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熱の放熱量をしりたいのですが、その時の熱の放射率とはどういう意味ですか?
また木材や樹脂は、「1」に近い値ですが、金属類は一ケタ小さい率ですよね。
どういうことか教えてください。

A 回答 (1件)

これはその温度に相当する波長の赤外線での「黒さ」だと思って下さい。


ある物体からの熱放射のし易さというのは、逆にその熱線の吸収し易さと同じです。
金属は光沢があり光を反射しますが、赤外域でも反射率が高く、つまり放射率が低いという事です。
魔法びんは(最近はほとんどステンレスになってしまいましたが)2重のガラスで真空にして更に銀メッキがしています。
真空なのは空気による熱伝導を防ぐ為ですが、銀メッキは放射による熱伝導を防ぐ為です。
銀は可視光はもちろん赤外線領域でも反射率が高く(つまり放射率が低く)放射による熱伝導が低くなります。

放射と吸収の関係がピンとこない場合は、こんなものをイメージして下さい。
テレビでもラジオでも、アンテナはその周波数(波長)が良く受信できるように長さ他が調整されています。
無線機のアンテナも同様ですが、無線機は受信だけでなく送信も同じアンテナでします。
つまり、ある波長で受信(吸収)しやすいアンテナはその周波数で送信(放射)し易いんです。
電波も熱赤外線も同じ電磁波ですからその波長が違うだけで原理は同じです。
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この回答へのお礼

わかり易いご回答を頂きありがとうございます。
ということは、金属より樹脂や木材の方が、放射率が高く、熱放熱を考える上では、樹脂や木材は放射放熱は無視できないのですよね?
また、教えてください。

宜しくお願いします。

お礼日時:2011/08/29 08:57

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