埼玉→横浜) 1,180円
見積料        3,150円
荷造・送料      3,150円
送料(埼玉→青森) 1,180円
合計60,840円です。
本来は私が菓子折りを持ってお詫びに上がらなければならないのですが、盛様のところへはちょっとうかがえません。そこで3,000円を差し引いた57,840円お送りいただければアンプをお送りします。
もちろん、その後オークションに出していただいても結構です。
3,000円で美味しいものでも召し上がっていただければ幸いです。
また、評価は「良い」に変更し、以下のようにしたいと思います。
「正常動作品とのことでしたが故障品でした。そこでお互いに納得したうえでキャンセル扱いとしました。商品を入手できなかったことは残念ですが、返金手続きを含めて最後まで誠実に対応していただき、責任感があり安心して取引できる方です」
たかがオークションくらいのことで人を傷つけるなんてことがあってはならず、誠に申し訳ありません。
盛様のお怒りはすぐにはおさまらないと思いますが、私の失礼を重ねてお詫びいたします。
少しでもお怒りが収まってきて上記条件で良いと思っていただきましたらご連絡いただけると助かります。それではご連絡をお待ちしています。】
いずれにしましても、こうなった以上は、ご助言いただいたことを念頭において答弁書を作成して参りたいと考えております。

お礼日時:2011/08/13 17:21

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