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銅鍋の熱伝導性の良さを聞き、
このほどようやく念願かなって、銅製やかんと寸胴を購入しました。

しかしながら
どちらも使用してみて、これといって調理時間が速くなった気がせず
やかんを使って沸騰の速さを調べてみました。

2Lの銅製やかんと、2.3Lのステンレスやかんでの比較です。

どちらにも1Lの水を入れ、何分で100度になるかを調べました。

同じ火力で
最初に銅製やかん・・・10分
次にステンレスやかん・・・8分
コンロの五徳が温まっていたせいかと
再度銅製やかん・・・8分

という結果でした。

この商品が銅製なのか、疑問にも思えてきます。
銅製かどうかを調べる方法などありますでしょうか。

それとも、銅製であっても沸騰速度など
まったく他と相違ないものなのでしょうか。

調理時間を短縮したくて銅を購入したので、少しがっかりしています。

A 回答 (2件)

熱伝導率は、ほぼ、下記です。

ほぼと書いたのは、ステンレス・銅といってもいろいろな種類があるからです。
ステンレス 16 [W/(m・K)]
銅     372 [W/(m・K)]
これを見れば、銅の熱伝導率はステンレスの20倍以上もあることがわかります。だから、20倍も速くお湯が沸く?なんてことは、ないよね。

伝熱量は、次の式で示されます。

q=UAΔt

q:伝熱量[W]
U:熱貫流係数[W/(m^2・K)]
A:伝熱面積[m^2]
Δt:温度差[K]

です。
したがって、伝熱量は、A(鍋の過熱部分の面積)とΔt(鍋の外側の金属表面の温度と中の水の温度差)が等しければ、Uにによることになります。

Uは、熱伝導率とは次の式で表されます。

1/U=L/k+1/h

h:鍋の内側の熱伝達係数[W/(m^2・K)]
k:熱伝導率[W/(m・K)]
L:厚さ[m]

条件によって変わりますが、hは数100[W/(m^2・K)]程度でしようから、仮にh=500[W/(m^2・K)]、
鍋の厚さL=1[mm]=0.001[m]とすれば、

ステンレス
U=1/(0.001/16+1/500)=485[W/(m^2・K)]

U=1/(1/372+1/500)=499[W/(m^2・K)]

となって、3%も違わないことになります。
この計算が正しいとすれば、ステンレスで10分かかるなら、銅なら9分43秒という話になる。
hが500[W/(m^2・K)]より大きければさらに差が縮まります。

あなたのやった実験条件では、とてもこんな差を検出できるようなものではありません。
条件を厳密に整えなければ、その差を検出することは、出来ないですね。
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そんなもんでしょう



質問の実験で明確な差は現れないでしょう(他の要因の影響もあり、やかんの素材の影響が確認できることは無いでしょう

>調理時間を短縮したくて銅を購入したので、少しがっかりしています。

質問者の思い込みによる判断ミス
厳密な実験でなければ有意差は観測できないレベルです
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